ぶどうのツル取り

今日の写真、何かわかる人はなかなかの通です。正解はぶどうのツルです。

 

夏、ぶどうの生育中、どんどん伸びる枝や葉、美味しい果実とともに、ツルもいっぱい伸びます。ほとんどは生育中に切り落としていきますが、それでも間に合わなくて伸びてしまったツルが、針金や網に絡まって冬を越しています。

 

この残った古い「ツル」。実はぶどうにとってよくない菌が潜んで越冬しているそうです。…なので、これも一つ一つ見つけて落としていきます。

 

ぶどうの樹、一本につき誘引などの為に畑の端から端まで渡されている針金の線12本と、雨よけのビニールをかぶせる何本ものトンネルの針金、それから数メートルおきに横に渡された針金、そして、鳥よけ網…。ぶどう畑を登ったり下りたりしながらひとつひとつ点検しては、ツルを落としていきます。

 

一日中登山している感じです。おかげさまでよく寝られます。

 

…ところで昨日と一昨日の山鳩。今日も寒風の中、定位置にず~~~~~っといました。…こんなにず~~~っと居て、ちゃんと食べてる?…とか…だんだん心配になってきます。野生の生き物なのでエサをやるわけにもいかず…ただただ見守るのみです。