「月と木星の接近」と「地球照」

日没直後、三日月と木星の接近しているのが見えました。写真には入っていませんが、三日月と木星のやや延長線上、月と木星の距離の5倍ほど先に土星があって、3つの星がほぼ一直線上に見えました。

 

月の欠けた部分が木星の方向を向いているので、なんだか月と木星がお話ししているように見えて、なんだかほっこりします。

 

月の欠けた部分を拡大してみると、まんまるい月の輪郭がぼんやりと見えます。「地球照」というのだそうです。うっすらと月のウサギも見えます。

 

地球でも満月の月あかりは、あたりを明るく照らしますが、月から見た地球は、大きさが月の4倍近く、そのうえ大気があるために光の反射率も高く、月の75倍ほど明るく見えるのだそうです。

 

2日後の11月2日(土)は、今度は土星と月が接近します。11月6日(水)は、おうし座流星群が極大。11月28日(木)の夕方には再び月と木星が接近し、その先に金星が並んで見えるそうです。

 

日々いろんな風景を見せてくれる星空。ふと夜空を見上げて、たまたま素敵な天体ショーに会えると、なんだかとっても幸せな気分になります。