キセキレイの飛翔

昨日のセキレイのバトルの少し後、自宅の裏の電線でキセキレイが鳴いていました。勝利の雄たけびでしょうか。

 

カメラを向けるとすぐに飛び立っていってしまいました。写真はその時の動画を部分的にキャプチャしたものです。

 

羽の素早い伸縮とあわせて、長い尾羽でしなやかにバランスをとっている様子が見えます。

 

美しい…。惚れ惚れします。

 

 

セキレイ(?)の追いかけっこ

昨日は仲睦まじくほのぼのとした2羽でしたが、こちらは殺気立つバトルの真っ最中。ピントを合わせるどころか、カメラを向けるのだけで精いっぱいでした。

 

最初、左の鳥が追いかけてきて右の鳥が茂みに隠れました。数秒後、今度は右の鳥が茂みから飛び出して左の鳥を追いかけていきました。

 

羽の模様や尾羽の模様から、左がキセキレイ、右がセグロセキレイもしくはハクセキレイと思われますが、残念ながら断定はできませんでした。

 

春先からうちの屋根を中心にセグロセキレイが縄張りを主張して鋭く鳴いていました。また、昨日60mほど離れた民家の鬼瓦の上でキセキレイが鳴いているのが見えたので、もしかしたらその2羽でのバトルなのかもしれません。

 

セキレイの鳴き方は、聴きようによっては昔のインベーダーゲームの弾の発射音にも似ている時があります。セキレイのスタイリッシュな模様や、この鋭い追いかけっこの様子もあわせて、鋭い眼光のハンターのイメージがダブります。

 

…それにしても…この雨の中ほんとみなさん元気ですね~…

つがい(?)のシジュウカラ

こちらは庭のヤマブドウに遊びに来たシジュウカラです。2羽で飛び回っていました。上の写真のシジュウカラはネクタイが細いのでメスではないかと思われます。下は遠目で分かりにくいのですが、オスではないかと思われます。

 

今日は一日雨。ですが、シジュウカラ、ホオジロ、スズメ、ツバメ、キセキレイ、セグロセキレイも、あっちこっちで飛び回って餌をついばんだり、大声で鳴いたり、追っかけっこをしたり…。

 

遠くではウグイスの鳴き声。時おりアオサギ、シラサギ、カラス、トンビや…確認できなかったいろんな鳥たちも飛び回り…。山でも一日中鳥たちの鳴き声が聞こえていました。

 

もしかしたら、雨の日の方が虫などが取りやすいのかもしれませんね。雨の中、みなさん元気で頑張ってますね~。

餌をくわえたシジュウカラ

春です。鳥たちは繁殖シーズンです。自宅玄関前の電柱・電線は、入れ替わり立ち代わり、いろんな鳥がいろんな用事で訪れています。

 

写真は電柱の上で止まっているシジュウカラ。口になにやらくわえています。忙しそうだね~。

月刊「BIRDER」発行・文一総合出版

前から気になっていた雑誌があります。今日、用事で赤穂に行ってきた相方が、お土産で買ってきてくれました。今月の特集は「今すぐ役立つ幼鳥講座」。季節ですからね~。

 

表紙からチョウゲンボウの幼鳥に見つめられます。いきなりハートをわしづかみにされました。やっぱりプロの写真は違いますね~。かわいい~!たまらん~!

「電柱鳥類学」著・三上修 / 発行・岩波書店

1カ月ほど前から、自宅近くの電柱の四角い横棒にスズメが入ったり出たりしているように見えます。相方と「出入りしてるよね…」「でもあんな所は入れるのかな~…」などと話していました。

 

そんな折、絶妙なタイミングで素敵な本に出合いました。考えてみたら、今や鳥たちと「電柱・電線」は切っても切れない関係。(…あ…電線切れたら困りますが…。)そこに目を付ける研究者が居ても不思議じゃない…という事にも、改めて気付かされます。

 

鳥の本ですが、最初は電柱や電線の話し。…でも、その内容から目からウロコ。いつも見慣れた電柱や電線が美しい芸術作品に見えてきます。そして、最後は自然と人との関わり方まで。いろいろ考えさせられる内容になっています。…というと、なんだか堅苦しそうな感じがしますが、優しい文体でユーモアも交え、文字も大きい(これ大事!)。とても読みやすい本です。

 

外での作業中にうろちょろする野鳥が可愛くてハマったバードウォッチングですが、野鳥を研究する人たちの本を読むと、今まで知らなかった世界が身近に広がっていたんだと教えられます。たまには、じ~っと電柱・電線を観察してみたら、気付かなかった世界がそこにあるかも?

 

ちなみに「電柱鳥類学」というのは筆者の造語なんだそうです。…でも、そのうち本当にそんな学問が確立するかも?

シイタケの季節

 

ぶどう畑の端っこ、陽が射さない場所があります。ぶどうが育てられないので、植菌したホダ木を寝かせてあります。昨年植菌したシイタケのホダ木から、つぎつぎとにょきにょき出てきました。

 

発芽したものを自宅に運んで、毎日水やりしています。そのまま山で育てるより、やっぱり収穫量が格段に上がります。

 

シイタケを眺めていた相方が、「ここに出てるの知ってる?」と…。シイタケの下の方や裏側に、おっきなおっきなシイタケが…。これはやっぱり、お酒を振ってグリルで素焼き…ですかね~。

祝 クルードラゴン打ち上げ成功

日本人宇宙飛行士 星出彰彦さんの搭乗した「クルードラゴン」の打ち上げが成功したそうです。宇宙ステーションとドッキングするのは日本時間24日の夜だそうです。

 

日本から宇宙ステーションが見えるのは、24日の早朝5時頃、だいたい中国地方以西。25日の早朝4時14分頃、北海道以外の場所で。24日に宇宙ステーションと並んだクルードラゴンが見えたらいいなぁ~…と思いますが、時間的にどうかなぁ~…そもそも佐用で見えるかな~…。でも、見えたらラッキーかも…

 

宇宙ステーションの観測は「KIBO宇宙放送局 #きぼうを見よう」で時間や方向などを確認してくださいね。宇宙ステーションは意外と早く通り過ぎるので、お気を付けて。

枝垂れ桃のシジュウカラ

花が終わった庭の枝垂れ桃に、毎日のようにシジュウカラが来ています。かすかに「コンコンコンコン」と木をつっつく音がします。君はキツツキだったのかな~?…と、突っ込みをいれたくなります。

 

多分、木に張り付いているカイガラムシを食べているのではないか…と推測していますが、はっきりしたことはわかりません。

 

このシジュウカラ。最近2羽で行動を共にしています。つがいでしょうか。素敵なお相手ができてよかったね~。新居はどこなのかな~。探したら迷惑かな~?

 

そのうち元気なヒナたちがうろうろするようになるのでしょうか。楽しみです。無事を祈りつつ…

山野草用の暗室を増設しました

山野草の趣味が、じわじわと相方に増殖しています。説明を聞いても何のことやら…なので、ここでは省略しますが、どうやら「蘭」が気になるらしい…

 

…で、前に作った暗室が風で歪んでいたので、それを直すついでに増築しました。こういった作業はどちらかというと私の趣味。ハウスパイプとクロスバンドを使って骨組みを作り、足場の板をブロックに渡して棚にしてあります。

 

遮光ネットはパッカーで固定してありますが、念のため部分的に耐候性のある結束バンドで補強してあります。開口部分は「菜園簡単パッカー」という、クリップ型のパッカーで止め、開け閉めできるようになっています。

 

左半分は、相方の要望で、60cmほどの高さにさらに細長い棚を作り、奥の壁面に網を立てて付けました。どうやらそこに蘭を仕込んだ木の切れ端を吊るすのだそうです。

 

強風対策として、骨組みとブロックをハウスバンドでくくりつけてあります。

 

こういったものを作る時に、以前、ミニクランプを使って組み立てていましたが、どうも歪むんです。しかも、ネジの部分が錆びて取り外す時も苦労します。今回、半分は元の棚で、ミニクランプを付けたまま歪みを力業で「えいやぁ!」と直しました。そのため、その部分のミニクランプはそのままですが、増築部分はクロスバンドを使いました。クロスバンドは細い針金なので何となく頼りない気もしますが、何年経っても歪みが少ないような気がします。(あくまで個人的な感想です。)

 

この棚に美しい蘭たちが咲き誇るのがとっても楽しみ…と、相方には今からたっぷりとプレッシャーをかけています(^^)

ウメの実がすくすく育っています

ウメの実が随分大きくなってきました。既に小梅ほどの大きさになったものもあります。この時期に気を付けたいのが「アブラムシ」。おなじみの「害虫」ですが、その生態を知ったのは最近です。

 

アブラムシはメスだけでどんどん増える…とか、生まれた時には既に子を宿している…とか…その他にも越冬の方法など…その生態には本当に驚かされます。そりゃ、増えますよね~。

 

ウメの葉っぱも縮れているものが見られるようになりました。アブラムシがはびこり始めた兆候です。アブラムシの他にケムシやその他もろもろ。小鳥たちもがんばって食べてくれてますが、追いつきません。

 

 

シジュウカラ

最近鳥の写真は、動画を撮ってその中から写真を切り取って載せています。好きなのは口を一生懸命あけてさえずっている表情です。

 

顔の大きさと開けた口の大きさを、人間に置き換えたらとてつもない尺度になりそうです。そんな力いっぱい鳴いているなんとも健気な姿が、愛おしくて愛おしくて…

 

今日の写真はシジュウカラ。立派なネクタイですね~。電線に仁王立ち(?)で踏ん張って、力いっぱい鳴いています。素敵な彼女ができるといいねぇ~。

ツバメが帰ってきました

最近、鳥たちが賑やかです。一年中居るスズメやシジュウカラ、カワラヒワなどの留鳥たちに南から帰ってきたツバメも加わって、小鳥たちがあちこちで縄張り争いを繰り広げています。

 

大型のトンビとカラスも相変わらず追いかけたり追いかけられたり…シラサギやアオサギもこっちの山あっちの山と、行ったり来たり…

 

山の方からはヒヨドリやウグイス、山鳩などの鳴き声も入り混じり、夜にはフクロウが「ホ~ホ~」…

 

そして、先日、神戸新聞に「佐用町三日月の田んぼにコウノトリが…」との記事。…あ~。見てみたい!会ってみたい!

 

いろいろ気になって、空ばかり見上げています。

山桜と藤の花と新緑のコラボ

このあたりは山のあちらこちらに山桜があります。同じ時期に一斉に咲くソメイヨシノも見事ですが、山桜は咲く時期がばらばら。お陰でいろんなところでぽつぽつと咲いて、長く楽しませてくれます。

 

自宅の窓から見える山に、毎年遅く咲く山桜があります。傍に藤の花…そして新緑。素敵な借景です。

 

藤の花も咲き始めました。いろんな所で、山桜ならではの素敵な共演が楽しめるかも?

シリアゲも出てきました

こちらは「シリアゲムシ」。尻上がってますね~。

 

最初、シリアゲの羽が透けているので、ぶどうの害虫の「スカシバガ」かもと思って即座に駆除していました。でも、調べてみると、悪さをしない「ただの虫」だったことが判明。…ほんと、ごめんなさい。

 

…そして今日も、ぶどう畑のあちこちで、元気に尻あげてます。

カミキリムシの幼虫

こちらは「カミキリムシ」の幼虫。太くなっている方からちょこんと黒い頭が見えています。食害しているのはブドウの幹です。土から上へ伸びている主幹の粗皮の下に居ました。

 

樹の表面の部分は、水などが供給されるとても大事な部分。ひどい状態になると、ぐるっと一周食害されて、さらにひどくなると、ブドウの樹が枯れます。

 

 

いわゆる「ブドウ虫」と言われる、いかにも「イモムシ」的な幼虫とは形状が違います。ちなみに「ブドウ虫」はスカシバガという蛾の幼虫です。また、スカシバガの成虫は「蛾」というより、「蜂」に似ています。

 

 

昨日のブログの「アカネトラカミキリ」は成虫で樹内で越冬する…とある資料もあります。…カミキリムシの世界も奥が深いです。

ナシの花で採食するアカネトラカミキリ

ナシの花を摘花していると、いろんな虫に出会います。花の中に頭を突っ込んで一心不乱に採食しているのは「アカネトラカミキリ」と思われます。

 

スマホに拡大レンズを装着して、めちゃくちゃ接近してシャッターを押しまくっても、全然気が付きません。

 

この一心不乱ぶりは思わず愛着が湧いてしまいそうになりますが、カミキリムシの仲間はブドウの害虫の場合もあるので、残念ですが駆除しました。(実際にアカネトラカミキリがブドウを食害するかどうか、調べましたが分かりませんでした。)

 

ちなみに、ブドウの害虫で有名なのは「ブドウトラカミキリ」。丸っこい胸の黒い部分が赤い色をしています。トラカミキリの仲間の姿は、いわゆる「カミキリムシ」とは少しイメージが違いますが要注意です。

ベリーAの新芽

こちらはベリーAの新芽です。ぶどう畑の中では一番乗りです。柔らかい葉っぱの産毛のおくるみの中に抱かれて、赤い花芽らしきものが透けて見えます。

 

実はこの花芽の元は、昨年の6月頃に生まれます。ここまで来るのにすでに10カ月ほどかかっています。これが育って成熟し、甘い果実になるのにあと5か月ほど。

 

これからの時期は、果実が熟すのと並行して、来年の花芽を準備する大切な時期になります。目に見える成果を出しながら、目に見えない準備を着々と進めている…堅実な生き方に脱帽です。

 

 

ヤマブドウの新芽

こちらは庭のヤマブドウ。例年通り一番早くヤマブドウが展葉しました。すでに花芽もしっかりと見えています。

 

雨よけテントを掛けていないので、先日の霜で少ししおれた新芽があります。(下の写真)

 

うちのヤマブドウの栽培はほったらかし。雨よけも農薬散布も種なし処理も袋掛けもしていません。そのため、収穫の時に粒の中に入り込んだ虫などの掃除するのが大変で、収穫のわりに手間のわりに収量があがりません…。でも、ジュースやジャムにすると絶品です。

 

そして、収穫しそびれてほったらかしにした実は、野鳥たちのおやつになります。冬場の寂しい庭にも小鳥たちを呼んでくれる素敵な空間です。

 

 

ブドウの新芽が膨らみ始めました

いよいよブドウの新芽が膨らみ始めました。写真は早生の「紫玉」。清々しい葉っぱの色が産毛の下から透けて見えます。

 

このところ、暖かい日は初夏のように暖かく、寒い日は早春のように寒くなります。昨日の早朝はぶどう畑も霜が降りました。

 

こんな天気の年は、雨よけテントが無いと、膨らみ始めた新芽が霜にやられます。ぶどうの新芽が霜害にやられると、そこからは来年以降もずっと、もう芽が吹くことはありません。

 

新芽は霜以外にもいろんな害虫の餌食にもなります。ちっちゃなちっちゃな新芽。無事すくすく育ちますように…

ワラビの季節

「あく抜きしてあるから、よかったら食べて!」…ご近所さんが持ってきてくださいました。

 

いよいよ春の野草の真打、ワラビの季節がやってきました。卵とじにすると美味しいよ…と教えて頂いたので、さっそく出汁とみりんと薄口しょうゆで味付けして、卵とじにして美味しく頂きました。

 

ちなみに、ワラビも近所の直売所「味わいの里三日月」でも買う事ができます。先日お店をのぞいてみたら「山菜コーナー」ができていました。

 

春ですね~。

栗の種まき

今日の写真は芽が出た栗です。なかなかほのぼのとしたユーモラスな絵です。伸びているのは根っこなんだそうです。適当なポットに培養土を入れて、埋めてみました。

 

種まきをすると、その子葉の姿は本葉とは随分違う形のものが出てくることが多い。野菜の子葉も、ネギのように棒みたいな形をしたものや、ズッキーニのように「お前本当に子葉か!?」と言いたくなるような巨大な子葉もあります。

 

種まきしないと会えない子葉。さてさて、栗の子葉ってどんなんかなぁ~。わくわくわくわく…

春の食卓

「タケノコ食べる?」ご近所さんが声をかけてくださいました。ご実家でとれたものだそうです。早速あく抜きして土佐煮で頂きました。今回は昆布茶とみりんと薄口しょうゆとかつお節で味付け。庭の山椒の新芽を添えました。

 

新鮮で柔らかく、あく抜き要らなかったんじゃないかと思うほど美味しかったです。

 

こごみと並んで、春ですね~。ほんの一瞬、今の季節だけの幸せ…頂きます。

 

ウメの害虫

虫嫌いの方ごめんなさい。今日の写真はウメの害虫です。

 

ウメの花が終わってしばらくたちます。ウメの花はその中に「偽花」といってめしべのない花がたくさんあるそうです。

 

めしべのある花をたくさんつけてそれぞれが受粉すると体力を消耗します。かといって、梅の花が咲く頃はまだ虫も少なめなので、まばらに花をつけていたら、少ない虫に気付いてもらう確率も少なくなります。

 

…というわけで、偽の花もたくさんつけた梅の花。今は花びらも落ちて、花がらがたくさんついています。

 

この「花がら」。どうも害虫の棲み処になっているような気がするので、落としてみました。花がらの中にはちっちゃいカタツムリがたくさん居ました。それから花がらの中ではありませんが、せっかく生ったちいさい実にかぶりついていたのが写真の毛虫です。

 

カメラを向けるとすたこらさっさ…意外と早く移動します。下の写真はこのケムシがかぶりついていた実。すごい食べっぷりです。

 

この季節は、イモムシもケムシも卵から孵って、せっせと栄養補給を始める時期。…そして、そろそろ卵を抱き始める野鳥たちは、この虫たちをせっせと食べて栄養補給。

 

果樹園の周りは、ホオジロやカワラヒワが集団でエサをついばんだり追いかけっこしたり…一日中大騒ぎです。

キウイの花芽

一気に春めいて…まいりませんね~…。ここ数日寒い日が続きます。…とはいえ、木々はどんどん成長しています。

 

今日の写真はキウイフルーツの新芽と花芽。丸っこいのがキウイフルーツの花のあかちゃんです。

 

ぶどう畑は雨よけテント張りが終わり、一番初めの防除が終わって冬の仕事は終わり。今はブドウの新芽が開くのを待っています。

 

でも、新芽が出ると忙しくなるので、その間にできる事を進めておきます。今は草刈りと、傷んだ鳥よけ網の補修をしています。…それからそれから…あれも…これも…

 

キウイフルーツの花芽のあかちゃん…人間の生まれたての赤ちゃんの握ったお手々に似ています…「これからがんばるぞ!」と、やる気満々…こっちも負けないように頑張るね!

 

 

キウイフルーツの新芽

キウイフルーツの新芽が出ました。ぼぉーっと眺めていたら、居ました居ました。真ん中あたりに写っているつんつんした灰色の…「ミノムシ」です。

 

ぶどうの新芽はまだ開いていませんが、何故かもう芽が開くあたりにぶら下がっています。

 

新芽が開く前に、匂いがするのでしょうか…もしそうだとしたら、その嗅覚…ほしいです。

ナシの開葯

先日教えて頂いた梨の花粉集め。昨日はぶどう畑にある梨の木の花を摘みました。子どもの頃に花を摘んでおままごとをしたのを思い出します。ただ、花粉取りをするには少し開きすぎているかもしれません。

 

2番目の写真は、1昼夜暖かい所に置いて、葯が開ききったところです。もやしみたいに見えるのはおしべの軸です。

 

一昨日摘んだ花は翌日晴れていたので、缶に入れて暖かい縁側に置きましたが、今日は雨。こんな時は冷蔵庫の上かな?…と、温度を測ったら丁度良い温度(3番目の写真)。いつもの天然酵母パン発酵の定位置が、今日は梨のおしべの開葯場所になりました。

 

 

冷蔵庫の上って、便利ですね~。

「こごみ」の季節(免疫力アップに…)

いよいよこの季節がやってきました。「こごみ」です。ここに来るまでは「こごみ」をあまり知りませんでしたが、今は春の味覚の一番の楽しみとなっています。

 

ブロッコリーを頂く時のように、少し塩ゆでしてマヨネーズをかけて頂いています。

 

この「こごみ」…美味しいだけあって、栄養も抜群。含まれる栄養素は、皮膚や粘膜の働きを正常に働かせ、免疫力をアップさせるのだそうです。また、活性酸素を抑え、動脈硬化や生活習慣病を予防する働きをするそうです。

 

ほうれん草などの青い野菜の乏しい今の時期。体調管理も兼ねて、是非積極的に頂きたい春の味覚です。

 

「こごみ」は、三日月の直売所「味わいの里 三日月」で買うことが出来ます。販売時期も短く、また、売り切れの場合もあるので、遠くから来られる方は事前のご連絡をおすすめします。

ナシの「葯(ヤク)」と「花粉」

佐用町の果樹の講習会に行ってきました。今日は梨の受粉。梨は受粉作業をしないと実がなりにくいのだそうです。

 

講習を受けた後、自宅の庭のナシで試してみました。上の写真のピンク色の「葯」の中に花粉がたくさん詰まっています。これを保温すると葯がはじけて中から花粉が出てくるのだそうです。

 

上の写真を部分的に拡大したのが下の写真。左上のぽってりした明太子みたいなのが「葯」です。その右下のあずき色のお椀みたいな中から、花粉が溢れているのが見えます。その左下は、葯が少し割れて中から花粉が見えています。

 

まだ割れていない葯をよくよく見ると真ん中に白っぽい線が入っています。ここが割れるようになっているようです。

 

ところで、ナシの花を取っていると、イカのお刺身みたいな匂いがします。ナシの花の香りをつまみに、日本酒があいそうです。(あくまで個人的な感想です^^;)

 

三日月の大ムク(久森家の大ムク)

先日、大イトザクラを見に行った日に、巨木つながりで久しぶりに、三日月の大ムクに会いに行ってきました。

 

このムクノキは民家の敷地内にあるので、遠くから眺めていたら、その民家の方が声をかけてくださったので、お言葉に甘えて敷地内に入れて頂きました。

 

「木の中が空洞になっていて、中に入って見ることができるんですよ」と言ってくださったので、貴重な経験をさせて頂きました。

 

一番下がその写真です。内部の木肌は意外としっとりしてすべすべ。異次元に入り込んだような、神秘的な空気に満ちています。かなり傷みも激しいものの、がんばって立っている勇壮な姿に、底知れないエネルギーを感じます。