月と木星の最接近とガリレオ衛星

今日は月と木星が最接近していました。上の写真の左が月。右下のちいちゃい点が木星です。下の写真はその木星を高倍率で撮った写真です。

 

木星を高倍率で撮ってみたら、周りに4つの星を従えていました。調べてみたら「ガリレオ衛星」という事がわかりました。

 

昔、ガリレオが木星の周りのこの4つの星を観察し、木星の周りを周っていることを証明して、コペルニクスの地動説の裏付けとなったそうです。

 

ガリレオ衛星の名前を見ると、「イオ」「エウロパ」「ガニメデ」「カリスト」…。古いですがマンガ家の「萩尾望都」さんの漫画に出てきた名前もあって、なんだかロマンを感じてしまいます。

 

木星…といっても、なかなかどれだかわかりにくかったりしますが、月との最接近のイベントのおかげで、ガリレオ衛星の撮影ができました。

 

ところで、毎年の夏のイベント、ペルセウス流星群ももうすぐです。観察するのなら、来週13日の早朝が一番よいのだそうです。

 

この時期はほぼ一晩中満月に近い月あかりで、流星群が見えにくくなっていますが、月が没する3時頃から空が白む頃までなら、空も暗くて絶好の観察環境なのだそうです。…台風が来ない事を願って…