ブドウ畑の柵の下に大きな穴が開いていました。
アナグマの掘った穴です。
右上は昨年観察カメラに映ったアナグマです。
鼻は白いですが、ハクビシンではありません。
アナグマというだけあって穴掘りの名人です。
身体全体をつかって、がっがっと豪快に穴を掘ります。
アナグマが樹に登ってぶどうを食べるのか食べないのか・・・諸説あって結論は出ていませんが、一般的には穴を掘るだけのようです。
でも、この穴を通ってテンなどが入り込んでぶどうを食べるのは確かなので、穴を見つけてはブロックなどでふさぎ、また、別のところに見つかったらふさぎ・・・まさにいたちごっこです・・・アナグマだけど・・・
以前、入り口がわからず、あっという間に100個以上のぶどうを食べられた事があります。
これからぶどうが熟すにつれて美味しい匂いに誘われて、夜な夜な山の奥からいろんなお客さんが来場します。
食べた分だけお金払ってくれたらいいのに・・・
アナグマは別名「ムジナ」というそうで、昔は食用にされていたそうです。意外ですが「美味」なんだとか。素人に手出しできる代物ではありませんが・・・
繁殖力は旺盛だそうで、年々脅威は倍増しています。
日中でもうろうろしているのに遭遇することがあります。
是非、ジビエメニューの鹿・イノシシに肩を並べてほしいものです。