子房肥大

今のベリーAです。

 ベリーAの場合、一回目のジベレリン処理が適期(満開前約13日)に行われると、花は左下のような「子房肥大(しぼうひだい)」になります。

少しずれると右側の写真のように花が咲きますが、雄花が長く伸びていることでジベレリンが効いているのがわかります。これもちゃんと種なしになります。

 

花冠の取れ方がそれぞれ違って、子房肥大の方は花冠の上がパカッと割れ、普通咲きの方は、通常通り花冠を下から脱ぐように外れます。

 

一番大きな写真は、観察用に房をそのままにしたもので、全部の長さは30センチほどになります。実際に使うのは先端数センチのみなので、この後すぐに切り込みました。