納豆菌の培養

今日は、以前から取り組んでみたかった、畑に撒くための納豆菌の培養を始めてみることにしました。

 

納豆菌はとても元気な菌で、高温では120度にならないと死滅せず、低温では-100度でも死滅しないのだそうです。

 

増殖に最適な温度帯は27度~37度。増殖可能な温度帯は5度~50度だそうです。食用の納豆を自作する場合は45℃で24時間。多分、他の雑菌の増殖を抑えるためと思われます。増殖にはたくさんの空気も必要です。

 

畑に良いとされる菌は、納豆菌の他に酵母菌・放線菌・乳酸菌・根粒菌・光合成細菌その他いろいろありますが、それぞれ働きが違って、また、作物や畑の状態によっても適した菌が違うそうです。

 

納豆菌の役割はたくさんありますが、平たく言うと悪玉菌を淘汰したり、植物に有用な物質を生成したり、カビやヨトウムシなどを減らしたりetc…なかなかの働き者です。

 

納豆菌の培養は、「納豆菌」と「砂糖」と「豆乳」と「塩素を除いた水」を使うのだそうです。その他に増殖の為に「空気」と「温度」が必要なので、「熱帯魚用のヒーター」と「エアポンプ」なども必要です。器具の但し書きには「観賞魚の飼育以外には使用しないように」とあるので、自己責任で安全に配慮しつつ使用する必要があります。

 

いろいろな資料を調べながら、「配合は?」とか、「保温の方法は?」などなど、資料の行間を埋めながら資材を集めてみました。費用等は後日一覧でお知らせします。

 

今日は、下調べと資材調達で終わりました。

いよいよ明日は培養開始…できるかなぁ?