ブルーベリーの敷き藁

庭にこんもり…敷き藁の巨大なベッドが出現しました。写真ではわかりにくいのですが、玄関先のブルーベリー畑です。

 

ブルーベリーは寒さには強いのですが、乾燥に弱いので、たっぷりと畑に有機物を入れます。繊維質は適度に水分を調節してくれます。

 

うちは少人数で経営している都合上、ぶどう狩りをご提供することが難しい。…でも、○○狩りっていいですよねぇ~…ほんのちょっとずつでも体験できないかなぁ~…というわけで、ほんのちょっとだけブルーベリーを育てています。

 

…でも、昨年は天候の加減で、ブドウの時期にはブルーベリーは全て終わってしまいました。ぶどうの時期に合わせたいな…と、なるべく晩生のものを植えていますが、なかなかぶどうの時期にうまく合いません。

 

今年はどうかなぁ~……なにぶん、量も少ないので、「体験できたらラッキ~」という程度に思って頂けたら助かります(^ ^;

 

塩こうじと醤油こうじ…できたかな?

1月23日のブログでご紹介した塩こうじと醤油こうじ。仕込んでから1週間ほど経つので、できたかなぁ~と思って、ハンドミキサーにかけてみました。…が、なんだかつぶつぶ感が…

 

試食してみたら、やっぱりちょっとざらつきます。味もまだ少し塩気がつんつんするような気がします。

 

ちょっと早かったかも?…でも、まぁいっかぁ~…というわけで、しばらく冷蔵庫に入れないでまぜまぜしながら様子を見てみることにしました。

 

生こうじも、スーパーで買うのと糀屋さんで買うのとでは水分量などがちがうのでしょうか。気温の差もあるかもしれません。でも、この違いが、また、面白いですね。生きてる!って感じです。

 

このとんがった塩気も変化するのかなぁ~…。素材や状況が違うと、違う変化があって、なんだか冒険。わくわくします。

 

ちなみに、850gの米糀で、出来上がりはそれぞれ2リットルいっぱいいっぱいほどになりました。写真の容器は家にあった有り合わせ。1.4リットル入りなので、余った分は小さなタッパーなどで保管しています。

シイタケの季節

ぶどう畑の端っこ、日陰でぶどうが育たない一角に、シイタケの原木を置いています。

 

久しぶりに見てみたら、なかなか立派なシイタケがにょきにょき。やった~!…というわけで、今晩はシイタケ料理です。

 

「料理」…といっても、この手のシイタケが入ったら、この料理方法以外浮かばないといっていいくらいの料理が「素焼き」です。

 

お皿のようにアルミホイルを折って、その中にシイタケを入れて焼きます。ひだひだの方をグリルで10分ほど、裏返して7分ほど。(グリルじゃなくてもトースターでもいけるかも。)

 

味付けは粗塩をやや多めに振りかけて。…あ~!しあわせ~!

 

 

 

ナガコガネグモの卵のう

葉っぱの落ちたブルーベリーの枝に、ちっちゃなガイコツのようなオブジェがぶら下がっています。ナガコガネグモの卵のうと思われます。

 

卵のうの下に、さらに葉っぱがひっかかってぶら下がっています。なんだか外套をまとったガイコツの子どものようです。葉っぱが風にゆられると卵のうもゆらゆら…。風に戯れているようにも見えます。

 

中を覗いてみましたが、空っぽかな?もうどこかに散ったのかな?

 

コガネグモの卵のうは、ホットサンドのような形をしています。ナガコガネグモとは成虫の形も名前も似ていますが、卵のうは個性があります。

 

醤油麹で簡単ホルモンうどん

佐用のB級グルメ「ホルモンうどん」。ホルモンうどんで有名な「ふじ」さんのホルモンうどんが美味しくて…。で、今日は雨。しかも相方が用事で遠出しているのをいいことに、お昼は実験料理です。

 

イオンで塩だれの味付けホルモンと生うどん玉を買って来ました。味付けホルモンには長ネギも添えてありました。本当はお野菜とか入れたら良かったのかもしれませんが、今回は手抜きでこれだけ…でも、そこそこ美味しくできました。醤油麹…万歳!!

 

  1. 生うどんはやや堅めに茹でてざるにあけておきます。
  2. フライパンを温め、オリーブオイルをしき、肉を入れた後、料理酒を振りかけて中火でじっくり焼きます。
  3. 肉の中までよく焼けたら、一旦皿に空け、同じフライパンでそのまま、茹でておいたうどんを入れ、上からオリーブオイルをお好みで振りかけます。
  4. うどんが温まったら、醤油麹をお好みでティースプーン1~2程度入れます。
  5. 醤油麹が全体に回ったら、肉を戻し、ひと混ぜして皿に盛ります。
  6. お好みでニンニクのすりおろし(チューブのニンニクペーストも可)や、ゆずの皮のすりおろしをかけて頂きます。

 

クサグモの卵嚢と「バイオミメティクス」

こちらは、キンモクセイにくっついている匠の技。クサグモの卵嚢と思われます。ひなまつりなどで飾られるつるし飾りのようです。

 

蜘蛛の糸は夢の素材と言われているそうです。強度は鉄鋼の4倍・伸縮性はナイロンを上回り・耐熱性は300度を上回る…山形県の鶴岡市に拠点を置くベンチャー企業が、蜘蛛の糸の特性を生かした新素材を開発したのだそうです。

 

最近「バイオミメティクス」の世界が気になっています。例えば「タマムシ」の色は実際に色がついているわけではなく、透明な層が何層にも重なって生み出される「構造色」というのだそうです。

 

構造色は色がついているわけではないので、退色しにくいのだそうで、その特性を生かして、構造色を持つ繊維や車の塗料に応用されているのだそうです。国宝の曜変天目茶碗も、この「構造色」だと言われています。

 

また、新幹線の開発者に日本野鳥の会の会員の方がいたのだそうで、500系新幹線の騒音対策にフクロウの風切り羽の構造やカワセミのクチバシの構造を参考にされたとか…

 

そういえば、ぶどうの害虫「アカガネサルハムシ」もタマムシのような色を持っています。あれだけ派手な色なのに、新芽に紛れて保護色となります。光の加減で微妙に色が変化するので保護色となり得るのかもしれません。

 

生物の世界は、かなり最先端の科学を持っています。

 

ヘーゼルナッツのミノムシ

ヘーゼルナッツの花芽に混ざってちょっと風変わりな芽が…いやいや、芽ではなく、ミノムシです。

 

このミノムシはやや大きめ。ミノムシの大きさは様々で、1センチに満たないものもあります。

 

このミノムシ、実は新芽が出るのを狙っています。ぶどうでも広がりかけた新芽に食らいついて、せっかくの新芽を台無しにしてしまいます。

 

今は何の変化もない木ですが、ぶらぶら見て回るのも大切な作業です。木だけではなく、近くに置いてあるブロックや支柱、獣避けの波板などにもくっついている時があるので、ぶらぶら&きょろきょろしながら歩きます。

 

ヘーゼルナッツの雄花 part2

昨年11月27日のブログでヘーゼルナッツの雄花を載せました。今日の写真は今の雄花の状態です。ここにたくさんの雄花が房になって咲くので「雄花穂」と言います。

 

ヘーゼルナッツは資料があまりないのですが、どうやら栗に似ているようなので、栗の育て方を参考にしています。

 

栗は、前年の夏に雄花穂が分化し、翌年の春に雄花穂の基部に雌花が分化。その年の秋に実が熟す…とあるので、これは狂い咲きではなく正常な成長過程のようです。

 

栗の花芽は、日当たりのよい樹の外側に花が咲くのだそうです。うちのヘーゼルナッツの雄花穂も、ほとんどが昨年伸びた細い枝の先端にぶら下がっています。

 

それにしても…果実を生らせている時期に、着々と次の花芽の準備が進んでいる…果樹の堅実な生活サイクルには脱帽です。

 

今年こそ、ヘーゼルナッツが生るかも?…楽しみっ!

 

塩こうじと醤油こうじの仕込み

昨年末、習ってきた塩こうじと醤油こうじ。美味しいし簡単なので、少し多めに仕込みました。

 

スーパーで買ってきた「生糀」一袋850グラムで仕込み。今回4リットル入るタッパーに入れました。でも、少し大きすぎ…半分ほどでも良かったかも…?

 

できあがるのは1週間か2週間後ですが、仕込みはあっという間に終わってしまいます。机にかじりつく日々、ちょこっとこんな楽しみをするだけで、気分転換になります。

 

毎日かき混ぜながら…ちょいちょい味見しながら…その変化を楽しみながら…出来上がるのを心待ちにするこの時間も、素敵な時間です。

ロウバイの花と 種のゆりかご

ロウバイの花が咲き始めました。枝の所々に、精巧な匠の作品がぶら下がっています。果肉が落ちて筋だけになったロウバイの実です。この実の中に種が入っています。なんだか種のゆりかごのようです。

 

「ロウバイ」は漢字で書くと「蝋梅」…「梅」とありますが、「バラ目」ではなく「クスノキ目」…「梅」よりも「モクレン」に近い植物です。実には毒があるそうで、食用にはなりません。

 

もともとこの家の玄関先には蝋梅が咲いていました。駐車場を広げる時に移植しようとしてうまくいかず…でも、寒い時期に真っ先に咲いて、幸せな香りを楽しませてくれる蝋梅が恋しくて、昨年の秋、改めて鉢植えを買ってきて育てています。

 

花の時期には玄関先で楽しみたい…でも、玄関先に適当な植える場所がなくて、まだ鉢植えのままです。どこかに植えてあげたいなぁ~…と、一年越しで悩み続けていますが、まだ答えが出ません…

 

アンズの新芽

久しぶりに新芽シリーズです。今日の新芽は「アンズ」。こちらもやっぱり「バラ科」です。

 

アンズは花芽と葉芽。…はっきりと断定してよいのか迷いますが、丸っこいのが花芽で、下の写真の下の方のカメの頭みたいなのが葉芽と思われます。

 

新芽が密集しているので、なんだか大家族のようです。

上の写真は両手と背中に子どもを背負っているお母さんみたいだし、下の写真はジャングルジムに群がっている子どもたちのようにも見えます。

 

こちらはモモと違って綿毛を身にまとってはいません。甲冑のような外見と、わしゃわしゃと群がっている様子が、野性味あふれてたくましい感じです。

冬の分担作業

ぶどう畑では、今、新しい苗を植える穴を掘っています。穴掘りはとっても大変なので、時々カヤを集めたりしています…これもなかなか大変ですが、同じ作業をするよりは別の作業を組み入れた方が、体への負担が違います。相方は日々湿布薬の香りに包まれて就寝しています。

 

一方で、いよいよ確定申告の時期も迫ってきました。その他に、この時期やっておきたい事務仕事もあって、自宅での仕事も大事な作業です。…こちらは座りっぱなしで腰が痛い…。

 

農業仲間とのやり取りの中でも、そんな話題が出てきます。みなさん机にかじりつく時間が長くて大変です。

 

とりたてて写真もないので、相変わらずの事務机からの眺めです。ほんとに、この景色に救われます。

小刀制作講座(岡山 備前おさふね刀剣の里・備前長船刀剣博物館)

佐用は岡山との県境にあるので、岡山のイベントにもわりと気軽に行けます。

 

岡山には有名な刀剣の里「長船」という所があります。相方はこの冬、ぶどう畑の作業の合間に、長船で行われている「小刀制作講座」に通っています。

 

今回は2回目。全体を磨き上げて「銘」を彫ってきました。「ただでさえ字に自信がないのに…」といいつつ、嬉しそうに見せてくれました。

 

ただただひたすら何時間も同じ作業を続けて…って、ぶどう畑とおんなじ…。この人はほんとにこういう作業が好きなんだなぁ~とつくづく思います。

 

あと何回か通わないと出来上がらないのだそうです。「名刀」とまではいかないまでも、せめて「迷刀」にならないように祈るのみです。(^ ^;

 

鹿肉

ご近所さんから珍しい貴重品をおすそ分けして頂きました。「鹿肉」です。

 

せっかくなので、3日ほど冷蔵庫で醤油麹に漬け込んだ後、たっぷりとおろしにんにくをまぶして、お酒を振り、ラップをかけて200Wで20分。

 

やわらかくて臭みもなく、絶品です。頂くそばから、もりもり元気が湧いてきます。

 

鹿肉は、さばく人の腕次第で、味が左右されるのだそうです。この鹿肉をさばかれた方…相当な腕の持ち主と思われます。

 

里山の味、堪能させて頂きました。

 

鹿を上手にさばく人…憧れます。

剪定枝の整理

 

昨年の剪定木の整理が終わったので、今年の木を改めて整理して積みました。一番上の写真は梅などの徒長枝を中心に長めの枝が積んであります。長さが2メートル以上あるものもあります。…春から夏までのほんの数か月でこんなに伸びるって…すごいですね~。

 

ここで積んだまままま夏を越すと、下から伸びてきた雑草に飲み込まれていきます。また、地べたに積むと乾燥も進みにくいのと、シロアリが繁殖します。…なので、枝を短めに切って、地面から少し上がった場所に渡した板の上に積みました。

 

揃えて積むと、かなりコンパクトになりました。他の細かい枝や太い枝も同じくらいの長さに切って積みます。…ここまでやっておくと、いざバーベキュー…というときにも便利です。

 

…やっぱりそっちなんじゃ~ん…いやいや、あくまで庭の整理です……(^ ^;

 

たき火料理part2

今日も去年の剪定木の整理で、たき火料理です。剪定直後の木は水分をたくさん含んでいるので、燃やすと煙がたくさん出ます。昨年の木は燃えやすく、煙も立ちにくいので、一年寝かせたものを使います。

 

今日のメニューは一番上の写真。左が「焼き芋」真ん中が「鶏もも肉」右が「焼きリンゴ」と「焼き玉ねぎ」。この他に、「牡蠣」と「ごはん」です。

 

鶏もも肉は安い時に買いだめしてみりんと酒と醤油に漬け込んで冷凍しておきました。それを解凍して、アルミホイルでくるんであります。牡蠣は、赤穂の坂越の牡蠣です。先日赤穂で用事があった時に買って来ました。ご飯は小学校の頃に使っていた飯盒で炊きます。

 

鶏ももや焼きリンゴ、焼き玉ねぎなどは、アルミホイルで包む際、最初に下から包み込んでから、さらに上からかぶせるように包みます。そうすると、開けた時に、上のアルミホイルを先に取り除くので、食材に灰が落ちにくい。

 

飯盒のご飯は土鍋で炊くご飯とほぼ同じ。強めのおき火の中で沸騰するまで(約10分)。その後弱めのおき火で10分。火からおろしてさらに10分で出来上がりです。

 

真ん中の写真の網の下。炭の一番下に芋。その上に炭をかぶせて鶏もも肉。さらに炭をかぶせてリンゴと玉ねぎを乗せて、さらに炭をかぶせて蒸し焼きにしてあります。大体40分~50分程度蒸し焼きにしました。

 

リンゴなどは串を刺してスッと通ったらできあがりです。肉は赤い肉汁が出なくなったら出来上がりです。

 

蒸し焼きにしている間、上に網を渡して、焼き牡蠣とご飯(弱めのおき火)を調理しています。(写真ではブロックを使っていますが、突然割れて跳ねる場合があるので、本当は耐火煉瓦などを使ってくださいね。)

 

 

暖かくなると風が強く吹くようになります。剪定木の整理もこの時期を逃すと難しくなります。

 

そうそう、料理メインじゃないんですよ?あくまで「剪定木の整理」です。…そうは見えない…ですか??(^ ^;

 

アーモンドの花芽と葉芽

今日も新芽シリーズです。今日の新芽はアーモンドです。実はアーモンドもモモや梅と同じ「バラ科」の植物です。このアーモンドの花、春になると、思わず見とれてしまうような、大きな花弁の濃いピンクの花を付けます。どちらかというとウメの花よりもモモの花に似ています。

 

この花芽も両脇に花芽、真ん中に葉芽があります。柿と違ってこの花芽は葉が茂る前にこの位置で花が咲きます。モモの場合、花芽の素ができる(花芽分化と言います)のは、前年の7月下旬~8月上旬。果実の収穫時期の後半です。

 

アーモンドの花も、桃と同じくふわふわの綿毛に包まれています。ピンク色のゴージャスな花は、花芽もゴージャスなふわふわのコートを羽織っている…のかな?

柿の混合花芽

数日前、桃の花芽と葉芽の写真を載せました。今日の芽は「柿」です。柿は去年伸びた枝の先端部分に、花の咲く芽がつきます。

 

実はこの「芽」、混合花芽といって、この芽からまず枝葉が伸び、その枝に花が咲きます。この小さな芽の中に「枝」と「葉っぱ」と「花」の素が収納されています。

 

この混合花芽が付くのは昨年伸びた枝の先2~3芽ほどです。その下は花芽の素のない葉芽。枝が伸び葉が茂りますが、花は咲きません。でも、来年の花芽はその葉芽の枝につきます。…文章にするとなかなかややこしいですが…

 

…で、驚いたことに、この花芽が形成されたのは去年の夏だそうです。ということは、柿は花芽が形成されてから、一年以上かけて収穫の秋を迎えている…という事なんですね。

 

実はぶどうも同じ。ぶどうも混合花芽です。実は、ぶどうの花芽が分化するのは前年の6月。それから一年以上かけて美味しいぶどうに成長します。

 

…夏、美味しい果実を熟させながら、同時に見えないところで着々とその次の年の準備を始めている。…なんと堅実な…

 

クダマキモドキ(ツユムシの仲間)の列状卵塊

柿の剪定をしていたら、太さ5ミリほどの枝の一部が縦に毛羽立っていました。この剪定の時期、いろんな果樹の枝に同じようなものを見つけることがあります。

 

「クダマキモドキ」というツユムシの仲間の卵塊です。列になって産み付けられているので「列状卵塊」と呼ばれます。クダマキモドキのメスは、樹を引き裂きながらその中に卵を産み付けるそうです。なかなかの力業です。

 

上から3番目の写真は枝を割ってみたもの。ウロコのような薄い卵が二列にきれいに並んでいます。4番目の写真は卵のひとつを取って見たもの。裏と表で模様が違うように見えますが、二列に並んだ内側と外側の違いだけかもしれません。卵の中は透明感のあるきれいな琥珀色です。

 

「クツワムシ(クダマキ)」はキリギリスの仲間。「クダマキモドキ」はツユムシの仲間。キリギリスの仲間の「クツワムシ」の声が、糸繰り機の音のようにうるさいのでクダマキ…それに姿が似ているので「クダマキモドキ」。

 

…ちょっと回りくどいようにも思えますが、「クツワムシモドキ」と言わないところが、遊び心満点のネーミングです。ちなみにこのクダマキモドキの鳴き声はおとなしい鳴き声なんだそうです。ちなみに酔っぱらって「管を巻く」も、この「糸繰り機」から来ているそうです。

 

クダマキモドキの仲間は「サトクダマキモドキ」「ヤマクダマキモドキ」「ヒメクダマキモドキ」などいろいろあります。この卵がどれなのかはよく分かりません。夏になって庭にいるクダマキモドキの仲間を探してみたらわかるかな?

 

 

とんど

今日は毎年恒例「とんど」でした。ここの地区では昨年のうちに山から木を切りだして集めておいて、当日組み立てます。

 

火が落ち着いたころを見計らって、各家々から人々が三々五々網やお餅を持って集まって来ます。

 

それぞれ川原に落ちている石を適当に組んで、消防団のお兄さんに置き火を入れてもらって、各々持ってきた網で、各々の家でお供えしたお餅などを焼きます。

 

今日はたまたま空いていた網。「どうぞ」と言って頂いたのでお言葉に甘えて使わせて頂きました。

 

世間話をしながらゆっくり過ごされる方、他のご家族の分のお餅をたくさん焼いて、家に持ち帰られる方…それぞれのペースで火を囲んで、ゆったりとしたひとときを過ごします。

 

それにしても、この辺りの行事ごとのゆったりとした空気に、いつも癒されます。ゆったりとした空気の中で行われる行事ごとだからこそ、その行事全体が平和で幸せな空気に満たされる…そんな気がします。

 

…ゆったりした空気…言葉では伝えられない事ですが、ここでは何より大事にされてきたことなのかもしれません。

 

お手軽たき火料理

剪定をすると雑木が出ます。昨年剪定した木を土から少し上げた場所に積んでおきました。たき火にちょうどいい感じに乾いてきたので、今日は焼き芋です。

 

せっかくなので何かないかなぁ~…と見回して…「りんご!」「みかん!」「お餅もいいねぇ~!」ついでに「たまねぎ!」

 

サツマイモは新聞紙にくるんで水に浸し、キュッと絞ってからアルミホイルで包みます。

 

リンゴは下の部分を残してコップ状に芯をくり抜き、皮から内側に向けてプスプスと金串を刺し、穴に砂糖・ラム酒に漬けたレーズンを詰め込んで、たっぷりのバターで蓋をします。アルミホイルを最初下から包み、次に上からかぶせるように包みます。

 

玉ねぎは茶色い皮をむいて、根っこの部分を取ってから、アルミホイルでそのまま包みました。

 

たき火の火が落ち着いて、「置き」になった状態の中で、それぞれ蒸し焼き。サツマイモは大体40分程度の目安。リンゴや玉ねぎは適当ですが、全て金串がスッと刺さったら出来上がりです。

 

焼き芋はとろとろ…焼き芋はたき火が一番おいしい。玉ねぎも絶品。

 

鶏もも肉とかがあったら、フォークなどでプスプスと刺して、みりんと醤油とお酒に漬けて、ステンレスのバットに入れて、バットごとアルミホイルでくるんで照り焼き…なんてのも美味しいね~

 

桃の花芽と葉芽

剪定モード二日目。今日は桃の剪定です。同じバラ科ですが、つぼみの様子はずいぶん違います。

 

上の写真は花芽(花や実になる芽)が3つついています。下の写真は二つの花芽の間に、葉芽(葉っぱになる芽)があります。

 

三つついている花芽が多いほど、栄養状態が良好なんだそうです。でも、剪定で切る場所は、必ず葉っぱがつく「葉芽」がある芽の先で切ることが大事なんだそうです。

 

ふわふわの真綿にくるまれたような花芽と葉芽。三つよりそって冬を越します。

梅の剪定part2

先月、ブログで「梅の剪定は年賀状を出す前に…」と書きました。剪定の段取りをした後、自宅の片付けとか事務仕事とかに追われ…年も明けてお正月モードも終わって…結局まだできず…

 

…で、ふと見たらなんだか梅のつぼみがやる気満々!…やばい!…というわけで、急きょ剪定モードに入りました。

 

…でも、まだ咲かない方がいいよ~。寒くなるかもよ~。ゆっくり咲こうね。

自彊術体操

農業を始めて最初の頃は、農作業をするだけで体重も落ちていったのに、年齢のせいか最近はあまり落ちなくなってきました。その上、今まで何度か腰を痛めたりひざを痛めたり…。これではいかんとテレビ体操を取り入れてみたりしています。昨年の末には、知り合いに紹介して頂いて、週1度体操教室にも通い始めました。

 

ここは「自彊術」という体操を取り入れた教室。ご紹介いただいた方は80才を越えたご高齢で、しかも60才後半から始められたにも関わらず、私よりも姿勢が良く、歩く姿も颯爽と美しく、開脚前屈もぴったりと体の前面が床に着きます。

 

あんな風に一生元気で活動できる体でいたいなぁ~…心からそう思います。

 

ホームページ等改修工事中

運営中のホームページ。現在いろいろ改修しています。

 

お問い合わせフォームの他に、「カタログご請求フォーム」も作ってみました。「お問い合わせ」のフォームも、少しだけ変えてみました。一つページを増やすと、それぞれのページにあるボタンも増やしたいな…とか…。

 

その他に、やっぱり「富岡果樹園」専用のメールアドレスもほしいな…でも、「独自ドメイン」までは手が出ないし…どうしようかな~…とか……パソコンに来たお問い合わせメールを携帯に転送できないかな……とか……

 

もともとそんなにパソコンに強い方ではないので、ひとつひとつ、とっても時間がかかります。SNSで検索してみたりして解決しないものは、結局多方面に電話をかけて問い合わせてみたり……

 

でも、最近の相談窓口の方々の、なんと優しくそして知識が豊富なことか…。少し前だったら問い合わせをしても、自分自身の知識の無さに落ち込んで、しかも問題も解決しない…という状況がよくありました。でも、例えばネットの会社に問い合わせているのに、別のソフトとの調整方法までアドバイス頂ける。これは絶対、電話の向こうに神がいます。

 

最近の人たちって、ほんとすごいわぁ~。ありがたいわぁ~。

 

朝霧の季節

朝霧の季節です。今年は暖冬…とはいえ、やっぱり寒い日もあります。今朝は冷え込みました。6時過ぎに干した洗濯物が30分ほどで凍ります。

 

今朝は朝霧も深かったです。上の写真は朝8時頃。下が9時30分頃です。同じ場所を撮ったと思えないほど、景色が違います。

 

このあたりでは「朝霧の深い日は晴天」と言われています。今朝の空はやる気満々!外仕事がはかどりました。

「新春テレビ体操」と「お名前&筋肉体操コラボ」

体力保持のために、NHKの「テレビ体操」のお世話になっています。毎日連ドラ予約をして、朝、都合のいい時間に続けています。

 

ほんの10分ですが、これをやらないと間食をしたくなって、体重が増えやすくなります…不思議ですが…

 

毎年元旦は特別バージョン。全員総出演でちょっと変わった演出です。いつも華やかなピアノを弾いてくれる能條貴大さんは今年はバイオリン!おぉ~!

 

NHKでは、別の時間で「日本人のお名前」と「みんなで筋肉体操」のコラボ番組もありました。

 

谷本道哉先生曰く「筋肉はいくつになってからでも鍛えることが出来るんですよ」…え~!?そうなの??知らなかったぁ~!!

 

連ドラ予約しようかと思ったら、今は、やってないのね…残念…でもそのうちやるかなぁ~。やったらいいなぁ~…

 

とりあえず、「パーフェクトエスカティア(スクワット)」と「ほうれい線&二重あご解消エクササイズ」だけは続けています。少でも重力に逆らった筋肉…つけたいなぁ~…ついてくれるかなぁ~…

 

 

事務机からの借景

年も明けて、早くも今年91.5分の1が終わりました。…いやいや、始まったばかりでこんな話もなんですが…

 

年末の片付けも終えて、年賀状も終わって、年始回りもおせちも終わって、ようやく昨年の「人生の楽園」でお問い合わせ頂いたお客様の情報整理にとりかかっています。

 

先日窓際に引っ越ししたばかりの事務机。…でも、やっぱり北向きで寒くて暗いので、昨日と今日は気分を変えて自宅の2階に引っ越しています。

 

ここは、ちょっと前まで「干し柿」を干していた部屋です。遠くに山々がどっしりと見えます。

 

これが終わったら確定申告……事務仕事はまだまだ続きます……さて、がんばろ~っと!

 

シイタケの菌打ち

「シイタケのホダ木要るかい?」ぶどう畑のご近所さんが声をかけてくださいました。

 

その他にも、カヤ刈りをしている近くで、山の手入れをしていた方から頂いたり…。

 

…で、昨日から新年早々シイタケの菌打ちをしています。

 

暖かいお正月。農作物の事を考えるとあんまり暖かすぎるのも困りますが、作業をするのにはありがたいです。

おせち料理

毎年の事ですが、いつも大晦日になって栗きんとん用の栗を剥いていました。今年はさらに遅く、元旦の朝にブリと鶏もも肉の照り焼きをして、お昼過ぎから煮物と甘いものを作って、晩にようやくおせち料理が完成しました。

 

写真は帰省中の“なんちゃって料理人”が作った伊達巻です。栗きんとんも伊達巻も、うちで作るとやっぱり美味しい。案外簡単にできるんですね。(さすがに伊達巻用に「はんぺん」は買いますが…)

 

毎年作っている伊達巻。今までの作り方でも、美味しいのは美味しいんだけど、なんとなくちょっとぱさぱさ感がありました。そのせいか巻きも緩い。…でも今年は、焼いて成形した後、全体を「ラップで包んでから休ませる」という新しい技術を導入してくれたおかげで、しっとりとしてしっかり巻けていて、伊達巻がまた一歩グレードアップしました。

 

ちょこっとした事ですが、新年早々なんだかちょっと嬉しい。あ~でもない・こ~でもないといろいろ作ってみて、へんてこな物が出来上がったりうまくいったり…それでもそんな風に自分で作れる幸せ・食べられる幸せ…そしてまたそれを「うまくいったねぇ~」とか、「ちょっと残念だったねぇ~」とか、語り合える幸せ…しみじみありがたいなぁ~と感じます。

 

カヤネズミから謹賀新年

新しい年になりました

あけましておめでとうございます

 

ネズミ年なので、今日の写真はほぼ一年前のブログに登場してくれた「カヤネズミ」から新年のご挨拶です。

 

今年がみなさまにとって幸せ溢れる年になりますように。