昨日大豆を収穫できたので、急いで麦を蒔きました。時期的にはかなり遅いと思われます。
大豆の畝をそのまま使って、蒔き溝を掘ります。で、今日は一人で畝立てや撒き溝を掘る方法です。
道具は左上。紐をくくりつけた棒一組と、右上のように片方に切れ目を入れた棒2本。
1)まず紐をくくりつけた棒の片方1を畝の最初に差します。
2)隣の畝の所に切れ目を入れた棒4をあらかじめ置いておきます。
3)畝の端まで紐を伸ばして、切れ目を入れた棒2に紐をまたがせて土に差します。2-1 2-2
4)紐をくくりつけた棒のもう片方の棒3を次の畝の端に差します。
5)まず、2から1に向かってクワで溝を掘っていきます。
6)1まで掘ったらその場で紐を引っ張ります。そうすると、2の棒が抜けます2-3
7)次の畝ではあらかじめ置いてあった棒4に紐をまたがせて土に刺し、さらにその隣の畝に最初に刺した紐付きの棒1を刺します。
8)次の畝は4から3に向けて溝を掘ります。
・・・これを繰り返していきます。
ポイントは紐にまたがせて刺す棒をしっかり刺しておくこと。それから、1~2・3~4の間はなるべくしっかり紐を張ります。
一方、2~3・4~1の紐は緩んでいても大丈夫ですが、次の畝に刺す際は、掘る溝の位置を考えて調節します。
これは、15年ほど前に神奈川県に住んでいた頃大豆と小麦の蒔き方などを教えてくださった方から聞きました。この方法だと目印の紐を隣の畝に張り直す際に、行ったり来たりする必要がなくなり、効率よく作業が進みます。