蘭のバルブ

朝晩冷え込む日が多くなりました。日中でも日陰は結構温度が下がります…というわけで、寒いのが苦手な種類の蘭を家に取り込んでいます。

 

晴れた日の昼間は縁側で、お布団の間でぬくぬく…夜は部屋の中に入れて、保温シート被せて、下から小さな電気あんかで温もりを…。

 

上の写真の右側の大きめの温度計は、リセットしてからの最低温度と最高温度を記憶してくれるものなんだそうです。

 

相方は毎朝、温度計を確かめては「まだ大丈夫」…とか「ちょっと寒くなってきたかな~」…とか、ぶつぶつ言ってます。

 

下の写真の蘭の根元に近い部分の膨らみは、「バルブ」というそうです。この部分は水分や栄養をためるタンクの役割をするそうです。

 

シランのように、土に生える「地生蘭」のバルブは地中にありますが、この蘭は木の上で育つ「着生蘭」なので、バルブは見える部分にあるのだとか。

 

調べてみたら、「着生蘭は、昼間に気孔を閉じて水分の蒸発を防ぎ、夜に『CAM型光合成』を行う」…とありました。

 

え?光合成にもいろいろあるの?…夜に光合成をするの?…説明も読みましたが、なんのことやらちんぷんかんぷん…。とにもかくにも、植物の多様な生存戦略に、改めて感動です。

 

きみたち!!えらい!!

 

…ところで、実は、9月の出荷シーズン中に、左ひざを痛めてしまいました。2年前には右ひざを痛めておりまして、この際なので、治療に専念することに致しました。このホームページを立ち上げてからほぼ毎日続けてきたブログですが、暫くお休みさせていただくかもしれません。…とはいえ、ブログでおしゃべりするのが大好きなので、ちょくちょく戻ってくるかも…。

大撫山(佐用町)

今日の写真は、佐用町の「西はりま天文台」のある「大撫山(おおなでさん)」の遠景。ホームセンター「アグロガーデン」の近くにあるローソンの駐車場からの眺めです。

 

佐用に買い物に行った折、大撫山があまりにも気持ちよさそうだったので、思わず写真を撮りました。

 

佐用に買い物に行くたびに、佐用坂から西に入ったところで、雄大な大撫山が正面に見えてきます。四季折々、いろんな表情で癒してくれる大好きな山です。

 

干し柿の季節

もうすぐ11月。朝晩はずいぶん冷え込むようになりました。庭の渋柿も、もうそろそろ収穫でしょうか?

 

写真は今年で3年目になる渋柿「美濃」です。3年目で、ようやくこのくらい。まだまだ一人前ではなく、収穫量も数えるほどですが、大きな実がなりました。もうそろそろ収穫できるかな?

 

果樹はどの種類でも、収穫期を見定めるのが難しい。早すぎると甘みが乗らないし、遅すぎると熟しすぎて傷んだり落ちたり、鳥につつかれたり…

 

さて、美濃さん…どうですか?そろそろ取っても良いですか?

「まんがでわかる 土と肥料」村上敏文 著 農文協 発行

作物を作っていると、どうしても避けて通れないのが土の話しです。…でも、これが、理解しづらいし、覚えらんないんですよ…。

 

土の中の事で、目に見えないので、イメージしにくいというのもありますし、そもそも私自身のいろんなものに対する理解力と記憶力の無さが、否応なく発揮されて…。

 

…で、先日、佐用町の「農の匠」の講習会で、先生が紹介してくださった本が、今日の写真です。

 

とっても、身近なものに例えて説明されているので、とても分かりやすい。随所にちりばめられたギャグも、なかなか印象的で、そのおかげで覚えやすい。

 

…例えば、窒素過剰で、体は大きくなるけれど、花や実がつかなくなる現象を、マッチョな体形のトマトが「体をつくるのが趣味です 恋に興味はありません」と話す姿で表現されていたり…。

 

また、肥料としての効果が、鶏糞は早く、稲わらはゆっくりな事を、鶏が「オレはパーッと使う主義なの!」というのに対し、稲わらは「貯金も大事じゃない?」と返すシーンで表現してみたり…。

 

多分、農業に携わっている人でも知らないんじゃないか…と思われる項目も満載ですが、農業に関わっていない人でも楽しめる本です。

 

農業をしていない人でも、人間なら食物なくしては生きられない。数えきれないほどの有機物、無機物、微生物、etc…そして、いろんな物理的な作用のおかげで、私たちは生きることができる。その食物がどんなふうにできているのか…。それを知る事で、身近な世界の見方が少し変わるかもしれませんね。

セグロセキレイ

今日の写真は「セグロセキレイ」。目の部分からエプロンまで黒い色をしています。…「セグロセキレイ」か「ハクセキレイ」か…望遠鏡なしでは、なかなか見分けがつきません。…ただ、ハクセキレイの方が警戒心が弱く、人懐っこいんだそうなので、近くまで寄ってくるのは「ハクセキレイ」が多いのでしょうか…。

 

この写真の直後、数メートル先にキセキレイが飛んでいるのが見えましたが、すぐに森の中に飛んで行ってしまいました。

 

今日の昼間は、庭でいろんな鳥たちが警戒音の歌合戦をしていました。どの声がどの鳥か…そして何故警戒音を立てるのか…。全てを認識できるまでは、まだまだ修行が足りません…

ジョウビタキの季節

朝、庭を眺めていたら、小鳥が庭で遊んでいました。「カワラヒワかな?」と眺めていたら「カッカッ」…と特徴的な音が…。ジョウビタキです。

 

しばらく耳を澄ましていると、今度は澄んだ声で「ピッピッ」…と…。カメラで追いかけてみたら、ジョウビタキのメスが、菜園のアーチのところに留まっていました(上の写真)。

 

ジョウビタキは、日本では「冬鳥」。冬越しの為に、今年も遠くから渡って来てくれました。

 

近くにオスらしきジョウビタキも…と思ってよくよく見てみたら、モズでした(一番下の写真)。

 

ジョウビタキのオスが近くにいるはず…とカメラを構えて、ようやく撮れたのが、真ん中の写真です。逆光で、少し見えにくいのですが、背中の紋付模様がはっきり見えます。

 

お腹の色や、羽の模様が似ているので、ジョウビタキとモズをよく間違えてしまいます。

 

違いは、背中方面から見た場合、「紋付模様」があるのが「ジョウビタキ」。正面から見た場合は、目のあたりの模様で、目を貫通して「黒っぽい線」がすっと引かれているのが「モズ」…といったところでしょうか。くちばしの形も、「先がスッとしている」のが「ジョウビタキ」、少し丸みがあって上のくちばしが「カギ型に下に曲がっている」のが「モズ」と思われます。

 

オスとメスの模様の違いはありますが、モズのメスも、うっすらと目のあたりに線が入っています。ジョウビタキのメスには特に模様のようなものは見えません。オスは目の下から首にかけて、真っ黒です。正面から見ると、一番いかついのがジョウビタキのオス。

 

庭にある山ブドウの棚は、もっぱら冬場の鳥たちのエサ場として、大繁盛します。

ハクセキレイ

今日の写真は、昨日移動した南側の事務机からの野鳥観察です。電線の上に二羽、ハクセキレイが留まっています。

 

上から2番目の写真は、一番上の写真の右側の鳥。上から3番目の写真は、一番上の写真の左側の鳥です。

 

左側の鳥は、この写真の少し前、もう少し左側の電線に留まっていました。右のハクセキレイがこの場所に留まるとすかさず近くに飛び移りました。

 

右と左…なんとなく右の方が「シュッ」っとしているように見えます。右の鳥は、カメラを構えると、すぐにどこかへ飛んで行ってしまいました。

 

左のセキレイはじ~っとしています。右のセキレイが飛んで行ってから、しばら~~~くしてから、追いかけるように同じ方向に飛んでいきました。羽の模様や体型や行動も、なんとなく左の方が幼さを感じます。

 

以前、このホームページで「セグロセキレイ」と表記したブログが多々ありますが、もしかしたらその中に「ハクセキレイ」が混じっていたかもしれません。「セグロセキレイ」も「ハクセキレイ」も、夏場の背中の羽の色は黒いのだそうです。

 

写真のように、目のあたりに一本黒い線があって、他の顔の部分が白いものは「ハクセキレイ」なんだそうです。ハクセキレイは冬場になると背中の羽の色が薄くなるのだそうです。

 

左のセキレイの羽が薄い色なのは、産毛が生え変わる前…とも見えるし、衣替えの真っ最中…にも見えるし…どっちかな?

 

秋冬の事務机

昨日は二十四節気の「霜降(そうこう)」でした。正式には「霜降の入り」…といっても良いのでしょうか。霜降に入る日を「霜降」という場合と、霜降から立冬までの期間を指す場合があるという資料があります。

 

「そうこう」…(^^;…しているうちに、温かい季節に使用していた北側の事務机も、日中座っていると冷え冷えしてきたので、今日から南側の窓辺へ引っ越しました。

 

机の上にはウォークマンと、野鳥観察の為のビデオカメラも設置。事務仕事をしていても、鳥が騒がしいと気になって気になって…。

事務仕事がいっぱい

春先から一週間前まで、ほぼ息つく暇もなく過ごしました。本当は、袋掛け後は少し時間ができるはず…だったのに、今年はアライグマのおかげで、まったく~!!…というわけで、春先からレシートがたまりまくってます。ブドウの葉っぱが落ちると作業も忙しくなってくるので、今のうちにレシート整理です。

 

その他にも、栽培方法やパソコンなどの読みたかった本とか、調べたかった事とか…知りたいことも満載。相変わらずばたばたしてます。

不思議がいっぱい

最近、ず~っと疑問に思いつつ、解決しない問題があります。唐突なんですが「元素って何?」

 

数か月前、息子の書棚に元素の性質を人のキャラクターに変換してわかりやすく説明する本を見つけました。数十年前にそういえば習ったな~…と思いつつ、読むのですが、読めば読むほど疑問は深まるばかり…

 

「族」によって、性質がある…でも、族の中でも例外がある…。でも、そもそも、何で電子とかの組み合わせが一個違うだけで、こんなにも違う性質になるんだろう…とか…。そもそも、陽子・中性子・電子…その構成の違いで、何でいろんな物質ができちゃうんだろう…とか…。水素にはなんで陽子がないんだろう…とか…。例えば「テクネチウム」という物質は壊れやすいので、地球上の自然界にはほとんど存在しないと言われているけど、なんでそれがわかるんだろう…何で、オリオン座のペテルギウスにはたくさんあるとわかるんだろう…とか…。

 

数式にしてしまえばなんとなく納得するような気がしますが、でも、イメージがはっきりと作れない…。見渡してみたら、身近なところにたくさんの「何で?」があって、むずむずします。

 

 

アライグマかな?

今日の写真は10月17日、収穫作業の帰り道の写真です。上の写真の真ん中あたり、白い看板の左下に、茶色い動物が左へ走り去っていきました。

 

拡大してみる限り、アライグマのように見えます。早朝の畑でよく出会うのは鹿。イノシシは意外と出会いません。写真のような大きさの動物には3回ほど出会いました。

 

車のライトに気づいて、走り去っていってしまうので、なかなか確認することができません。森の中には、まだまだ知らない生き物たちがたくさんいるんでしょうね。

ドロバチの巣 増築中

出荷の時期、店先の机の穴に一生懸命巣を作っては土で埋めていたドロバチ。せっかくなので、昨年の農閑期に作っておいたドロバチ用の箱を設置しました。

 

それからこつこつこつこつ…着々と丹念に巣を作っては埋め、作っては埋め…。さて、どこまで行くのでしょう…

 

働きものだね~。

アサギマダラ目撃情報

収穫後の作業をしていた相方が、ブドウ畑でふわふわと飛んでいる「アサギマダラ」を見たそうです。「アサギマダラ」は渡りをする蝶なんだそうです。…でも、今日はたまたまカメラを持って行かなかったんだそうです。

 

カメラの用意をしていないときに限って、素敵な被写体に遭遇することがあります。次は是非、その美しい姿をカメラに収めてみたいものです。

夏ドラマ 一気見

実は、ドラマ好きです。すべてのドラマを見るわけにはいかないので、好きな俳優さんを中心にピックアップしてその時期その時期に見るドラマを決めます。ブドウの忙しい時期は、睡眠時間を確保するので精一杯なので、ドラマを撮りためています。…で、出荷が終わったら一気に見ます。…というわけで、今、ノルマこなしています。

 

今年の出荷の時期のブームは、「ヘリウムボイスで話すこと。」でした。これは、夏ドラマの「ハコヅメ」で、女性警察官役の二人が、ある理由でヘリウムボイスで話す…というシーンがあって、それからず~っと、ことあるごとにヘリウムボイスで話していました。特に永野芽依さんのセリフが、「ハイ」…だったので、「ハイ」という時に楽しんで、和んでいました。

 

秋ドラマも面白そうなものが続々と始まっています。…いや~ドラマってほんとにいいですね~…

販売終了しました

本日をもちまして、今年のブドウの販売を終了いたしました。

 

今年最後のお客様は、兵庫県の高砂市から来られた方。5歳3歳2歳の可愛らしいお子様をお連れになって来られました。時間もあったので、あたりを一緒に散歩させて頂きました。明るくて優しいご家族。ブドウを通じて、また一つ、優しいご縁が生まれました。

 

今年、ブドウを通じて出会えたたくさんの方々…ほんとうにありがとうございました。また、残念ながら、ブドウをお渡しできなかったお客様…ほんとうにごめんなさい。

 

たくさんの笑顔と、たくさんの優しさと、たくさんの元気と…それからそれから…言い尽くせないほどのたくさんの幸せを頂きました。

 

そんな皆さんに心から感謝します。そして、頑張っておいしいブドウを作ってくれたぶどうの木たちに感謝。お天道様に…ブドウのお山に…ブドウを取り巻くすべての人々と自然に、心から感謝します。そして、皆様の幸せを心から祈ります。

 

本当にありがとうございました。また、一年、頑張ります。

東播磨のコウノトリ

加古川から来てくださったお客様。ご主人が素敵な写真を見せてくださいました。コウノトリの写真です。最近は、東播磨にもコウノトリが飛来するようになったのだそうです。東播磨には「ため池」が多くあり、その水を抜く時期になると、そこにいる魚などを目当てに、豊岡から若いコウノトリが新天地を探して飛来するのだそうです。

 

その方は、コウノトリの生息地に日参し、早朝からカメラを構え、根気強くシャッターチャンスを待つのだそうです。渾身の貴重なお写真を一枚頂きました。

 

コロナが落ち着いたら、是非、その雄姿を見に行きたいものです…とはいえ、出会えるのは鳥次第。出会えるのは、根気があるか運があるか…。でも…会えたらいいなぁ~…。

ブドウ畑の牡鹿

今朝、ブドウを収穫にブドウ畑に着きました。何気なく遠くを見た相方が「…何かいる…」

 

少し小高くなっているブドウ畑のむこう側の道をこちらに向かって二つの光る眼が移動しています。

 

こちらのヘッドライトに気が付いているはずなのに、数メートルしか離れていないこちら側のT字路へ向かって、ひょこひょこと小走りに移動してきます。

 

T字路をどちらに行くのか…。少しだけ怖い気持ちがありましたが、無事、向こう側へ曲がって行きました。

 

写真は以前買った暗視カメラの動画をキャプチャーしました。曲り道の手前で、ふと振り返った時のものです。左上に光る眼。右側中央に白い逆三角のお尻が見えます。

 

ピントを合わせるのが結構難しいですが、無事、暗視カメラのデータをキャプチャー出来ました。夢は、このカメラで「フクロウ」を撮影すること。山の中でいつも聞こえるフクロウ。夜行性の動物の目印は、やっぱり「光る眼」なんでしょうね。…いつか撮れるといいなぁ~…。

ブドウの販売もそろそろ終わります

クイーンニーナをはじめ、まだ色づいていないブドウの完熟を待っておりましたが、ブドウの木に疲れが見え始めてしまいました。残念ですが、あと数日で、ブドウの販売も終了することになりそうです。

 

明日は、育成中の「オリエンタルスター」も販売予定です。オリエンタルスターは、シャインマスカットの仲間の紫のブドウ。シャインマスカットの仲間…というだけあって、普通に収穫できるようになるまでには、他のブドウよりも年数がかかりそうです。育成中なので、房はかなり小さめ。…でも、皮が「パリッ」と割れるので、「皮ごと食べられる」品種の中では「皮ごと感」はピカイチかも…。

早朝に出会った動物たち 1

ブドウ畑に収穫に行くときに出会った動物たちをご紹介します。エントリーナンバー1 「アナグマ」

 

早朝、危険な道路で無防備にうろうろしているのは、経験の浅い若い獣たちが多いように思います。

 

軽トラの助手席で、ビデオカメラを構えつつ、即座に撮影できるようにスイッチをオンにして、撮影ボタンに指を添え…それでも、すぐに暗闇に逃げ込んでしまうので、はっきりとした映像を捉えるのは意外と難しいものなんだな~…とつくづく思います。

秋のトマト

秋のトマトが赤くなりました。プランターで育てている大玉トマト。ほったらかしなので、成長はいまいち。…でも、赤くなったトマトが一つ。

 

トマトというと、夏のイメージですが、トマトの一番おいしい季節は「秋」…という人がいます。花が咲いてからゆっくり熟すので、美味しいのだとか…。

 

うちのトマトは放任されているので、プロの作った秋トマトとは程遠いですが、でも、一つだけ一生懸命元気に熟してくれた秋トマト…なんだかとっても可愛らしく思えてきます。

ねこもち

「ねこもち」を頂きました。実は、聞くのも見るのも初めて。まん丸でつるつるで、手のひらよりも少し大きめサイズ。名前も姿も可愛らしい…。

 

ちょうどよい塩味が付いているので、適当な幅に切って、トースターで焼くだけで、美味しくいただけます。

 

普通のお餅は、しょうゆなどで味付けしないと、ものたりませんが、これはその必要がないので、出荷作業で小腹がすいたときに、うってつけ。

 

ブドウの出荷ももう少し。「ねこもち」頂いて、がんばります。

明日から少しお休みします

いつまでも暑い日が続きます。今年は全体的に熟すのが遅めでした。ピオーネや、晩生のクイーンニーナも、部分的にまだ熟していないものがあります。他の晩生の品種も、もう少し…といったところ。このまま熟さずにしおれていくのか…それとも、ちゃんと熟してくれるのか…。

 

でも、もう、10月も中旬に突入します。来年に向けて、草刈りをしたり、雨除けのテントを外したり…秋の作業も急ぐので、明日から数日間、ご予約のお客様以外の販売をお休みすることにしました。

 

でも…もし、このままそれぞれが熟さないで終わったら、このまま終了になるのかものかな…もうちょっとがんばってほしいんだけどな…

金星と月と やもちゃん

夕方6時頃。ご予約のブドウを買いに来てくださったお客様が、「もうすぐ月と金星の方向に、ISS(宇宙ステーション)が通るのが見えますよ。」と教えてくださいました。

 

方向的に2階の窓からの方がよく見えるかも…と、二階に上がり、網戸を開けよう…と、しかけて…久しぶりに、網戸に張り付いているヤモリのやもちゃんに会いました。

 

最近、ネコがうろうろしているせいか、1階のリビングの窓で虫取りをしているやもちゃんを見ません。「寂しいな~…」と思っていたら、こんなところに…なかなかのコラボです。

 

ところで、ここ数日、早朝にあの懐かしい「ウルトラセブン」の4Kリメイクバージョンを放送しています。憧れの「ダン隊員」に早朝から会える幸せ…。…で、そのイメージがあるのでしょうか…この写真を見た相方が、やもちゃんを「怪獣みたい…」と言っていました。

ちょうど電線に足がかかっているようにも見えます。「やもちゃん怪獣、三日月に現る!」…ん~…あんまし怖くない…

アライグマ再び

収穫期も終盤戦。…で、久しぶりに来ました。アライグマです。「マスカットビオレ」や「シャインマスカット」が、やられ始めました。「マスカットビオレ」はまだまだ若木なので、房数も少なめ。…なのにやられたらどんだけ~!!

 

…「マスカットビオレ」は、「マスカット」の名の通り、マスカット系の品種。で、紫系…なので「バイオレット…ビオレ…」。実は、シャインマスカットよりも皮が薄く、食べやすい!

 

良い品種なので、これから晩生の時期に有望株!…でも!…獣害が~~!はらたつ~~!!

今年のぶどう

今年のぶどうは、全体的に熟すのが遅めでした。最近、ようやく「シャインマスカット」を出荷できるようになりました。赤系ぶどうの「クイーンニーナ」は、まだ、熟したものが全体の3割弱。ようやくご予約のお客様の分を、なんとか発送しているところです。

 

例年だと、そろそろ出荷も終わる頃…今年の秋は長くなりそうです。

み~ちゃん

はじめまして。み~ちゃんです。富岡さんちのブドウ畑のすぐそばに住んでいます。

 

好きな場所は家のウッドデッキの日よけの上です。ちょうどいいハンモックで、お昼寝には最高です。

 

最近、朝早く、富岡さんが畑に来ます。何やってるのかな~…気になって見に来ました。暗闇に紛れて、そ~っと近づくのに、気づかれてしまいます。ヘッドライトに目が光って気が付くんだそうです。

 

気が付くと、おじちゃんとおばちゃん二人して「み~ちゃん」って、声をかけてくれます。遊びたいけど…まだちょっとこわい…。近づいてくると、思わず逃げてしまいます。

 

でも…そのうちね…あそびたいね。

突然のオス鹿

朝、収穫に向かおうと自宅を出た直後、なんと道の真ん中にやや華奢なオス鹿が!!…華奢とはいえ、やっぱりデカい!まさかこんなところにいるとも思わず、ぶつかりそうになりました。

 

最近、鹿の鳴き声がよく聞こえるようになりました。秋の鹿の声は大概オスで、春はメスと聞いたことがあります。秋、オスが鳴くのは繁殖期だからで、春は出産期でメスが神経質になっている…とか…。

 

若いオスたちは、なかなかメスに出会えないのだとか…。やっぱり経験豊かなオスの方がモテるようです。ブドウ畑の近くで、最近、同じところで同じような若めの華奢なオス鹿に遭遇します。道の端に立って、まるで待っているかのよう…。もしかして、軽トラに恋しました?…なんてこと、ないよね?いくらメスに出会えないからと言って…

ドロバチのエサ場

写真が無くてごめんなさい。…そのうち撮れるかな?…

 

今年、エゴマを蒔きました。育ちました。そして…芋虫に葉っぱをばくばく食べられています。…が、そこに救世主登場!!昨日のドロバチを数匹確認できました。

 

ドロバチさんたち、よろしく!!

店先のドロバチ

店先においてある机。販売時期以外は納屋に置いて、作業台にしています。作業台なので、いろんな道具を固定する穴が開いています。

 

毎年、販売時期になると、泥バチがやってきて、その「穴」に巣を作ります。自分の体と同じくらいの大きさの芋虫をどこかから運んできて、穴に詰め込み、泥でふたをしています。

 

写真の手前と奥の穴は、ほぼ完成して塞がれています。現在、真ん中の穴でせっせと巣作りしています。

 

泥バチは「益虫」。野菜などを食べる芋虫を駆除してくれます。見た目スズメバチに似ているので、少し怖い感じもありますが、巣の周りでうろうろしていても、攻撃するでもなく、せっせと巣作りに励んでいます。

 

この机の隣に、もう一つ机を並べたら、芋虫を抱えた泥バチが困ったようにうろうろ…。あ、そうか、ここに巣を作っていたのね?ごめんごめん…。

 

毎年、泥バチがここに来るのを知ったので、農閑期に古い「立てす」を短く切って、気の箱に詰め込んだものを用意しておきました。先日、このドロバチアパートを近くに置くと、さっそく内見に来てくれました。

 

たくさん巣を作ったら、畑に持っていって、パトロールしてもらう予定です。

マイタケの季節

庭のコンポストに生ごみを入れに行った相方。帰ってくるなり「大変だ大変だ…」と手をひらひらさせて踊っています。

 

???…数分間、わけがわかりませんでした。

 

「マイタケがすごいことになってる!」

 

え?まじ?

 

…というわけで、見に行ったら、植木鉢で放置していたマイタケが、立派に育っていました。あたりには、マイタケの香りが…

 

でも、ところどころ、ナメクジに食われた跡があります。早速、畑用のナメクジの薬を土に撒いて、玄関先に避難させました。

 

「ブドウ畑の端っこで作っているマイタケも見に行かなきゃ…」と、行ってみたそうで、帰りに立派なマイタケをお土産に持ってきてくれました。

 

お昼はマイタケ入り豚骨ラーメン。こりこりしていて美味しかったです。スーパーにもいっぱいマイタケ並んでいますね。秋ですね~。