連なる稜線・国道179号線 西栗栖~新宮町

三日月方面から龍野方面に車で行く際、国道179号線を通ります。私はこの区間が大好きです。佐用を南下し、相坂の峠を越えると、なだらかな稜線がカーテンのように左右に連なり、前に進むにつれて次第に平野が開けていきます。春夏秋冬、季節ごとに衣替えをして、いつ通っても違う表情で迎えてくれます。

 

この山々の連なりの感覚を表現する言葉を探しているのですが、良い言葉が見つかりません。「雄大」というには女性的です。でも大きな懐に抱かれるような感覚ではあります。それから、稜線が次々と遠くから開けていく感覚は、バレリーナの群舞のようでもあります。

 

でも、どうかくれぐれも安全運転で。