農作物の天災被害とそれを支える人々

秋も深まってきました。連日、水害被害に見舞われた地域のニュースが報じられています。そんなニュースをみるにつけ心が痛むとともに「明日は我が身」と覚悟させられます。

 

実際に農作物が泥にまみれているニュースなども報じられていますが、ニュースでは大きく報じられないものの、今年は雨続きだった地域の農作物は全般的にとても厳しい年だったのではないかと思われます。

 

今年、様々な地域で、梅雨の時期からずっと尋常ではない雨が降りました。「お日さまが照らない」…そのことでどれだけの農家が泣いているかと思います。手を抜いたわけではない…むしろ、天候が不順なせいでより手がかかり、資材費もかかり、それなのに売り上げはあがらない…。

 

消費者だったころは「買わない」という選択肢を選ぶだけでよかった。美味しくできた産地から買えばそれでよかった。

 

ぶどうの産地に来て、ここで農業を始めて、つくづくそれを支える方々の暖かさを知りました。自分たちの愛する農産物に対し、どんなときも変わらず買い支えてくださる。様々な状況の変化によって農作物がどれだけ左右されるものなのかを、理解してくださる人たちがあってこそ成り立つものなんだなぁと、つくづく思います。

 

もちろん、そう思って頂けるためには、農家の日々のたゆまぬ努力があってこそ!さぁ!今日もがんばろ~!!