プランDの結果

獣害対策プランDの状況報告です。とりあえず、網をかけた部分からの侵入は見られません…が、まだ毎日数房ずつ食害されます。相方が畑の周囲を見回ったら、「ここからかな?」と思われる部分を見つけたそうです。

 

それにしても、ほんとに、獣の執念と根性には頭が下がります…と、感心している場合ではないのですが…

タカだよね?

ぶどう畑で見つけたそうです。トンビとは絶対に違います。タカと思われますが、結局、種類はわかりませんでした。

 

2羽いたそうです。つがいか、それとも親子か…

 

今日の写真は、ビデオデータをキャプチャしたものです。なんとも気高い飛び方です。見ているだけで、大空を舞っているような気分になります。

 

「よく見るトンビとは違います」…といいましたが、結構、トンビも恰好いいんですけどね。でも、普通にいつも見るし、時々カラスに追いかけられたりしているので、なんとなく「近所の友だち」みたいな感覚になっています。

 

タカは…どちらかというと渋くてカッコいい芸能人…といったところでしょうか…

 

 

アライグマ対策プランD始動

プランBで少しだけ治まったはずの獣害ですが、完全ではないようで、毎日数房ずつ食害されます。すでにブドウの木一本分以上に達しています。

 

どうやら山側の獣除けの劣化した波板や網の隙間から入り込んでいる様子。毎日点検していますが、なかなか大変です。

 

 

山側の獣除けの柵は、ぶどう棚の端っこから少し離れています。獣たちは、どうやら、入った先から下がるのが苦手のようなので、柵に取り付けた網のやや下方から、防鳥ネットを取り付けて、棚上の防鳥ネットにつなげてあります。

 

ぶどう棚の線を伝って登りにくいのか、今のところ上から入り込むのはなさそうです。

 

 

昨日は少し時間を作って、新たにプランD始動です。

 

棚上に繋げてある防鳥ネットの下に、幅2メートルの獣除けの網を繋げて、下の地際をタフらせてあります。防鳥ネットと網は、屋外で使用できる結束バンドの一番小さいサイズで約15センチ毎にねちねちと止めてあります。

 

写真にはありませんが、今日は、柵の地際の部分に、異形鋼管を置いてみました。置く際に、異形鋼管を網に絡ませるように置きました。

 

完全に入り込まないようにはならないかもしれませんが、とりあえず、網が新しくてキラキラしているので、穴があけられていたら、即わかるはず…。下から潜ったら、その部分がごちゃごちゃになるので、それもわかりやすいはず…

 

さて、これで勘弁してくれると良いのですが…

田んぼの獣害

ぶどう畑では、アライグマの被害に追われていますが、今日来られた方が、田んぼに「ヌートリア」が出て、穴を掘って困る…と話されていました。「ヌートリア」ですか…。ほんとにいろんなところにいろんな獣害が出てきているんですね。ヌートリアも外来生物。もともと軍用の毛皮をとるために入ってきたものだそうです。

 

稲穂が垂れてきました。今年は夏場の長雨で、全国的に稲のいもち病が問題になっているようです。それに輪をかけて獣害ですか…。お米農家も大変です。

あったらいいなぁ~…と思うもの

いろんなところからアライグマが入り込もうとするので、結局畑中を歩き回って、毎日入り口を探します。それだけで時間がかかります。…で、思うわけです…野生生物の匂いを探知するセンサーとかあったらなぁ~…と…

 

食害されたブドウに付いた匂いを覚えてもらって、センサーで入り口を探知する…的な…

予防接種

数か月前、相方が買い物をしていたら、売り場で立ち話していた方が、その知り合いと思われる方に「今日、コロナうってきた」…と話されていたと…。「コロナうってきた…コロナ撃ってきた…いや違う…コロナ(の予防接種の注射を)打ってきた」……。まあ、普通に考えたらそうですけどね…狩猟じゃないんだから…。でも、気持ち的には撃てるものならバンバン撃ちたい気分ではあります。

 

…で、今日、二人そろって2回目を無事「うって」きました。予防接種に関してはいろんな意見もあるでしょうし、そのデメリットを被ってしまった方もおられるでしょう。また、その運営方法やら何やら、批判される事もあるようですが、今日打っていただいた、この0.3ミリリットルのワクチンの為に、どれだけの人たちの「想い」と「ご苦労」があっただろう…と思うと、感謝しかありません。そんな方々に、心からの感謝と共に、その方々の幸福と平安を切に祈ります。

 

予防接種を完了した…とはいえ、有効な抗体ができるまでには、2回目接種してから約1週間かかるのだとか…。また2回接種しても、有効な免疫力がつく人は全体の95%だとか…。もしかしたら自分が残りの5%かも…と思いながら生活していくことが大事なんだそうです。

 

長い戦いになりますね。皆さんの健康と幸せを改めてお祈りしております。

アライグマのたゆまぬ努力の跡

今日は、獣除けの網が数か所写真のように穴をあけられていました。畑の上部の最初の入り口はプランBで止めました。…すると、今度は畑の下の方の劣化した波板や、獣除けの網の浮いたところから入り込みました。

 

…それを止めたら、今まで入ったことのない獣除け用の頑丈な網に穴をあけてきました。…それも数か所!!(下の写真はその穴をひとつひとつちまちまと止めたところです。)

 

ほんとに、執念ですね~。敵ながらあっぱれ……いやいや…感心している場合じゃないですが…

ねここんばんわ

今日の夜9時前…突然網戸が「ガラッ」と開く音がしました。見ると、暗闇で黒い生き物がこちらを見ています。よくよく見ると、このあたりでよく見るネコでした。

 

最近、向かいの空き家が取り壊されたのですが、そのネコはそこをねぐらにしていた様子…行き場を失ったネコが偵察に来たのかもしれません。でも、うちは空き家ではありませんよ~。

 

点検点検…

今日の被害は4房…。畑の周囲をくまなく点検する日々が続きます。今日は獣除けの柵の下の方に、それらしき穴が開いていました。劣化した波板を突破されたようです。下から突破口を見つけようとするあたり、やはりプランBの効果はあるようです。

 

調べてみると、都市部でもアライグマの繁殖がかなりひどい状態になっているようです。先日も宝塚の方が「普通に公園に居る…」と話されていました。ゴルフ場も穴を掘ったり…様々な被害が出ているようです。数日前の神戸新聞にも、日中に水たまりの水を飲むアライグマファミリーの写真が投降されていました。

 

東京都の大田区などでは、箱ワナの貸し出しや、捕獲されたアライグマの受け入れを無料で行っているところもあるそうです。すでにじわじわと、全国的に日本の食糧・住宅・健康事情が、アライグマに脅かされ始めています。

アライグマの足跡?

アライグマの襲撃、今日は紫玉が1房、ベリーAが1房…。プランBの効果か、少し治まってきています。

 

…で…食害されたベリーA(2番目の写真の中央)のすぐそばの中支柱に、なにやら獣の足跡らしき形が…。この写真には写っていませんが、この中支柱の下から点々と跡がついています。こんなすべすべの場所でも登るんですね~。

 

周囲を見回したら、近くの出入り口付近の下の方が少し開いていました。もしかしたら侵入口はこっちかも?(昨日怪しいと思って障害物を置いたところはそのままでした。)畑の周りを探し回って、入れそうなところを見つけるんですね。すごい執念です。

 

これは、先日、畑の周囲の草刈りをしたので、見つけることができました。獣害対策のためにも、草刈りって大事だなぁ~とつくづく思います。今日は柵の下の部分を重点的に点検して、危なそうなところをネチネチと対策してまわりました。

 

さあ!どっからでもかかってこいや!!……ウソです……頼むから、もう、かかってこないで……

プランC 撃沈

昨日のアライグマ対策プランCですが、効果なしでした。昨日ハッカ油を着けた袋の隣の房が食害されていました。…匂い作戦はことごとく撃沈です。以前、正露丸の匂いも試したことがありますが…

 

でも、とりあえず以前から比べると一晩で食害される数が減ってきているのは事実。プランBが一番効果があったかも?

 

…それにしても、ちょいちょい食べられる…ということは、入り込んでいる様子。今日は、獣除けの柵が浮いている部分が見つかったので、とりあえずその前に障害物を置いてみました。明日行ってみてそれが動いていたら、侵入口とわかります。

 

食欲の秋…向こうも必死というのはよくわかりますが…

獣除け プランC スースー作戦

獣除け プランB。一時期のように一晩で10房…という事はなくなりましたが、まだ毎日数房ずつ食害されます。今日は、プランBの網の設置を続けました。それから、昨日までに設置した網の上部が少し緩んでいる部分があったので、補強しました。

 

…で、相方がいろいろ調べていたら、猫にはミントの匂いがだめらしい…と。…たまたまあったハッカ油。…で、破られた房の袋に着けてみたようです。

 

一般に獣除けというと「木酢酢」といいますが、これが全然効かない…。ミントが効いたら良いのだけど…。…でも、よくよく調べたらどうやら元々肉食の猫などには有害…ともあり…。ん~~~…。どうかな~………。

 

人間には平気なものでも、いろんなペットには有害…最悪死に至る…というものがあるそうで、家で鳥を飼っていた方が、アロマを焚いたら、その成分のせいで鳥が死んでしまった…ということもあるんだとか。猫は乳製品やチョコレート、ネギ類など…。

 

アライグマの弱点…知りたい…

ホワイトボードを掛ける方法

アライグマ対策のプランBですが、残念ながら今日は3房ほど食べられたようです。やはり、畑の周囲をもっと固めないとダメなんでしょうか…。

 

…とはいえ、お店の準備もしなくては…というわけで、少しずつですが進めています。

 

写真はホワイトボードを掛けている部分。ハウスパイプを横に渡し、昨年は針金などで固定していましたが、…そうだ!この手があったか!…というわけで、カーテンレール用のリングとフックを使ってみました。

 

安定感もあり、移動などにも柔軟に対応できます。

 

 

獣除け プランB 高い高いぶらぶら作戦

獣害対策プランBが、そこそこ結果が出たのでご紹介します。名付けて「高い高いぶらぶら作戦」。

 

3メートルのニトポールを立てて、そこに「サル除けネット」という網を張りました。サル除けネットは幅3メートル長さ20メートルの網です。固定は耐候性の結束バンドです。

 

高さがあるので、上部を固定する際には

  1. 手の届くあたりに網の上部とニトポールを結束バンドで緩く留めてから、
  2. ニトポールをしならせて上部をたぐりよせ、
  3. ニトポールの先端に、先ほど留めた部分を持ってきて、
  4. ニトポールの上部で結束バンドをしっかり締め、
  5. ニトポールを伸ばします。

 

ニトポールはぶらぶらとしなりやすいので、網を引っ張ると曲がります。網を登ろうとすると、曲がって登れない…となるのでは…と。本当は畑全体を覆うとよいのですが、どうやらぶどう棚の縦方向の壁面から入りやすいので、とりあえずこちら側をすべて埋めてみました。

 

半分はサル除けネットが張れましたが、ホームセンターに在庫が無かったので、半分は1.8メートル幅の防鳥ネットの側面用で代用しています。

 

今のところ、ここからの侵入はなくなりましたが、今日はこれが立ててあるず~っと端っこの途切れた部分から入っていました。端っこの方の品種は紫玉ではないのですが、2房ほど食害されていました。また、もうひと頑張りしないといけないようです。

 

それにしても、アライグマにはほんと勉強させて頂いています。…でも…もう勘弁してほしいです。

長雨の影響

昨日と今日は、少しだけ雨足が弱まりました。今のうちに…と、昨日のアライグマ対策プランBの続きを設置してきました。
ブドウ農家仲間の方も、毎日心配して見に来てくださいます。今日はお陰様で、被害ゼロでした。

 

明日からまた雨が続きます。この時期の長雨は、ともするとブドウの粒が割れてくる「裂果」が出やすくなります。就農して2年目くらいの時、やはりこの時期に雨が多く、どの農家さんも苦労しました。

 

昨日、自宅近くの川が、今まで見たことないほど増水していました。川沿いで畑をしている農家仲間の畑に、水があふれないか心配になります。

 

獣害も、豪雨も、異常気象も…どうかほどほどで勘弁してほしいものです。

プランB始動

アライグマ対策が続いています。日々いろいろ試行錯誤中。先日ひそかにプランAを試してみましたが撃沈されました。(うまくいかなかった方法をアップすると、その道具を作っている会社等にご迷惑がかかるので、ここでは控えます。道具が悪かった…というよりも、うちの畑の現状に合わなかっただけですが…。)

 

今日は、別の方法を試しています。うまくいったらご報告しますね。…こんどこそうまくいきますように…。

アライグマの生態系攪乱とアライグマのジビエ料理

最近、ブドウ畑でヘビを見かけなくなりました。アライグマはカエルも好物なんだそうで、そういえばカエルも見かけなくなりました。カエルがいなくなったので、ヘビが居なくなったのか…それとも、ヘビ自体を食害しているのか…。

 

いずれにしても、アライグマによって、じわじわとブドウ畑周辺の生態系が変わってきているような気がします。

 

アライグマについていろいろ調べていたら、アライグマのジビエ料理の記事が結構ありました。意外と獣臭さも少なく、鶏肉に近いあっさりした味わいでありながら、脂肪も蓄えているので、コラーゲンたっぷり…しかも消化器官以外はすべて食べられるんだそうで…。ジビエの食材としてはかなり優秀な部類ですね。

 

ブドウ畑周辺の生態系が変わってしまう前に、是非、アライグマのジビエも広まってほしいものです。

獣害

野鳥の月刊誌に「BIRDER」という月刊誌があります。8月号に外来生物の駆除の話しが出ていました。外来生物とはいえ、その地域にある程度定着してしまったものを駆除するのは、なかなか大変なようです。

 

日本には「鳥獣保護法」という法律があります。…なので、獣害がひどいからといって、簡単に駆除するわけにはいかないのだそうです。…でも…限度問題…という気もします。野生鳥獣のかわりに、農家が絶滅しそうです…

 

…と、ぶちぶち言っても始まらないので、とりあえず地道にねちねち「穴」埋めてます。

ブドウ畑のテン(夏毛)

今年は獣害がひどいです。今日も数房やられていました。今まで獣が入り込んでも、こんなにひどく荒らされることはありませんでしたが、アライグマは、やり方がひどいので、入るとほんとに被害が甚大になります。

 

トレイルカメラをチェックしたら、今度はアライグマではない獣が写っていました。こちらはテンのようです。黒っぽい夏毛です。アライグマが荒らした網をくぐって入り込んだのでしょうか。

 

 

被害にあっているのは、一番早くに熟す「紫玉」。わかるんですね…なんて、感心している場合ではありません。このままだと収穫期までにブドウがなくなりそうです。いろいろググって対応策を模索中。アライグマに「生活」が食いつぶされそうです。

 

 

ブドウ畑のアライグマ

毎日ねちねちとネットの穴を見つけて埋めているので、以前のようにたくさん食べられることは少なくなりましたが、まだまだちょいちょいブドウが獣害に会います。

 

試しにぶどう棚の上に、トレイルカメラを設置してみました。…で、さっそく写りました…アライグマです。正面の顔は可愛らしい気がしますが、顔に似合わず気性が荒いんだそうです。

 

「あのね!!!もう4万円分くらい食べてるんだけど…わかってるかい!!?」

土の太陽熱消毒

暑い日が続きます。ご近所さんから以前、プランターなどで使った後の古い土を黒いごみ袋に入れて、暑い日に炎天下に置いておくと、雑菌や雑草の種などが消毒できるよ…と聞きました。

 

ふと倉庫を見たら、使った後の肥料袋が…。裏返したら黒いよな~…というわけで、これを使って実験です。

 

少なめに土を入れて、折りたたんだ口を下にして、平たく並べてみました。黒いごみ袋のように密閉はできませんが、袋自体は丈夫です。日なたにいるだけで暑いので、いけるんじゃないかな~…どうかな~…

 

置き場所は、獣除けの網の足元。雑草除けと網の固定も兼ねて…。さてさて、うまくいくかな?

セグロセキレイの鳴きまね?

最近、わりと朝早い時間に自宅の近くで聞こえる野鳥の声。フレーズからするとホオジロなんですが、ホオジロにしては声に張りがあるような…

 

で、外に出て鳴き声のするあたりを探すと、セグロセキレイらしきしっぽの長い鳥が電線に止まっています。

 

セグロセキレイといえば、昔のコンピューターゲームの玉の発射音みたいな鳴き方をするのかと思っていましたが、意外といろんな持ち歌をもっているようです。

 

ホオジロはわりと朝いちばんに庭で鳴きます。何か意図があってその鳴きまねをしているのか…それとも違うのか…もしかして、ホオジロに憧れてる?

パソコンを買い替えました

今まで使っていたパソコンの古くなって、WIFIが不安定になってきたので、思い切ってタブレットを買いました。タッチペンが使える…というのも魅力で…。

 

昔に比べたら新しいパソコンの設定も格段に簡単になりましたね。わからない事があった時の相談窓口の方々も、ほんとに優しいし、懇切丁寧で、ありがたくて涙が出そうになります。

 

私が社会人になった当時は、ようやく日本でインターネットが始まった頃でした。どこかの展示会で、村井純さんの講演を拝聴した覚えがあります。それから間もなく40年。当時、記憶容量の「ギガ」は夢の数字だったのに、今や2000円もしない64ギガの記憶媒体が手に入ります。

 

どんどん便利になるネット環境に触れる度に、最初の一歩を踏み出した方々の勇気と行動力を思います。そして、それを引き継ぎ、いろんな技術をオープンにして積み重ねてくださっているたくさんの方々の努力に、心から感謝します。

モモの品種

ある方から、ご自宅でとれたという白桃系のモモを頂きました。うちの庭にはない系統の品種。白桃系のモモは、「花に花粉がないものが多く受粉が必要」…だとか…「果肉が柔らかいから、すぐに指の跡がつきやすい」…とか…いろいろ繊細なモモだそうです…モモ農家さんの苦労が偲ばれます。

 

…でも、改めて食べてみると、やっぱり「白桃」って、美味しい!…モモの素敵な香りに包まれて、とろっと甘い果肉を口に含むと、あふれる果汁がのどを潤します…良いですね~…。果樹のカタログを開いてみたら、ひとくちに「白桃系」といっても、いろいろあるんですね。スーパーで売っているモモは、あまり細かい品種名がないので、実際に食べて確かめ難いところが悩みどころ。

 

モモの品種にご興味のある方は、東京豊洲市場の「モモの家系図」も面白いですよ。その数の多さに感動するとともに、育種化の方々の努力の跡が垣間見えます。(この家系図を作った方の「モモ愛」の深さもしみじみ感じます。)

事務机の横の窓の網戸のメスのアブラゼミ

暑苦しく長いタイトルですみません。今日も暴力的に暑い一日でした。写真は数日前。事務机の横の窓の網戸に、アブラゼミがとまりました。ただでさえ暑い毎日。こんな所で「ジージー」鳴かれたら、たまらん…と思ったら、相方が「メスだよ。鳴かないよ。」と教えてくれました。

 

かなり長い時間、ここで静かに止まっていました。セミのお腹をこんなに静かにまじまじと観察できるのも、なかなかない経験です。まじまじ見ても、全然動きません。暑くてバテたかな?

ゴマダラチョウのハートマーク

相方がブドウ畑から帰ろうと車に乗ったら、何かがばさばさと飛んだそうです。見てみると美しい紋様の蝶がフロントガラスにとまっていました。

 

帰ってから、恒例の会議…今日は「蝶」なので「蝶会議」です。どうやら「ゴマダラチョウ」のようです。白黒のシックな紋様の翅に、夕日のように温かい色の目と口。翅の縁取りにはハートマークが並んでいます。

 

翅の間の体のフォルムといい、すべてが美しくて見とれてしまいます。

 

 

イカル 網にかかる

ブドウ畑の防鳥ネットに、巣立ちしたばかりのイカルがひっかかっていたそうです。写真は救出直後の様子。まだまだ産毛がほわほわしています。

 

救出直後は怖がって鳴いていたイカル。軽トラの上にそっと置いてみました。すぐにどこかに飛んで行ってしまうかと思われましたが、じっとしています。まだまだ飛ぶのが苦手なのか、それとも腰を抜かしてしまったのか…。

 

畑の近くで親鳥らしきイカルがうろうろしていたので、そのあたりにそっと放したそうです。ホオジロなどは防鳥ネットの網目を平気でくぐって畑の中で遊びます。たまにヒヨドリなどが引っかかっているのを見ることがありますが、イカルは初めてです。

 

今は、いろんな野鳥の幼鳥たちが、怖いもの知らずでいろんなところに冒険に出かけます。先日は、農道を歩いていたら、目の前にスズメがちょこんと止まりました。止まられたこちらの方がびっくりするくらい大胆です。

 

いろんな経験を積んで、無事にたくましく育つことを祈りつつ…

夏野菜全開

今日の話題の前に、今日の獣害のご報告です。今日は無事でした。ご近所のブドウ農家さんのところも無事だったそうです。よかったよかった。…でも、どういう違いなんでしょうね…。今日は大丈夫だったからといっても今頃ごっそり…明日はげんなり…ということもあり…。なかなか気が抜けません。

 

毎日暑い日が続きます。ブドウ畑で獣害対策に追われている間に、庭のズッキーニが巨大化してしまいました。…というわけで、このところズッキーニ消費週間。最近は、もっぱら炒め物です。

 

大きなズッキーニの皮は固いので、部分的にピーラーなどでむいて、中のワタをスプーンなどでくりぬき、くし切りにして、玉ねぎとニンニクとトマトと一緒に、たっぷりめのオリーブオイルで炒めます。味付けは「ほんだし」と「ポン酢」。炒めて調味料を加えると、野菜の中からたっぷり水分が出てくるので、最後はその水分で煮るような感じです。

 

ズッキーニは野菜版マルチビタミン。いろいろな栄養素が入っているんだそうです。貧血気味の人にもおすすめ。それから、ウリ類には体臭を軽減する栄養素も入っているそうで、夏にはうってつけですね。

 

上の写真はバジルです。大きくなりすぎないうちに、ちょこちょこ収穫して、ざっと洗い、水気を切って葉っぱを冷凍しておきます。保存袋に入れて空気を抜くようにくるくると巻きながら口を閉じると、酸化しにくくなり、保存期間も伸びます。使う前に凍ったまま袋の上からもむと、いい感じに細かくなります。

 

 

夏野菜は抗酸化作用のある食材がいっぱい。元気をいっぱい頂きます。

獣害続きのつづき

昨日は獣害がありませんでした…が、今日、2房やられていました。ねちねちと嫌がらせの網を何重にも張っているせいか、今までのように10房まとめて…というわけではありませんが、なんだかんだと穴をあけて入り込みます。持久戦です。がんばります。