イラガの繭とカマキリの卵のう

梨についていたイラガの繭とカマキリの卵のうです。真ん中に三つ丸っこい鶏卵のような形をしているのが、害虫の「イラガ」の繭です。下の方の緑の園芸支柱と枝の間にまたがってい張り付いているのが益虫の「カマキリ」の卵のうです。チョウセンカマキリの卵のうと思われます。

 

イラガは6月頃羽化した成虫が果樹などに卵を産み付け、それが孵った幼虫たちが7月~8月頃集団で葉っぱを食い荒らす害虫です。しかも、幼虫は毒のある毛を身にまとっているので人間が触ると刺激のある痛みを与える厄介な害虫です。

 

イラガの繭は、こういった樹木以外にも、時おり近くにある波板の隙間や、ブロックや建物の柱や壁などにも張り付いて越冬しています。いろんな所を見回ってはがして焼却処分します。調べてみたら、イラガの繭にも毒があるのだとか…知らなかった…今まで素手で取っていましたが、これからは手袋を使う事にします。