カイヅカイブキの先祖返り

今日の写真はカイヅカイブキです。引っ越してきた時に既に庭と自宅の間に20本ほど植えてありました。

カイヅカイブキはこまめに剪定しないとどんどん大きくなります。引っ越してきた当初、すでにかなり繁茂していました。

 

カイヅカイブキの葉は通常上の写真のように柔らかい「紐葉(ひもば)」または「鱗形葉(りんけいよう)」ですが、強く剪定すると下の写真の様なちくちくした「針葉(はりば)」または「針形葉(しんけいよう)」になります。これを「先祖返り」といい、品種改良前の姿が出てくるのだそうです…とはいえ、繁茂したままでは困るので、毎年悩みながら剪定していました。

 

また、カイヅカイブキのような「ビャクシン類」は、ナシの「赤星病」の病原菌の中間宿主になるそうです。

 

いろいろな意味で、今、伐採作業を進めています。

聞くところによると、この家が建った頃の70年前に植えられたとか。70年間ごくろうさまでした…伐採しながら手を合わせています。