高密度ポリエチレン

ローストビーフを仕込もうと思ってふと、肝心なものを忘れていたことに気が付きました。

 

低温調理に使う「ポリ袋」です。

 

料理教室では「アイラップ」という商品を紹介されました。少し前まで、普通のポリ袋として使っていたものが、まさかそんなに高機能なものと思わず…使い切ってしまっていました。

 

…そう思えるほど、他のポリ袋と比べても安価でした。

 

ただ、どこで買ったか定かでなく、佐用のスーパーをうろうろしていたら、意外とあるんですね…低温調理ができるポリ袋。

 

上の写真の左側は佐用の「コスモス」、右側は「コメリ」で買いました。コメリには前出の「アイラップ」もありました。

 

どうやら「高密度ポリエチレン」というのがあるんですね。他のキッチン用ポリ袋は普通に「ポリエチレン」とあり、耐冷温度のみ表記がありますが、低温調理に使えるものは耐熱温度も表記されています。

 

「低温調理」「湯せん料理」でググってみると、いろんなレシピが出てきます。

 

 

低温調理は、低温でじっくり加熱することで肉のたんぱく質が柔らかくジューシーに仕上がります。それから、湯せん料理では、一つの鍋でいろんな料理が同時に作れます。

 

考えたら、この「高密度ポリエチレン」…防災グッズに入れておいてもいいかも。

 

たかがポリ袋…されどポリ袋…。定番のポリ袋に、知らない間にすごい革命が起きていたんですね。

 

既存の価値や常識に縛られない研究者の方々の、柔軟な発想力と探求心に、改めて感動します。