数日前、秋晴れの日、庭先の電柱に一羽のトンビがとまっていました。トンビの鳴き声は、よくドラマなどで田舎のショットと共に象徴的な効果音として必ずと言っていいほど使われます。実際、しょっちゅう聞こえます。
トンビはあまり羽ばたかずに大きな羽を広げ、上昇気流を捉えて悠々と空を滑空します。狙われているようで少し怖い気もしますが、その姿があまりにもかっこよくて気持ちよくて思わず見とれてしまいます。
そんなトンビですが、カラスにちょっかいをだされて追いかけ回されている姿を時々見かけます。
どう見てもトンビの方が身体が大きいように見えるのに、やっぱり集団で行動するカラスには、気迫負けしてしまうのでしょうか。写真のトンビも羽が少しぼろぼろに見えます。
湘南の方では、人間のお弁当などを集団で横取りするトンビが問題になっているようですが、この辺りのトンビは単独で行動しているようです。
人間の勝手なエゴなのかもしれませんが、思わず「とんび、がんばれ!」と応援したくなります。