麦の脱穀

開店準備も忙しいのですが、合間をぬって今日は麦の脱穀の仕上げをしました。

 

先日足踏み式の脱穀機で脱穀した麦。全部の粒が完全に穂や殻から外れていないので、唐箕をかける前にふるいでしごいて外します。外す作業の後、さらに何回かふるいにかけ、場合によってはふるいの網目を変えてふるうと、だんだん殻などが漉されてきれいになっていきます。

 

その後、少しずつ「てみ」に取ってあおり、軽い部分をさらにより分けます。「てみ」にとる分量やあおる角度、あおる高さなどは自分の持てる重さなど考えながら調整します。

 

そこまできれいにした後に「唐箕」にかけると作業が楽です。「唐箕」のかけ方もなかなか難しく、入れる分量や口を開ける巾など、まだまだ試行錯誤中です。

 

どの作業でも大事なのは、必ず下にシートを敷いておくこと。何かの拍子に下にこぼれた時、地べただと石や土が混じって大変な思いをすることになります。写真では粒の出口にビニール袋を取り付けてありますが、このビニール袋も裂ける場合があるので、必ずシートの上で作業をします。

 

それから、ほこりすごいのでマスクも必携。ノゲがチクチクするので、農作業用の手袋の上に炊事手袋をして作業をしました。

 

ここまでやっておいて、保存はビニールに入れて、さらに衣装ケースに入れます。ビニールだけだと必ずネズミが来ます。衣装ケースも万全とは言えません。一番良いのは缶だそうですが、ちょうどよいのが無いのでとりあえず…。米櫃用の防虫剤や除湿剤も必要かも?時々見て、虫などがいたら取り除きます。麦につく小さな「蛾」が必ずいます。