ぶどうの害虫・カミキリムシの幼虫(「イモムシ」と「幼虫」の違い)

今日の写真はぶどうの害虫「カミキリムシ」の幼虫です。

ヤマブドウは農薬を使っていないので、いろんな害虫の被害にあいます。

 

ここのところ風の強い日が多く、そんな天候の後は、折れて葉のしおれた枝が何本も目につきます(写真左下)。しおれた葉の枝を辿って元気な葉の境界線に折れた部分があり、そこにカミキリムシの幼虫が入り込んでいることがあります。

 

写真右下の矢印の先。よくよく見ると折れています。上の写真はこの部分。幼虫は最初頭だけ出して枝の中に入り込んでいました。

 

ところで、カミキリムシの「幼虫」は「イモムシ」と呼ばないんですね。芋のような形をしているから「イモムシ」と呼ぶんだと思っていましたが、「芋の葉っぱを食べる虫」から「イモムシ」と呼ぶようになったのだそうです。

 

たまにカブトムシや蜂の幼虫も「イモムシ」と呼ぶ場合もあるそうですが、本当は蝶や蛾の幼虫のことを「イモムシ」と呼ぶそうです。

 

そういえば、こんな風にぶどうの蔓などに入り込む虫を「ぶどう虫」と言いますね。釣りの餌にもなります。ぶどうのつるは甘いので、虫も甘いのでしょうか…