重石をしない梅干し漬け

今日は梅干しをつけました。

これは買ったものです。紀州の梅・・・美しすぎる・・・

「梅干しをカビさすと縁起が悪い」と言われているようですが、過去、何度カビさせてしまったことか・・・。

重石をしても、放っておくとわずかな空気の隙間からカビが発生します。

何より私にとっては、この「重石」ってハードルが高いんです。

「最初のうちは重ためで、水が上がったら軽めで・・・」って・・・それぞれちょうどよい重石って家の中になかなかないもので。「塩の袋でいいのよ」って言われて、塩を重石にしたら、水が上がってびしょびしょになったり。

 

で、えい、面倒だ!と、最近は重石を使わないで漬けています。

 

1)漬物用の丈夫な袋に、水洗いして水けを拭き「へた」を取った梅を入れて、上から分量の塩を振りかけます。

2)口の部分をゴムなどでしっかりくくって仕込み完了。

3)次の日には梅酢が出てきて下の方に溜まるので、ビニールごとゆっくり梅をごろごろとかきまぜて、梅酢を全体に回します。

4)→これを毎日続けると、梅酢に梅が浸るようになるので、一度ビニールの口をあけて空気を抜き、再びゴムでしっかりくくります。

土用干しまで、できるだけ毎日梅酢を全体に回します。

梅が柔らかくなってきたら、そおっと揺らす感じで。

梅が梅酢に浸かっていたらカビそうに思えないのですが、どこかが空気に触れていて、意外とカビます。

 

注意事項としては、

1)ビニールが破ける事があるので、プラスチックのたらいなどにいれておく。

2)混ぜる時に、口の部分を下にすると梅酢が漏れるので、気を付ける。

 

でも、一番大事なのは、多少の失敗も、へこたれない事かも。