白菜のキムチ漬け(実験)

今日は雨。少し時間ができたので、久しぶりに漬物三昧です。

 

ここのところ忙しくて、毎日かき混ぜるだけだったぬか床に、久しぶりに大根と白菜を投入。それから、大根を塩こうじとはちみつに漬け込んでべったら漬け。ついでに、キムチの素でキムチ漬け…

 

市販のキムチの素は、なんとなくコクが物足りないので、同量の塩こうじと混ぜて漬け込んでみました。ぬか漬けの白菜や大根をキムチの素に漬けてもなかなか美味しかったのですが、塩こうじと混ぜて漬け込むのは今回が初めて。

 

キムチ漬けと塩こうじをケチったので、全体に回るまで時々袋の上からもみもんでいます。…さてさて、美味しくできるかな?

 

 

 

ジョウビタキの変顔

ぶどう畑で作業をしていると、暖炉の火のようなお腹の色の鳥が、すぐ近くまで飛んできます。羽の白いワンポイントが特徴的です。

 

ほんの数メートルの所まで近寄ってきて、ぶどう棚やぶどうの木の上に留まったり、土の上に飛び降りたりしています。

 

「ジョウビタキ」です。色が鮮やかなので「オス」です。「ジョウ」は「尉」で、能楽の「翁」または、「炭火の燃え終わって白くなったもの」を指すそうで、頭の銀髪から連想されたようです。

 

「ヒタキ」は「火焚き」で、鳴き声に火打石を打つような音を交えながら鳴くことからきているようです。

 

日本では10月から3月頃、開けた場所で見られ、暖かい季節は中国やロシアなどで過ごすことが多いそうです。

 

野鳥を写真で撮ろうとすると、すぐに遠くに逃げて行ってしまって、なかなかピントを合わせるのが難しいのですが、ジョウビタキは人懐こくてすぐそばで逃げないので、ゆっくり写真を撮ることが出来ました。

 

…で、たまたまこちらを「ガン見」したときに撮った写真が下の二枚。横からの姿は首が太くふっくらして可愛らしいのに、正面から見ると目のあたりがくびれて、なんだか凄みがあります。

 

柔和な癒し系のおじさんが、突然ヤクザなにらみをきかせて「おい!何見てんだよ!」的な?…

 

…でも、近くでうろうろする人懐こい感じや、クマのぬいぐるみの様なおなかがあまりにも可愛らしすぎて…

 

雪のぶどう畑

「今日は真冬の寒さです」との天気予報。…どのくらい寒いかな?どのくらい降るのかな?…念のため完璧な防寒対策&雨具を持ってぶどう畑へ。

 

結局、一日降ったり照ったり風が吹いたり…でも、例年の真冬の寒さからは程遠い寒さでした。

 

お昼前に、同じぶどうの生産者の方がふらっと訪れました。「さっきめちゃくちゃ雪降りましたねぇ~」…その方々も寒い中がんばっておられます。こんなやり取りからも、たくさん元気を頂きます。

三日月駅から~梅の眺め~

JR姫新線「三日月駅」の南側、姫路方面からの車窓では左側。本郷川の川べりの梅が満開です。

 

駅のすぐそばにも梅が咲いていて、三日月駅は今、あまずっぱい梅の香りに包まれています。

 

 

地衣類

お寺の境内の灯篭に、ウメノキゴケのような地衣類が張り付いていました。

 

地衣類は菌と藻類が共存したものなんだそうです。地衣類の菌は光合成をする藻類から栄養をもらって生きているのだそうです。

 

梅などに同じようなものが張り付いているのをよく見ます。ウメノキゴケがつくから樹が弱ると思われがちですが、実は、木が弱っている所に、ウメノキゴケがつくのだそうです。

 

この地衣類、大気汚染に対して敏感なんだそうです。かつて日本の大気汚染が深刻だった頃減少した地衣類は、大気汚染の改善につれて回復し、ディーゼルの規制が始まると、都市部でも見られるようになったのだそうです。

 

ディーゼルの規制はよく覚えていますが、それがこんなところに影響を及ぼしていたなんて思いもよりませんでした。その頃、都市部で地衣類を見つけて、「空気がきれいになったんだなぁ~」…なんて感動していた人がいたのかな?…そう思えた人ってすごいですね。

 

ニホントカゲのひなたぼっこ

お昼ごはんを食べながらコンクリートの擁壁の水抜き穴をぼーっと見ていたら、その中のひとつがなんか変。ずっと見ていたら時々動きます。

 

カメラで望遠にしたら、ニホントカゲでした。まだまだ冬眠から覚めたばかりなのか、あちらもぼーっとしてるようです。

 

アップで見ると短い脚がなかなか愛らしい。目が眠たそうに見えるのは気のせいでしょうか?

クスサンの空繭

ぶどう畑の獣避けの支柱が傷んできたので取り換えています。そんな支柱の内側から素晴らしい作品が出てきました。

 

長さは5cmほど。触ると意外と固く、飴細工のような美しいかごです。中に脱皮の跡が見えます。「クスサン」の空繭と思われます。別名を「スカシダワラ」というそうです。

 

クスサンは栗などの葉を食べる害虫ですが、素敵なお土産を残してくれました。

里芋の冬越し

昨年11月7日のブログで、サツマイモ掘りのついでに、サツマイモのツルと掘った土を、里芋のマルチの上にかぶせて里芋の冬越しをしてみようという実験をご報告しました。

 

今日はその後の報告です。

 

今日は雨がちの天気という予報だったので、ぶどう畑はお休み。雨が降る前に少しだけ里芋を掘ってみました。

 

里芋は掘り上げてしまうと味がどんどん落ちていきます。また、寒さに弱く、低い温度にあたるとじゃりじゃりした食感になります。

 

1番上は土を掘る前の里芋の様子です。少しだけ茎の跡が見えます。2番目の写真は半分掘り上げた様子。3番目の写真は掘った里芋の輪切り。少し色が変わっているものもありましたが、問題なく美味しく頂けました。土の中で生けてあったので、瑞々しくとろとろで、寒さで傷むこともなく秋の採りたての里芋とおんなじ味です。

 

今年が暖冬だったのもあるかもしれませんが、手抜きでお手軽な里芋の冬越し…大成功のようです。

防鳥防獣ネットの紐

ぶどう畑では防鳥ネットや、防獣ネットを張っています。ネットの端はトンネルバンドで留めていました。ハウスバンドは丈夫ですが硬すぎてしっかり留まりません。

 

ただ、トンネルバンドはすぐに劣化するんですね。こちらもボロボロになる前に替える事にしました。今回は耐候性の結束バンドを試してみます。

 

トンネルバンドで留めてある場所を、結束バンドを留めてから、トンネルバンドを外していきます。

 

結束バンドは普通きっちり留めますが、やや緩めに留めてみました。ネットが経年劣化して張り替える際に、結束バンドを切りやすくなるかも…?。

 

ぶどう畑の冬の作業…施設の整備も大切な作業です。

人面蜘蛛あらわる

ぶどう畑でのお昼時。車の中に妖怪現る…

 

…いやいや、体長5ミリほどの新緑のような美しい蜘蛛です。…が、体の模様が人面…。それも、脱力系の笑顔…。

 

お昼休みに、なかなかの気分転換になりました。

 

(ちなみに、蜘蛛の種類は「ハナグモ」あるいは「コハナグモ」と思われますが、よくわかりませんでした。)

サンシュユが咲き始めました

庭のサンシュユが咲き始めました。咲き始めのサンシュユの花の、端正で愛らしい姿にみとれてしまいます。

 

写真は昨日の朝。降っていた雪を髪飾りのように乗せて嬉しそうです。

実験料理

昨晩から暴風が吹き荒れています。日中も冷たい風が吹きまくり、時おりあられの様な固い雪がばたばたと降ります。

 

相方はぶどう畑で剪定作業。こちらは確定申告です。申告が終わって、少し時間があったので、実験料理です。

 

以前から美味しいキムチが作れないかなぁ~と思ってました。…で、ハクサイのぬか漬けや大根の漬物(塩こうじとはちみつに漬けたもの)に、キムチの素と昆布ベースの浅漬けの素を混ぜてみました。…結果は…ん~…まずくはないのだが…

 

…で、まだ少し時間があったので、キウイを追熟するのに使っていたリンゴジャムの仕込みも(^^)

 

夕飯は、豚ロース固まり肉の醤油こうじ漬け。日本酒を少し振りかけて、電子レンジ200ワットで20分~ひっくり返して15分。出てきた肉汁をフライパンにあけて、おろし玉ねぎとおろしにんにく、ワインビネガー・酒・みりん・砂糖・醤油を入れて少し煮詰めてタレにしてみました。

 

明日の早朝は雪だそうです。寒いのはやっぱり嫌ですが、今年はあまりにも暖かすぎたので、冬らしい天気になるとなんだかほっとします。

 

防鳥網の紐・2

昨日の防鳥ネットの紐です。右上の「ネット張りブレードロープ」はいつも使っているものです。「ネット張り…」とあるので、防鳥ネット用とわかります。

 

別のお店で右下の「ポリ組みヒモ」というものがありました。(使い切ってしまっているのでリールのみですみません)…これも同じものと思われたので、これも使ったことがあります。「ポリ組みヒモ」は紐がリールに巻いてあるので使い勝手は良かったです。

 

リールに巻いてないものは、プラスチックの植木鉢にマルチの芯をくくりつけてそこに中心部分を刺して使っています。…そうしないとこんがらがってとんでもないことになります。

防鳥網の紐

防鳥網を張り直したついでに、いろいろ手直ししています。

 

防鳥ネットの端っこには、紐を通しています。最初の頃「安いのでいいかぁ~」と思って、一番安い「トンネルバンド」を使ってみました(上の写真)…が、これは失敗。ほんの数年でボロボロになります。

 

ボロボロになる前に、防鳥ネット専用の紐を通し直しました(下の写真)。

 

防鳥ネットは古いもので7年ほど使っています。最初の頃は毎年収穫後に撤収していましたが、不定形の畑なので、張り直す度に棚の線などに引っかかって、かえって痛むので、ここ数年は一年中張りっぱなしです。

 

平らな畑だったら、雨よけのトンネルよりももっと高い位置に防鳥ネット専用のエクセル線を渡して、撤収や設置が楽にできるようです。

 

たかが紐…されど紐。適材適所で使わないと、効率的な作業に影響するし、余計な費用もかかります。

坂の上の防鳥網

ぶどう畑の一角に梨を育てています。もともと植えてあった樹が数本。新たに植えた樹が数本あります。もともと植えてあった樹も、樹形を整えながら育てていますが、販売できるようになるまではあと数年かかりそうです。

 

斜面が急なので、ここでの作業は昨日のブログのスパイク長靴が大活躍します。

 

梨の植えてある部分の防鳥ネットがたるんで枝にひっかかるので、思いきって谷の部分を高く上げて張る事にしました。

 

支柱を立てたい部分に異形鋼管をハンマーで打ち付け、そこにハウスパイプを立てます。パイプの上に市販の支柱キャップかペットボトルをかぶせて、エクセル線を通します。

 

市販の支柱キャップには線を通す穴が開いていますが、ペットボトルは、ペットボトルの底の部分、対角線に4つ、大きめの穴(エクセル線が2~3本通るくらいの大きさ)をキリなどで開けておきます。穴を開ける際には、対角線上の穴の高さを同じにしますが、交差する穴は、その穴よりもやや下にずらして開けておくと、線を通す時に通しやすくなります。

 

支柱は必要な部分の外郭の他、距離が長い場合は中支柱も立てます。エクセル線は外郭まわりの他、中支柱も含めて縦・横・斜めに渡します。(畑の形が真四角ではないので、一部不定形になっています。)

 

谷の部分の支柱は3m60cm。一本の長い支柱を立ててしまうと、エクセル線を渡す際に調整がしにくいので、1m80cmのパイプを2本繋げています。外したり付けたりしながら調整しました。

 

さて、これでちゃんと風雨に耐えられるでしょうか…。エクセル線が渡っているので力を分散させられる…と踏んでいるのですが…。

スパイク長靴

「山でつくるぶどうは美味しい。」と言われます。斜面で陽当たりや水はけがよく、谷から吹き上がる涼しい風…昼夜の寒暖差…。

 

ただ、斜面なのでとても足元が不安定。

 

昨日の昼過ぎから今朝の未明まで、雨が降りました。こんな日はスリップ警報です。斜面のきつい場所はずるずる滑ります。まさに、アリ地獄のアリ状態。

 

ぶどう棚があるので、そういう時にはぶどう棚をつかみながら半分ぶら下がるように歩いて作業していましたが、足もふんばるし、腕もつかまりっぱなしのそんな作業の晩は体中が筋肉痛に悩まされます。

 

相方が「スパイク長靴試してみたら?」というので買ってみました。斜面のカヤ刈りの際にも重宝しているのだとか。試しに今日使ってみましたが、これが超快適。今晩は筋肉痛に悩まされずに済みそうです。

 

欲を言うならもう少し軽いと嬉しいかも…。

 

ところで、「スパイク…」に続く言葉…という話題になって、「スパイクタイヤ」と言ったら「昭和だね~」と言われました。そっかぁ~スパイクタイヤって今使えないのですね。

 

同じように冬場のお風呂の事故で「ヒートショック」という言葉で「……ショック」で連想するのは…?と言われて「オイルショック」と言ったら、これまた「昭和だね~」と言われてしまいました。

 

変なところで、昭和なボキャブラリーの世界で生きているのを実感しました。

野ネズミの穴

ぶどう畑に直径5センチほどの可愛らしい穴が二つならんで開いていました。モグラの穴だったら掘った土がこんもりと盛り上がっているはず。蛇にしては大きすぎるような…

 

野ネズミの穴と思われます。

 

二つの穴は中で繋がっています。…でも、なんでふたつ?…不思議です。どういう意味があるんだろう…?

 

アスパラ菜 オータムポエム 愛味菜(まなみな)

ご近所さんから珍しいお野菜を頂きました。アスパラ菜というそうです。調べてみたら、品種名が「アスパラ菜」というそうで、「オータムポエム」「愛味菜(まなみな)」という商品名で種が販売されているそうです。

 

葉っぱは肉厚。花も咲いていて、生の状態だと茎の下の方はちょっと固いですが、さっと塩ゆでして頂いたらこれがおいしいのなんの…。

 

苦味もなく、自然な甘さが際立っています。茎の太い部分も柔らかくてとっても美味しい。

 

…甘みのある白菜の菜花が好きで、白菜の菜花が食べたくてわざと遅めに種を蒔いてみたりしてきましたが、こんなに美味しい菜花があるならそんな苦労をしなくていいかも。

 

直売所でも、これからの注目株かも。

 

ブロッコリー切り戻し栽培 その後

一昨年(2018年)の秋に植えつけたブロッコリー。昨年(2019年)の春に太い茎の根元の脇芽を数本残して上の葉っぱを取りました。

 

しばらくすると、残しておいた脇芽が大きく育ち、その下からもたくさんの脇芽がたくさん出てきました。

 

土に近い脇芽の元の部分には根っこも生えています。…これを苗みたいに植えたら育つかな?と思って、別の場所にごそっと植えました。

 

ところが、夏の間、忙しさもあってほったらかし…雑草に埋もれて、「無理かなぁ~」と思っていたら、その中に奇跡的に秋まで生き延びた苗が…。

 

ぶどうの販売も終わって少し手が空いた10月、周りの雑草を取って、肥料も撒いて…そして今、なんと、立派なブロッコリーになりました。まだ小さいですが、花芽もできています。

 

まるまる2年生き延びたブロッコリー。また同じようにしていったら、永遠に生き延びるのかな?

 

こまめに面倒をみてあげられないのに、ゆっくり気長に付き合ってくれている…なんだかとってもありがたくて愛おしいブロッコリーです。

探梅

梅が咲き始めました。他ではずいぶん前に梅の便りがありましたが、こちらはやや遅めです。

 

梅の咲きはじめに梅の花を探して歩くことを「探梅」というそうです。それから見頃を「賞梅」。散りかけを「送梅」というのだそうです。

 

たまたま今朝、テレビの趣味の園芸で話題になっていました。

 

咲き始めも、見頃も、散り際も、刻々と変わるそれぞれの風情を楽しむ昔の人の、ゆったりとした花の愛で方を垣間見るようです。

 

 

植物に学ぶ生存戦略(E テレ)

最近、植物ネタが多かったので、ついでにご紹介。先日、Eテレで、「植物に学ぶ生存戦略」という番組が放送されていました。

 

俳優の山田孝之さんと、ブラタモリや早朝のニュースなどでおなじみの林田アナウンサー。そして、その植物の生き方に関係するゲストで進行します。

 

植物はあの手この手で様々な環境を生き延びています。それを人間になぞらえて話しが進められていきます。

 

題材も興味深いものですが、番組を通してかもし出される不思議な空気が独特で、妙にはまってしまいました。

 

山田孝之さんが不思議な空気でぐいぐい引っ張ってくるのを、林田アナウンサーが、お堅いNHKの一線すれすれのところで踏みとどまっているような、そんな空気感。

 

普通に「こんな植物があるんですよ~」と説明されるより、妙に印象深く記憶に残ります。人間になぞらえて表現されていてわかりやすいという理由の他に、多分、この不思議な空気のせいなんだと思います。

 

ただ、実際ふざけているわけではなく、この短い番組をつくるために、めちゃくちゃ時間をかけて苦労して作られているそうで、そのお宝映像も必見です。

 

まだ単発的な番組なので、次の回がいつ放送されるかわかりませんが、気を抜かずに要チェックです。

 

イシクラゲ(シアノバクテリアの仲間)

自宅玄関周りは砕石が敷いてあるので、除草剤を撒きます。除草剤を撒くと、何故かワカメのようなものがべったりと繁殖します。写真では真っ黒でカピカピですが、湿潤になると厚みのある緑色のぷるぷるになります。

 

「イシクラゲ」と呼ぶそうです。人によっては気持ちわるい…と言う人もいますが、実は人間なんか足元にも及ばないありがたい生き物。

 

昨日のブログで「シアノバクテリア」という言葉が出てきました。「イシクラゲ」は「シアノバクテリア」の仲間。「シアノバクテリア」は「光合成をする菌類」。

 

35憶年前、この地球上で初めて光合成をして、二酸化炭素と水からブドウ糖などの有機物をつくり始めたのが、この「シアノバクテリア」といわれています。シアノバクテリアが光合成の過程で「酸素」を作り出してくれたおかげで、私たちのように生きるために酸素が必要な生き物が誕生することができました。栄養豊富なうえ、エネルギー問題にも貢献できそうな可能性を秘めているのだそうです。

 

このシアノバクテリアの中に、昨日のストレスホルモン「アブシシン酸」が発見されている…。もし、35億年前のシアノバクテリアの中にも「アブシシン酸」が存在していたのだとしたら、太古の昔から「ストレス」は「生きるために利用されてきた」という事になります。それとも、35憶年間、いろんなストレスにさらされている間に獲得してきた「生きるための力」だとしたら、それを植物や動物などいろんな生き物が共有しているというのは、どんな過程を経ているんだろう…

 

なんだか壮大すぎてドキドキします。

梅の開花とアブシシン酸

庭の梅の花が咲きそうです。冬の寒さに耐えてきた真っ赤なつぼみから、暖かな春の日差しのようなふわっとした花弁の色が覗いています。

 

ウメや桜などの植物は、寒さがある事で開花するのだそうです。その休眠を打破するのにかかわっている植物ホルモンに「アブシシン酸」というものがあるそうです。

 

秋、落葉前に葉っぱでつくられたアブシシン酸が花芽に送られて、越冬体制に入るのだそうです。寒い冬の間に少しずつ消費された「アブシシン酸」がなくなって、温度・湿度・日照がある程度に達すると、開花するのだそうです。

 

「アブシシン酸」はいろんなストレスに対応するために作られるホルモンなんだそうですが、これが、植物の他、シアノバクテリアや藻類、コケ、シダ、菌類…そればかりか動物からも発見されているのだそうです。

 

厳しさを越えないと、開花しない…そこに植物も動物も持っている同じ物質が関係している…と、つなげるにはあまりにも短絡的すぎるのかもしれませんが、なんだか自然の大きな摂理を感じます。

2月のモズ

今朝はとっても寒かったです。庭は真っ白な霜が雪のように降りていました。寒い寒い庭で、もこもこの小鳥が桃の木にとまっていました。

 

モズです。寒い寒い中で、まん丸。可愛らしい体形ですが、目元はきりりとして、精悍な表情です。

 

モズの繁殖のための巣作りは2月中旬だそうです。もうそろそろ巣作りの場所探しでしょうか。うちの庭に良さげな物件はありますか?

 

立春の本郷川

昨日は節分。今日は立春。

今日の日差しは春みたいにぽかぽかぽかぽか…

 

このまま春になるのかなぁ~

アルゴリズム体操 「NHK交響楽団メンバーのみなさんといっしょ」(Eテレ ピタゴラスイッチミニ)

子どもが小さい時頃からずっと好きだった番組があります。Eテレの「ピタゴラスイッチ」です。日常でなにげなく見過ごしているいろんな事が、新しい視線で発見できるので、大好きです。

 

番組に使われている「栗コーダーカルテット」の脱力系の音楽も大好きです。(栗コーダーカルテットの「やる気のないダースベーダーのテーマ」が特に好き。)

 

子どもも大きくなって、最近あまり見ていなかったのですが、先日ふと見てみたら、やっぱり面白い。思わず「連ドラ予約」してしまいました。朝のウォーミングアップで、テレビ体操に引き続き自分でストレッチやスクワットなどをしている間、暇つぶしに(…失礼!…)見ています。

 

今日は、NHK交響楽団のメンバーのみなさんが、アルゴリズム体操をやっていました。

 

演奏されている方は、高尚なクラシック音楽を奏でているような表情なのに対して、一部、めちゃくちゃのりのりでやっているおじさんたち…。特に、打楽器の右2人と管楽器の左から2人目の方の表情が最高!

 

上から3番目の写真で、のりのりで太鼓をたたいているおじさんは、実は4番目の写真の奥で、巨匠のように(…いや、…実際巨匠なんだと思いますが…)ティンパニーを叩いています。

 

朝から大笑いさせて頂きました。

 

追伸

YouTubeに出ている「やる気のないダースベーダーのテーマ」のコメントも笑えます。同じく栗コーダ―カルテットの「ジョーズ」のコメントもお薦めです。

 

上高夢錦(上郡高校で育てた酒米で作られた日本酒)

先日、用事で上郡に行ったときに、駅前に小さな酒屋さんを発見。ふらっと入ってみたら、素敵なお酒が置いてありました。

 

「上高夢錦」とあります。地元上郡高校の高校生が育てた酒米でつくられた日本酒です。醸造は、赤穂の美味しい日本酒「忠臣蔵」の醸造元でもある「奥藤(おくとう)酒造」さんです。

 

頂いてみると、とっても爽やかなフルーティーな香り。口に含むと、舌の上で素敵なハーモニーを奏でるような厚みのある味わい。そして、頂いた後には再びフルーティーな余韻が…。

 

お米を作られた生徒さんたちの情景まで目に浮かぶような、明るくて清々しい幸せな気分にさせられる一品です。

 

ほんとに素敵なお酒に出会わせて頂きました。上郡高校の生徒さんに、陰ながら拍手!です。

すぎ玉まるしぇ 於・佐用「コバコ」(コワーキングスペース)

突然ですが、問題です。一番上の左の写真…なんでしょう…?…おにぎり…ではありません。実は、小銭入れです。…って、めっちゃ可愛いと思いませんか?

 

今日は久しぶりに佐用に買い物。100均で買い物をしたら、レジの近くに「すぎ玉まるしぇ」のチラシが貼ってありました。日付を見たら「今やってるんだぁ~」というわけで、お散歩がてら足を延ばして行ってきました。

 

佐用駅の真ん前に「コバコ」というコワーキングスペースがあります。宿泊できるワーキングスペースで、部屋の中も木がふんだんに使われていてなかなか素敵な空間です。マルシェはここでやっていました。

 

「杉玉の会」という会があるそうで、三日月の直売所「味わいの里三日月」にも「杉玉の会」の方々が作られた作品が並べられているそうです。

 

上の7枚の写真は、佐用マックスバリュー近くにあるお菓子屋さん「そら」さんが出店されていたところで買いました。先ほどのおにぎりと家の形をしたキーホルダーは、作家さんの作品だそうです。「そら」さんには常時、こういった作家さんの素敵な作品も販売されているそうです。…家のキーホルダーも可愛いでしょ?

 

佐用にはこういった作家さんが結構いらっしゃるようで、お菓子屋さんなんだけど、そんな作家さんも応援したい…という「そら」さんの心意気を感じます。

 

「そら」さんのお菓子も、それぞれこだわりのお菓子。パイのお菓子の材料には、甘酒やジャガイモも使われているようで、とっても体にやさしい。シュークリームのクリームは、これもこだわりの逸品…(…是非、「そら」さんで聞いてみてください。)エクレアは相方の大好物なのでついついそれも…今晩のおやつが楽しみです。

 

美味しいカレーで有名な道満さんのカレーや、お惣菜やデトックス効果抜群の竹炭のお餅やお饅頭などなど…。レザーの作品やレザーのワークショップもあって、ほのぼのとした可愛らしいマルシェでした。

 

それから、素敵な多肉植物…スプーンに飾られているのが可愛くて、これも思わず衝動買いしてしまいました。簡単なようで、自分ではなかなかこんな風に作れません。

 

一番下は自宅玄関に飾ったところ。シーサーたちに今にも食べられそうになってます。

 

主催者の方曰く「今回が初めての試みなんです」とのこと。これからも、この、ほのぼのまったりした雰囲気で広がるといいなぁ~…。次も企画されたら、またお知らせしますね。