暑中お見舞い申し上げます(今のピオーネ ぶどうの獣害 ぶどう畑のヒグラシ ぶどう畑のクマツヅラ ぶどう畑の夏空)

暑い日が続きます。皆さんいかがお過ごしでしょうか。

 

身近な人で、熱中症で発熱している人がいて…微熱が下がらず、2回もコロナの検査を受けたり(2回とも陰性でした)…体調管理が難しい季節…みなさんもどうかお身体お大事に…

 

・ぶどう畑では、暑さの中ブドウたちは着々と美味しそうになってきています。上左の写真は今のピオーネです。房の先から熟していくって見るからによくわかりますね。

 

…で、ブドウがおいしくなってくると、元気にやってくる奴らが今年も…。上右の写真…食害されたすぐそばの枝にちょこんと残されたブドウの皮…ここで食べたのね…あのぉ~…皮ではなくて、お代を置いて行ってほしいんですけど…

 

・暑い暑い中でも、元気なのがセミ…写真はヒグラシと思われます。透明な羽がいかにも涼しげですね。ブドウ畑の足元には「クマツヅラ」と思われる小さな小さな薄紫の花が健気に咲き誇っています。

 

・一番下の写真はぶどう畑の夏空です。美しい青空とふわふわ浮かぶ千切れ雲がいかにも清々しいですね。

 

ー 次のブログ更新は8月18日(金)の予定です。8月13日と14日の未明には、夏の大イベント「ペルセウス流星群」が極大となります。1時間に約30個だそうです。月が細い時期になるので、お天気さえ良ければ観測日和になりますね。 ー

 

 

ごめんなさい(三日月支所のヤマモモ ぶどうの獣害 モモの収穫とジャムコンポートづくり ユウスゲ鑑賞会 ヤブカンゾウの花 鳥の遊び場 黒猫の避暑地)

前回、更新日延長のお知らせをしながら、結局次の更新日が来てしまいました。本当に申し訳ございませんでした。

 

7月4日にようやくブドウの袋掛けが終わり…と思っていたら、一週間もたたないうちに獣害が始まりました。獣害の強い味方、「サル除け網」があるせいか、以前よりは随分ましですが、劣化した柵を目ざとく見つけては入り込みます。

 

・先日、三日月の支所入り口に、たわわに実る「ヤマモモ」の木を見つけました。こんなところにあったんですね~…。近くには、まだまだ知らないお宝がたくさんあるのでしょうね。

 

・ブドウの作業の合間に、早生の「大久保」という品種のモモを収穫しました。天候のせいか、今一つ味が乗っていなかったので、一気に全部収穫して、熟した順にジャムやコンポートにし、瓶詰をして滅菌処理をしてみました。

 

冷凍庫…というのも手軽なのですが、いかんせんすでに満杯…。今年はこれで賞味期限のテストも兼ねて、少しずつ消費していくことにしました。

 

・最近知った「兵庫県光都土木事務所」のインスタで、上郡町の「金出地ダム自然植物公園」の「ユウスゲ鑑賞会」が催されることを知り、行ってきました。

 

夕方4時頃に咲き始めるというユウスゲ。夕涼みをしながら見るユウスゲは、清涼感あふれる素敵な花でした。特別参加のヤギさん…今年4月生まれなんだそうです。ヤギも性格はいろいろだそうですが、この子たちは人懐こくておっとりしていて、とってもとっても癒されました。

 

この植物園には、朝ドラの「牧野富太郎博士」に命名された「鞍居桃」や、西播磨と岡山県東部のみに分布する「コヤスノキ」などもあり、ここでも身近なお宝発見。

 

「鞍居桃」は、上郡町鞍居川流域梅谷地区から万勝院の谷あいに自生する日本古来の野桃だそうで、秋には地域の協議会でジャムやコンポートづくりもされているようです。

 

・自宅の庭でも「ヤブカンゾウ」の花が花盛りです。「ユウスゲ」も「ヤブカンゾウ」も、同じ「ススキノキ科ワスレグサ属」だそうです。ヤブカンゾウは八重で、たまにおしべが花びらと同化しているようなのもある不思議な花です。一日咲いて、夕方にはしぼんでしまいます。

 

・暑い暑い日が続きますが、最近うちの近所ではスズメが増えてきています。あっちでちゅんちゅんこっちでちゅんちゅん…近くに遊びに来てくれないかな~…と、事務机横の窓際に、水浴びスペースをつくってみました。近くには春に作った砂浴び場も…。来てくれるかなぁ~…。近すぎるかなぁ~…。

 

・最後の写真は、ブドウ畑近くのお寺の祠。お昼ご飯を終えて車から降りてふと見ると、黒猫がお昼寝していました。

 

こちらもびっくりしましたが、あちらもびっくりしたようで、まん丸なびっくりまなこ…なかなか可愛らしい…暑いもんねぇ~。そこ涼しい?

 

ー 次のブログ更新は8月2日(水)の予定です。8月2日の満月はスーパームーン。8月の満月は「スタージョン(チョウザメ)ムーン」というそうで、合わせて「スーパースタージョンムーン」…なんだかすごい満月ですね。

 

7月30日は夏恒例みずがめ座流星群が極大を迎えます。夏休みの天体観測にいかがでしょう? ー

ますます賑やかになってきました(ブドウの花 カキの花 キウイの花 オオキンケイギク…特定外来生物 朝のカナヘビ 脱皮中のカナヘビ 庭の山椒のノコギリクワガタ)

・ブドウの花が咲き始めました。一番上の左の見えている部分の高さは約1.5cm。右の写真がブドウ一粒分の花です。周りにおしべ、真ん中のトックリみたいのが子房でそのてっぺんの平たい部分がめしべです。つぼみの時に包まれいた「花冠(かかん)」を下からよっこらせと脱いで咲きます。

 

・秋の果物たちも続々と開花しました。キウイの花は独特ですね。真ん中にちっちゃなキウイの赤ちゃんが見えます。逆さまに見るとツンツン頭のひらひらのフリルの襟のわんぱく王子様に見えて、癒されています。

 

・その下は、国道沿いに美しく咲く「オオキンケイギク」…「キバナコスモス」に似ているようですが、葉っぱが違います。実はこれ2018年に「特定外来生物」に指定された、駆除対象なんだそうです。(詳しくは環境省のホームページをご覧ください。)…きれいですが、生きたままの移動も禁止…在来種に脅威を与え、広がったらえらいことになるんだそうです。

 

・暖かくなってくると、素敵な生き物たちとの遭遇が楽しい季節。最近、ぶどう畑では「カナヘビ」が増えてきました。

 

早朝畑に行くと、ぶどう棚の上でしっぽをだら~んとさせたカナヘビに出会いました。日中だったら近寄る事も出来ないくらい俊敏に動くのですが、全然動きません。朝早くは体温が低くて動けないのでしょうか。

 

試しにしっぽを触ってみましたが、時折舌をちょろちょろ動かす程度で、全然動きません。…いや~なかなか楽しい…本人(人?)は迷惑なんでしょうけれど…

 

・その下は、日中出会った脱皮中のカナヘビです。脱皮中とはいえ、日中だったせいか、古い皮をぴらぴらさせながら、すたこらさっさと逃げ出しました。右側は後ろ足。足の後ろもぴらぴらしています。

 

・一番下は、昨日。庭で育てている山椒の木に、強風の中、ノコギリクワガタがしがみついていました。トゲトゲの山椒の木。痛くないのかな~?

 

右の写真はノコギリクワガタのの正面から見た写真です。ガタイにそぐわないピンクのブラシのおちょぼ口と、逆光に美しく白く輝く眼が見えます。

 

…この後、近所の小学生がもらってくれました。めちゃくちゃ喜んでくれている様子に、ほっこりしました。

 

ー 次のブログ更新は6月20日(木)の予定です。翌21日は「夏至」。太陽が一番高い場所にあります。お昼には是非、自分の影を見てみてください。結構短い…。

 

この頃、日没後に細い月と金星の素敵なコラボが見られるそうです。また、早朝には秋に見ごろを迎える「木星」と「土星」が東の空から昇ってくるそうです。 ー

にぎやかになってきました(青梅収穫 蛇結茨の開花 ぶどう畑のお昼ご飯 ぶどうのつぼみ のびるのむかご カナヘビのひなたぼっこ)

・春一番に咲いた梅の実もずいぶん大きくなってきました。摘果を兼ねて青梅を少しだけ収穫…ちょっとずついろんなものを試してみました。まだ本当の収穫期ではないので、やや実が薄いですが、それでも美味しく頂いています。

 

・ぶどう畑の帰り道、県道28号線沿いに毎年咲く美しいジャケツイバラの花が咲いています。枝にトゲトゲがあるので、鹿の食害がないせいか、年々勢力を拡大しているように思います。

 

・気温も高い日が多くなってきました。お昼ご飯はぶどう畑でブドウを眺めながら…時折遊びに来る鳥たちの姿や鳴き声に癒されながら頂きます。…おやつは隣のぶどう畑のおばあちゃんに頂いた「こんぶ飴」…懐かしいですね。

 

・写真のぶどうのつぼみは5日ほど前のものです。先端が二つに分かれているのが、にゃんこみたいで可愛らしくて写真に…でも、このままにしているとちゃんとした房にならないので、この後すぐに一つにしました。

 

・足元にはノビルのむかご…このユーモラスな姿に癒されます。

 

・一番下は今日の写真。今日は朝から肌寒い日でした。お昼前になってようやく日がさして…ふと見ると、ぶどうの葉っぱの上にカナヘビが…

 

猟の最中か…とも思いましたが、どうも動きが鈍い…どうやらひなたぼっこをしているようです。少しわかりにくいですが、左の写真では目をつぶっています。

 

写真を何枚か撮っている間も、こちらが気になるのか目を開けようとするのですが、すぐに眠たそうに眼を閉じてしまいます…気になるけど…睡魔に勝てない…そんな様子に、こちらもほっこりさせてもらいました。

 

ー 次のブログ更新は6月4日(日)の予定です。この日の夕方、金星が「東方最大離角」になるのだそうです…って、この言葉、初めて知りました。「金星が太陽から一番遠くになる事」なのだそうで、日の入り後の金星の光度が一番高い…という事らしいです。

 

一日の終わりに美しく輝く宵の明星…癒されますね。 ー

 

 

幼果の季節(桃と梨の幼果と断面 アンズの幼果と網掛け タヌキ アナグマ)

少し前に満開だった桃や梨などの花…あっという間に姿が変わりました。

 

・一番上の写真は桃。二番目は梨の幼果です。桃の実は枝にピッタリくっついていますが、ナシはニョキっと軸が伸びた先に実が付いています。

 

桃の実は受粉後「子房」が膨らんだのが可食部になります。梨は花の土台の「花床」が子房を包み込んで可食部になります。

 

桃の断面の中心に、大きな種が一つ見えますが、ナシの断面の芯の部分は、なかなか複雑な作りに見えます。

同じバラ科ですが、いろいろですね~。

 

・アンズの実も直径3センチほどになりました。今年は同じバラ科サクラ属のしだれ梅の花粉を受粉してみたところ、着果率があがりました。

 

…ただ、毎年、何故か大きくなった実がぼとぼと落ちます。風のせいなのか、鳥がつつくのか…というわけで、今年は網をかけてみることにしました。

 

裾の部分は風よけ網。上の部分は寒冷紗を二枚、結束バンドとテグスで縫い合わせて幅広にしたものを掛けてみました。

 

今年こそ、美味しいアンズが食べれるといいなぁ~…

 

・ところで、最近、夜中に野生動物がブドウ畑に入り込んでいる様子…久しぶりにトレイルカメラを仕掛けてみました。

 

…と、なんと、タヌキが…なかなか可愛らしい…

 

別の日には、いつものアナグマが写っていました…が、あとでよくよく観察すると一匹入って出て行った後に、別の個体が入って出て行ったことがわかりました。

 

一匹目は、背中にハートマークのような白い文様が見えます。ほぼ同じ時間に出入りしているあたり、もしかして家族かな?

 

タヌキもアナグマも、畑のミミズなどを食べに来ていると思われます。でも、開けた穴を放っておくと、収穫時期にいろんな動物が、その穴を通ってブドウを食べに来るので、今のうちから穴を見つけてふさいでいます。

 

タヌキもアナグマも可愛いですが、畑の中に入られるのは勘弁してほしいです…

 

ー 次のブログ更新は5月22日(月)です。21日からは24節気のひとつ、「小満(しょうまん)」の時期…「草木が茂って天地に満ち始める」という意味があるそうです。 ー

剪定が終わりました

 

一番目の写真のようなうららかな日の翌日、いきなり雪が降ったり…なかなか体調管理も難しいこの頃…みなさまいかがおすごしでしょうか…

 

不安定なお天気に作業を中断させられながらも、剪定が終わりました。4番目の写真は、剪定道具一式。いろいろ持ち歩いての作業です。

 

5番目と6番目の写真は今日のもの。みーちゃんが遠い畑までニャルソックしてくれていました。ひと休みしたところで、可愛らしいくしゃみを2回…みーちゃん…もしかして花粉症?

 

6番目の写真は、今日の夕方の星。細い三日月と金星が接近、少し上に木星が見えます。

 

(最近開始したインスタグラム…現在試行錯誤中です。今のところ日々のショットはストーリーズに載せています。ストーリーズは投降後24時間で消えてしまうので、暫くの間はハイライトに保存する予定です。

 

みーちゃんのくしゃみも、動画で載せました。気が向いたら「富岡果樹園」で覗いてみてください。)

 

ー 次のブログ投稿は3月7日(火)です。3月2日の夕方には、金星と木星が接近するそうです。 ー

 

 

剪定の季節(梨の剪定 サンシュとロウバイの花 ミツバチ蘭 アトリの群れ ノスリとスズメのガン見)

・寒い寒い日が続きます。今、外ではずんずんずんずん…と雪が降り積もっています。

 

寒い寒い今の季節、果樹の木々が眠っている間に、落葉果樹は剪定の季節です。写真の一番目は梨の剪定前、二番目は剪定後です。

 

剪定後はずいぶんすっきりしました。ピンクのリボンは、骨格として残す枝に目印としてくくり付けています…でないと、剪定作業をしているうちに、切ってはいけない枝を切ってしまって、あ¨~!!という事がしばしば…

 

・三番目の写真の左は「サンシュ」右は「ロウバイ」のつぼみです。かぶった霜が朝の光に照らされてキラキラ…ザラメにまぶされたお砂糖菓子のようです。

 

・四番目の写真は「キンリョウヘン(金稜辺)」という、シンビジウム(蘭)です。昨年、佐用町光都の「ひょうご環境体験館」で相方がミツバチの巣箱を作りました。…で、調べたところ、「キンリョウヘン」という蘭が、ミツバチを呼ぶらしい…。(詳しくは別のページ「趣味のページ 養蜂 ミツバチを寄せる蘭」に投稿しました。)

 

・ぶどう畑でも、いろんな作業がてんこ盛り…ですが、野鳥たちもうろうろ…7番目の写真は群れで飛ぶ小鳥…相方と「ウソ」ではないか?「シメ」か?いやいや、「アトリ」では???…といろいろ協議の末、首周りのピンクと白っぽいくちばし等の特徴から「アトリ」という事で決着しました。

 

・8番目の写真はぶどう畑からの帰り、山の上の枯れ木に留まっていた鳥…「ノスリ」と思われます。ぷくぷくしたアゴが、なかなか可愛らしい…。かなり遠くですが、しっかりこちらをガン見しています。…さすが野生の鳥…

 

・最後の写真は、相変わらず元気な、お隣の「ちゅん一家」…こちらも、しっかりガン見です。「あの人いっつも見てるよね~」「見てるね~」…とかとか話してるかも?…今晩は大雪…。どうやって寒さをしのいでいるのでしょうか…

 

ー 次のブログ更新は2月6日(月)です。 ー

 

謹賀新年(寒蘭の花 干し柿の取り込み ブドウ棚の棚線の張替 トンビの警備)

あけましておめでとうございます

今年が皆様にとって穏やかな一年となりますように

今年もよろしくお願いいたします

 

…というわけで、今年最初の写真は、おうち沖縄化計画進行中の玄関です。ライチやマンゴーの苗も元気です…が…その中で、お正月飾りが埋もれています…

 

・その玄関では、寒蘭がまだまだ咲いてくれています。少し早めに咲いた左の白い寒蘭はずいぶんしなだれて来ていますが、右の赤い寒蘭はまだまだ元気…白い花が咲き始めて2か月ほど…毎日、昼間には素敵な香りを漂わせてくれています。…ただ、あんまり咲かせていると株が弱るとかで、この後、相方が花を落として、花瓶に生けました。花瓶に生けてもほのかに香ります…素晴らしいです。

 

・秋に干した干し柿は、寒さのせいか、なかなか出来上がりません…が、そこそこいい感じになりはじめたので、一部を縁側に移動させました…日々、熟し具合を味見しつつ味見しつつ……出来上がった頃にはどれだけ残っているでしょうか…

 

・ブドウ畑では様々な冬の作業が進んでいます。昨年の9月の台風で、盛大に切れまくった棚線の張り替えも進めています。4番目の写真の縦に伸びている線…ず~っと向こうの森の際まで張っています。古くなった棚線もあわせて、今年は30本ほど張りなおします。

 

・棚線を張っていると、視線の先に、木の上でじ~っと留まっているトンビが見えました。ず~~~っと同じ木の上で、一羽、ただただひたすら、じ~~~っとしています。

 

近くに、他のトンビたちが3羽ほど飛び回っています。たまにカラスもちょっかいを出してきます。…でも、このトンビだけは、ひたすら同じところに留まっています。

 

何かを守っているようにも見えるのですが、トンビの繁殖期は2月頃なんだそうで、巣を守っている…というわけでもなさそうで…これからどんな行動をするのか…気になるところです。

 

・山の方からは、冬鳥の「ツグミ」の声が聞こえるようになりました。防鳥網の破れ目から、また、遊びに来てくれるかな?…ついでに、ツグミを追ってタカが来てくれないかな…

 

ジョウビタキやコゲラの声も聞こえます。たまにホオジロやモズも遊びに来ます…。…時折、鳥たちの鳴き声が静かになる時があります…そんな時は、タカ類が「す~っ」と音もなく飛んでいる事があるので、期待を込めて空を眺めます。

 

落葉樹の葉が落ちて、野鳥の観察のしやすい季節になりました。寒い日が続きますが、冬のぶどう畑は、なかなか賑やかです。

 

・お正月シーズン…テレビ番組もいろいろ楽しい番組が目白押し…今日、何気にテレビをつけたらNHKの「超・進化論」という番組をやっていました。「第一集 植物からのメッセージ」…植物の未知の世界を垣間見せて頂きました。NHKのサイトから一週間は見逃し配信されるそうです。

 

ー 次のブログ更新は1月24日(火)です。前日の1月23日の夕方に、南西の空で、細い月と、金星と土星が大接近するのだそうです。高度が低いので南西に開けた場所で観測できるのだそうです。夕方なので、お天気さえよければ、「根性」がなくても観測できそうですね(^^; ー

寒いけどみんな元気!(スズメ 庭のエナガ シジュウカラのつがい 冬のぶどう畑 雪上の獣たちの足跡 カラスの足跡 カラスのしりもち)

・メリークリスマス!冬至も過ぎてますます寒さがきびしくなってきましたが、皆さんお元気ですか?

 

・最近は冷たい強風が時折吹きます。こんな寒い日に、暖房もサッシもない巣で、鳥たちはどんなふうに過ごしているんだろう…と思います。…が、鳥たちは元気いっぱい。お隣さんのクリスマス飾り…ではなく…ちゅんちゅんスズメたちは相変わらず元気です。

 

・相方は毎日のようにブドウ畑に通っています。こちらは溜まりに溜まった事務仕事で、毎日机にかじりついています。…と、庭の方から可愛らしい声が…エナガの御一行様がご来店です。網戸越しの写真ですが、相変わらず可愛らしい…

 

・エナガの御一行様と、よく一緒に行動しているのがシジュウカラです。3番目の写真の左がオス、右がメスと思われます。ネクタイの太さで識別するのだそうです。つがいでしょうか、スモモの樹の上で一緒に遊んでいます…というわけで、いつものように、結局仕事がはかどりません…

 

・昨日の朝は雪が積もっていました。4番目の写真は昨日のぶどう畑です。日陰の部分にはまだ雪が残っています。

 

・雪の残っている道路の上が、なかなかにぎやかです。どれだけ獣が通ったのでしょうか…たくさんの足跡が残されていました。さながら獣たちの原宿…と言ったところでしょうか…

 

・別の場所には特徴的な足跡が残されていました。6番目の写真は「カラス」の足跡です。ゆらゆらと左右に身体を振りながら歩く様子が想像されます。一番下も、カラスの足跡…といより、座ったようなしりもちをついたような跡です。写真の右側にうっすらとしっぽの跡があります。

 

…昨日、相方に「ブドウ畑の写真を撮ってきて!」とお願いしたら、ぶどう畑よりも雪道の足跡をたくさん撮ってきました。なかでも相方のお気に入りは一番下のカラスのしりもちの跡だそうです。…相変わらずマニアックな視点のカメラマンです。

 

・今年のブログはこれで最後になります。今年もたくさんの方々に読んで頂いて、ほんとうにありがとうございました。来年も相変わらず、ほとんどブドウと関係のない記事ばかりになりそうですが、気長にお付き合いよろしくお願いいたします。

 

どうぞよいお年をお迎えください。

 

ー 次のブログ更新は1月7日(土)です。お正月の3日の夕方~月と火星が接近。4日は「しぶんぎ座流星群」のピーク。7日の夜に、冬のダイヤモンドのひとつ「ポルックス」と月が接近するのだそうです。寒さに負けず観察…できる自信がありません… ー

クリスマスの飾り? (スズメのお宿 干し柿 12月のぶどう畑)

・最近、家の外に出ると、お隣さんの生垣から「ちゅんちゅん…」と声が聞こえます。ある時は、戸を開けた途端、すぐそこにいた「ちゅん」が、「ばさばさ」と慌てて飛び立ちます。

 

どうやらお隣さんの生垣が、スズメのお宿になっているようです。…一番上の写真…確認しただけで4羽います…わかりますか?真ん中あたりの2羽はわかりやすいですね。左やや上に一羽…頬っぺたの可愛らしい「テン」が見えます。もう一羽はそのすぐ右…縦に伸びた枝に留まって、ちょっと上向き加減でおなかを見せているので、わかりにくいかもしれません。

 

ちょうどこちらから見える場所から出たり入ったり…追いかけっこしたり…時には、うちの相方の趣味の蘭棚に入り込んで遊んでいたり…(2番目の写真)

 

3番目の写真で、ちょこんと2羽並んで外を眺めている様子は、まるでクリスマスツリーの飾りのようだね…と相方は言います。

 

・4番目の写真は、ブドウ棚のクリスマスの飾り…ではなく、干し柿です。今まで渋柿を果物屋さんで買って、干し柿にしていましたが、渋柿が果物屋さんに並ぶ季節はまだ暖かく、カビが生えたりしてうまくいきませんでした。そこで、自宅で極晩生の渋柿を育てています。

 

写真は、「美濃」と「立石」です。少し前に「堂上蜂屋」を干しました。寒くなってきたタイミングでいい感じで熟してくれました。

 

・5番目の写真は、干し柿をしたときにたくさん出た皮です。お漬物をする人はこの皮と一緒に漬けるのだそうですが、今年はこれで柿ビネガーを仕込んでみる事にしました。

 

剥いた皮をハンドミキサーなどで細かくして、皮の重量の約30%の穀物酢と、6%のグラニュー糖を混ぜ、上から小さじ1程度の製パン用のイースト菌を振りかけて、キッチンペーパーで蓋をして様子を見ています。

 

水分が少なそうだったら穀物酢を足そうかな~?…柿と相談しながら、考えます。

 

・6番目の写真は、秋の装いから冬の装いに衣替え中のぶどう畑と、それを取り巻く山々です。ぶどうたちは、うつらうつらと冬眠を始めています。

 

・一番下の写真は、他のぶどうたちからめちゃくちゃ遅れてゆっくりゆっくり成ったぶどうです。本当は取ってしまったほうがいいのですが、なんとなく取りそびれています。

 

日に日に彩りの褪せていくブドウ畑で、ここだけ美しい輝きを放ちながら、のんびりとぶらさがっています。

 

ー 次のブログ更新は12月25日(日)です。…クリスマスですね~ ー

 

香る秋(ぶどう棚の干し柿 おうちの玄関沖縄化計画 加西市のコウノトリの写真 香る寒蘭 香るヤーリー ミツバチの巣箱)

美しかった今年の紅葉も終盤戦となりました。ブドウの落葉も進んでいます。

 

・自宅のぶどう棚では、ほんとうなら収穫直後に外す雨除けテントを外さないで、干し柿を作っています(^^; ここは、雨も避けられるし、鳥よけも獣除けもあるので、安心して干せます。

 

品種は堂上蜂谷。11月14日に干し始めた干し柿ですが、まだまだかかりそうです。

 

・本格的な寒さはまだですが、うちの沖縄化計画のメンバーたちには寒いんだそうで、他の蘭たちと共に、相方が続々と玄関に招き入れています(2番目の写真)。ブドウの販売時期にはブドウが並んでいた玄関が、今は植物園になっています。

 

・玄関の入り口の横にあるのは、ブドウの販売の時期に、お客様が撮影して持ってきてくださったコウノトリの写真です(3番目の写真)。加西市の溜め池に飛来しているのだそうです。一つ一つの写真には、毎日のように通っていればこそわかるストーリーがあって、伺ったお話しを思い起こしつつ、楽しませて頂いています。

 

・…相方が玄関に招き入れたメンバーの中で、今、一番の魅力をアピールしているのが右端の「寒蘭」です。コウノトリに負けじと、美しい花びらを広げています(4番目の写真)。…この寒蘭…香りも素晴らしい…。花の時期も長いし、この時期に咲くので玄関で楽しめるし……でかした!相方!

 

二番目の写真の、寒蘭の左側にあるのは、薬効も豊富な「かりん」の実です。これも香りを楽しみつつ、しばらく追熟してから、果実酒にします。

 

・部屋の中でも、素晴らしい香りを放っているのが、9月に収穫した梨の「ヤーリー(鴨梨)」です(5番目の写真)。資料では「追熟すると、部屋中が香る」…とあり、「ほんとかな~??」と思っていましたが、ほんとでした。

 

芳香剤と違い、自然が放つ香りはやっぱり最高です。…良い香りに囲まれると、思わず深呼吸をしたくなるのも、癒し効果の理由のひとつなんでしょうね。

 

・6番目の写真は、先日、ブドウ畑の近くにある「ひょうご環境体験館」の講習会で、相方が作ってきた「ミツバチの巣箱」です。毎年この時期にミツバチの巣箱の講習会をやっているのは気になっていたのですが、ようやく参加することができました。

 

・一番下の写真は、これもミツバチの巣箱になるんだそうです。チェーンソーをがりがりいわせて、苦労して穴をあけています。…がんばれ!相方!…でも、くれぐれもケガだけはしないでね?

 

― 次のブログ更新は、12月8日(木)です。 ー

動物園か~い!(鹿 エナガ 相思鳥そうしどり イソヒヨドリ ジョウビタキ モズ)

・一番上の写真…どこかの動物園でのショット…ではありません。…ぶどう畑でお昼ご飯を食べていたら、すぐそばを、三頭の鹿が、食事しながら通り過ぎていきました。…いつもの事ですが、あまりの警戒感の無さに、毎度のことながら心配してしまいます。

 

・三番目の写真はやはりブドウ畑の近くにいた「エナガ」です。四番目の写真は、自宅近くの電線で群れて遊んでいた「エナガ」の団体さんです。すばしっこいエナガですが、やっと撮ることができました。…丸っこくってちっちゃくてすばしっこいエナガ…可愛くて可愛くてたまりません。

 

・五、六番目の団体さんも、なかなか可愛らしくてきれいな野鳥です。自宅近くの川で、盛んに水浴びをしていました。

 

「相思鳥(そうしどり)」というそうです。…最近、スズメくらいの大きさの鳥が自宅近くで群れで飛んでいるのを見るようになりました。…「エナガ」も群れますが、こちらも群れています。

 

美しく可愛らしい鳥ですが、日本では「特定外来生物」なんだそうです。鳥にとっては知ったこっちゃない事なんでしょうけれど…

 

(追記:後日、この写真を精査したところ、左下のびっくりまなこの鳥は、どうやら「メジロ」のようです。混じっている事を、お互い知ってか知らずか…同じ群れの仲間のように一緒に水浴びしていました。)

 

・最近増えて来たな~…と思う鳥は、七番目の写真の「イソヒヨドリ」です。名前の通り「磯」に住んでいた鳥ですが、2年ほど前から鳴き声が聞こえるようになりました。

 

最初の頃はほとんど姿を見せる事がありませんでしたが、写真は自宅の屋根の上…最近はずいぶん大胆になってきたようです。

 

都市部に住んでいるお客様からも「イソヒヨドリ…うちの近くでも見ますよ~…」と聞きます。

 

・秋になって、久しぶりに「カッカッ……カッカッ…ピッピ…ピッピ…」という声が聞こえるようになりました。「ジョウビタキ」が帰ってきました。お陽様色のモフモフの、ふっくらしたおなかに、何とも癒されます。…おかえり~!!

 

・夏の間静かだった「モズ」の特徴的な鳴き声も、最近頻繁に聞こえるようになりました。鋭いサングラスをかけたような文様に、ぷくぷくの頬っぺたが、ちょっとアンバランスで、それがまた可愛らしい…

 

・…これ、全て、動物園の話しではありません。念のため…

 

ー 次のブログ更新は11月8日(火)です。 ー

龍雲 夕焼雲 モズ きのこのフェアリーリング 横断中のアナグマ 横断中のタヌキ 光る鹿の目 ニャルソック中のみーちゃん デート中の鹿 食事中の鹿

・10月9日の早朝、空を見上げたら、十三夜のお月様の明かりに照らされて、素敵な龍雲が出ていました。上から下へたくさんの龍たちが右下の小さな龍に向かって泳いでいるような…

 

・今日は、真っ赤な夕焼けが出ていました。写真を撮ろうと外に出たら、お隣さんのご夫婦も夕焼に見とれていた様子…なかなか素敵な夕方です。

 

・最近、モズが盛んに鳴くようになりました。モズは渡りではないはずなのですが、夏は静かです。「喉を大きく開けて…口も大きく開けて…」ボイストレーナーの先生が見たら絶賛されそうなフォームです。

 

・秋…といえば「キノコ」ですね。ぶどう畑に行く途中の道端に、素敵なキノコのフェアリーリングがありました。こんなに野生で群生しているのを見たのは初めてです。

 

・出荷の途中、闇に紛れていろんな動物たちに出会いました。5番目の写真は「アナグマ」6番目の写真は「タヌキ」と思われます。「タヌキ」が撮れたのは初めて。なんだかとっても嬉しい…

 

・ブドウ畑で収穫していると、近くで何かの気配が…闇夜に目を凝らしてみると、10メートルほどのところに光る眼2つ…。鹿の目です。あんまり近いと、ちょっと怖い…

 

・8番目の写真は、早朝、ニャルソック中の隣のみ~ちゃんです。ブドウも残り少なくなりました。み~ちゃん、よろしくねっ!!

 

・9番目の写真は、国道沿いで見た2頭の鹿。お尻のハートが並んで…。デート中でしょうか?走る足取りがルンルンしているように見えるのは気のせいでしょうか…?お邪魔しました…

 

・最後は、道の真ん中で食事中の鹿です。車の前で、堂々と食事をしています。…あの~…そろそろどいて頂けませんか?…

 

・ブドウも残り少なくなりました。シャインマスカットとクイーンニーナがあと少し。晩生のオリエンタルスターとマスカットビオレはまだ熟していません。その他、毎年熟さないピオーネの樹がやっぱり熟しません…せっかく何年もかかって育てましたが、ばっさり切って、改めて植えなおすしかないのかな~…

 

残り少なくなったブドウめがけて、いろんな動物が無銭飲食にやってきます。熟すのが早いか…食べられるのが早いか…

 

とりあえず、明日から少しお休みを頂いて、来年に向けての作業に移ります。作業の状況と、ブドウのごきげんと、野生動物たちの満腹加減で、時々営業するかも…そのまま終了するかも…。梨も売るかも…。

 

ー 次のブログ更新は10月27日(木)です。 ー

ブドウ畑の台風被害と販売店舗の様子

・豪快に切れてますね~…これ、ブドウ棚の鉄線です。縦に立ち上がって並んでいるように見えるのは、実はこれ、通常はぶどうの上に雨除けトンネルを支える為に、アーチ状に並んでいるトンネルの鉄線。ブドウ棚の鉄線が切れて上に飛び上がり、鳥よけ網に引っかかっています。

 

・先日の台風14号。長い時間、強い風が吹きました。翌日、念のため販売をお休みして、風が収まるのを待ってブドウ畑に行って、目の当たりにした光景です。幸い、ブドウの房の被害はほどんどありませんでした。

 

・この台風の前、一度台風が通過しました。その際にも数か所棚線が切れたので、相方が一人で片付けましたが、今回はあまりにも多すぎて、2人がかりで一日かかりました。

 

・4番目の写真が、片付けた後の棚の鉄線と、トンネルの鉄線、雨除けトンネルの残骸です。

 

・その下はぶどう畑の近くのご近所さんの柿の木が根こそぎ倒れていたものです。私たちが行った時には、すでに道をふさいでいたであろう木は細かく切られて避けてありました。

 

・自宅からブドウ畑に至る国道の谷では、大木が道路をふさぐように倒れたと、新聞に載っていました。

 

…たまたま今回、台風通過後も、風が翌朝まで吹くと予報があったので、安全のため、翌日もお休みにしました。もし、無理に行ってたら倒木に道を塞がれて、途方にくれていたかも…最悪、倒木が直撃…なんてことも?…考えるとゾッとします…

 

…台風の翌日…安全のためと、畑が荒れている事も多いので、お休みにさせて頂く方が良いかもしれません…

 

・6番目以降の写真は、販売している自宅の様子です。玄関の外に、アウトドア用のテントを立てて、その横に園芸支柱とハウスパイプ、パッカー、クロスバンド、メッシュフェンス、結束バンドを使って軒を作って広げてあります。

 

普段はポリタンクに水を入れたものやブロックを重石にして、ハウスバンドでテントや軒の骨組みにくくりつけてペグ代わりにしています。

 

…実はこの「軒」…折り畳み式なんです。なので、今回のような台風襲来の際は、すぐに畳んで片付けられます。

 

木の机は、普段、相方が木工などをするために使っている机です。木工専用の机なので、横に穴が開いていたりしますが、毎年その穴に、ドロバチが巣を作り、着々と土で穴をふさいでいきます…これも毎年の密かな恒例行事になりました。

 

・最近、収穫時の暗闇で発見した事があります。ヘッドライトの明かりの中で、キラキラと夜露に紛れて一段と美しく光を放つものがあります。…目が慣れてくると、違いがよく分かるようになってきます。

 

光の色は、さながら宝石のアクアマリンのよう…。ちいさなちいさな光ですが、そこかしこでキラキラキラキラ…。よく見るとキラキラの点は2個並んでいます。…たまに、そのキラキラはちょろちょろと動きます。

 

さらによくよく見ると、なんといつも見慣れた「クモ」の目でした。

 

今年でブドウの出荷は10年目を迎えます。10年の間、足元にある美しい宝石に気が付くことがありませんでした。写真に収めようとしましたが、なかなか上手く撮れません。…でも、この小さな発見に、ワクワクが止まりません。

 

みなさんの足元にも、もしかしたら素敵な宝石がちょろちょろしてるかも?

 

ー 次のブログ更新は10月10日(月・祝)満月・大安…です。昔の「体育の日」今は「スポーツの日」って言うんですね。久しぶりに昔の日付がお休みになります。実はこの日…どこかの夫婦の結婚記念日…なんだそうで… ー

いつものあのこ(自宅前の鹿 さまよう雄鹿 いつもの小鹿 寝ぼけまなこのホオジロ 夜明け前の猫のデート ナンバンギセルの花)

・早朝ブドウの収穫に行くと、いろんな動物たちに会います。大体同じようなところで、同じような動物に会います。

 

・一番上の写真は、自宅の真ん前の空き地に居た親子連れ…いつもはもう少し奥のお大師さんの近くに居ます。

 

・二番目の鹿はぶどう畑に行く途中の道路。若いオス鹿のようです。…今は繁殖期。毎年この時期にこの辺りで若いオス鹿がうろうろしているのに出会います。メス鹿を求めて、さまよっているのでしょうか…。鹿は畑を荒らす害獣ですが、思わず「がんばれ!若者!」と励ましたくなってしまいます。

 

・三番目の写真は、前回のブログでおっとりと草を食べていた所でいつも会う小鹿です。相変わらずおっとりと、道の真ん中でぼ~っと佇んでから、おもむろに去っていきました。…あまりのおっとりぶりに心配になります…害獣なんですが…

 

・四番目の写真に、ホオジロが写っています。わかりますか?…答えは五番目の写真です。…ブドウの収穫の為に畑に入った相方が、「ほいほい…」と何者かに優しく声をかけた直後に、寝ぼけまなこのホオジロが、びっくりして飛んできました。

 

…ブドウ畑は防鳥網があるので、夜行性の猛禽類に狙われる心配もなく、雨除けがあるので雨もしのげる…まさに小鳥たちのパラダイスです。

 

…え?防鳥網があるのに入れるの?…そうなんです。上手に網の間をすり抜けて出入りしています。ホオジロたちは、あまりブドウに悪さをしないので、特に問題にはなりません。

 

・最後の写真は、こちらもブドウ畑の近くでいつも会うミケと茶白のネコです。仲良しなのか、いつも一緒に居ます。

 

今夜は十五夜…猫たちも「今夜は月がきれいだね~…」なんて言いながら、お月見デートを楽しむのでしょうか…

 

・最後の写真は、相方の趣味です。2年ほど前、ブドウ畑の片隅で、相方が「ナンバンギセル」の花を見つけました。「ナンバンギセル」は、ススキなどに寄生して生きる寄生植物です。ナンバンギセルが寄生したススキごと自宅に持ち帰って、鉢植えにして育てています。

 

花期は8月~10月だそうです。ナンバンギセルは絶滅危惧種だそうですが…あなたのいつもの通り道…足元に…もしかしたら紫色のうつむきかげんの花が咲いているかも?

 

ー 次のブログ更新は9月28日(水)です ー

 

 

夜明けのブドウ畑の空(鹿さん横断中 鹿さん食事中 おうち沖縄化計画続行中)

・ブドウの収穫が始まりました。一年ぶりにいろんなお客様が来てくださいます。バイクで来られたお客様。「これからキャンプに行くんですよ」…と。「いつもブログ読んでるんですよ」…と。

 

…嬉しいです。ブログを読んでくださっている方と、じかにお話しできる幸せ…。遠くから来てくださって、ほんとうにありがとうございました。帰路もどうかお気をつけて…

 

・収穫の時の楽しみが、ブドウ畑の夜明けの空と、動物たちとの出会いです。夜明けの空は、ほんとにたくさんの色で描かれています。澄み切った空気と共に、身も心も洗われる気がします。

 

・…で、2番目の写真は、道路横断中の鹿さんたちです。小柄な鹿や、細身の鹿など…お母さんと兄弟姉妹たちでしょうか。さほど急ぐ感じでもなく、普通に歩いて山へ入っていきました。

 

・…で、3番目~7番目の写真は、その後道端で出会った鹿です。1頭で草を食んでいました。ちらっとこちらを見て…「ま、いっか~」といった感じで、何食わぬ様子で草を食べ続け…もぐもぐしながらこちらをながめ…おもむろに山に帰っていきました。……ほんとに…少しは慌ててほしいものですが、ちっともこちらを怖がる様子もなく、超マイペース…

 

・他にも、テンらしき姿やタヌキらしきしっぽを見かけるのですが、なかなかカメラに収めるのが難しい…。是非、いつか…

 

・ところで、前回のブログで相方の「おうち沖縄化計画」の話をしました。現在も続行中…。たまにスーパーで安売りしているアップルマンゴーを見つけては「種のために」買ってきては、芽だしして、育てています。

 

8番目の写真は目出し後、アイスのカップで育てている様子です。なかなかのトロピカル感ですが、この後、土に植え替えていました。

 

・相方の癒しの空間「蘭の棚」の同じ場所に、最近、アマガエルが居座っているのだそうです。忙しいのに何度も「アマガエルがね…」と見てほしそうに話すので、仕方がないので覗きに行きました。

 

アマガエルの定位置は「バンダ」という蘭の仲間なんだそうです。私がアマガエル中心に写真を撮っていると、「バンダらしくない…バンダは根っこがモシャモシャとぶらさがっているのを写さないと…」と言います。…別に、バンダはいいんです…カエルが可愛く撮れれば…

 

ー 次のブログ更新は9月10日です。「中秋の名月」ですね~ ー

モモの収穫(三日月の空 大きなモモ ブルーベリーのドロバチ 巨大ミノムシ)

ブドウの袋掛けが終わって1か月。相方は相変わらず毎日ブドウ畑で仕事をしています。私はここのところず~っと事務仕事です。

 

・最近「今年のブドウはどうですか?」とお問合せ頂くことがあります。偶然ホームページにたどり着いて、お問合せしてくださる方もおられます。「…昔佐用町にいたんですよ…」「…実家が三日月で…」…等々…。

 

…というわけで今日の写真は今日の三日月の夕暮れの空…自宅の2階の窓からの景色です。写真の左側に見える浅黄色の屋根の建物は、美味しいお豆腐をつくっておられる「三日月とうふ」の工場の屋根です。

 

「三日月とうふ」さんのお豆腐は、ちゃんと大豆の味がします。厚揚げも油揚げも最高です。…こんなお豆腐がいつでも食べられる幸せ…ほんとにありがたいです。(近隣の直売所やスーパーなどで買えます。工場でもお豆腐を買うことができます。)

 

今年の佐用は極端に降水量が少なく、ブドウも全体的に小ぶりになっています。その代わり色づきは最高。…でも、この後一転して多雨になると、今度は粒が割れて商品にならなくなることも…。毎日ドキドキしながら空を眺めています。

 

・3番目の写真のおおきな桃は、家の横を流れる本郷川を「どんぶらこ…どんぶらこ…」と流れてきた桃…ではありません…残念ながら桃太郎はいませんでした…

 

この家を買ったときにすでに植えてあった桃の木。最近ようやく食べられるものができるようになりました。2番目の写真は7月21日に収穫した桃です。…で、3番目の写真は昨日収穫した桃…巨大なのが採れました。

 

7月21日は、そこそこきれいなものが収穫できまたが、その数日後、後に完熟する品種の桃の袋に、大量にカメムシが張り付いているのを発見…形は大きいし、糖度も最高15度あったのですが、カメムシに吸われた痕が傷んで、肌がぼろぼろ…桃づくりもなかなか難しいです…

 

・「目に良い」と言われているブルーベリーもぼちぼち美味しくなってきました。事務仕事の合間に庭に出て、少しずつ味見しつつ、美味しくなったものから収穫しています。…収穫している量と、味見の量の割合が不自然ですが……事務仕事をしていると、目が疲れて疲れて…(^^;

 

4番目の写真で「私もブルーベリーの実なのよ~」とでも言いたげなかわいい形をした泥団子は、ドロバチの巣と思われます。5番目の写真で「私もブルーベリーの枝なのよ~」と張り付いているのは巨大なミノムシ…がっちり枝にくっついています。ミノムシは害虫なので速攻で駆除です。

 

・現在、今年の販売に向けて、お手紙の発送作業中です。お問合せ頂いたお客様…いつも買ってくださるお客様…今週中にはなんとかお手紙が出せると思います…今しばらくお待ちください…

 

暑い日が続きますが、くれぐれもお身体お大事に…

 

ー 次のブログ更新は8月12日です ー

袋掛けが終わりました (畑の風景 鳥の巣 梅仕事)

・ぶどう畑は袋掛けが終わりました。ぶどうの袋掛けが終わったので急いでナシの袋掛けもしました。

 

昨年から、佐用町の農業研修会「農の匠」で、ぶどう以外の様々な果樹の研修を受けています。その研修会で、ナシの実が小さいときに「小袋」をかける事を教えて頂きました。

 

たくさん作っているナシ農家さんの、高品質のナシを作るための知恵なんだそうですが、ブドウ農家のうちにとっても、とてもありがたい知恵です。

 

いつもナシの袋掛けをする時期がブドウの忙しい時期に重なってしまって袋掛けが遅くなり、虫に吸われたり病気が来たりしていましたが、小袋に守られているお陰で、ブドウの袋掛けが終わってから、ナシの大袋を掛ける事ができるようになりました。先人の知恵…本当にありがたい限りです。

 

・ブドウの袋掛けが終わったので、畑の一角…アケビが生い茂っている所の草刈りをしました…と、アケビの葉に隠れるように直径20センチほどの大きな鳥の巣を見つけました。(3段目の写真)横から見ると、枯れ葉がかたまっているように見えます。何の鳥の巣かはわかりませんが、くちばしひとつで見事に編み上げるものですね。

 

・その下の左の写真は別の場所で草刈りをしていた時に見つけた鳥の巣です。この巣はとってもちっちゃい…直径5センチほど…こんなちっちゃな巣でどんな鳥が育ったのでしょうか…。

 

・ブドウの忙しい時期に、どうしても重なるのが「梅仕事」の季節。…でも、やっぱり楽しい梅仕事…今年も農文協さんの本『梅ぢから』で「梅酢みそ」「塩水漬け」「ピクルス」「梅干し」…いろいろ楽しみました。農文協さん、いつもありがとうございます。

 

・梅雨明けが早まったとはいえ、この週末からお天気が下り坂…急いで漬けていた小梅を干しました。こんな時に便利なのがやっぱり「縁側」…虫や鳥のフンやほこりの心配なく安心して干せます。

 

前出の「農の匠」研修会で、先生が「梅塩」というのを紹介されました。梅干しを漬けた後に残る「梅酢」の水分を飛ばして粉末状にしたものだそうです。…で、ついでなのでグーグルさんに聞きながら、これも試してみることにしました。一番下の写真の皿に広げてあるのが、天日干し中の梅塩です。

 

干す前の梅塩をちょこと味見…でっ!!あ”~っ!!しょっぱい~!!酸っぱい~!!…梅干しを粉にしたような、びっくりするような塩味と酸味がありました。

 

…でも、梅酢を液体で保存するにはなかなか場所も取るし、案外使いにくかったりしますが、これはなかなか用途の広い調味料になりそうです。…さて、何に使おうかな~~~

 

< 梅塩の作り方 >

梅酢をフライパンに入れ、木のしゃもじでかき混ぜながら、強火にかけて沸騰→弱火で20分ほど煮詰めます。とろとろした感じからしっとりした塩っぽくなったところで火を止め、大きめの皿に広げて天日干しして水分を飛ばします。…一番下の段の写真の、お皿に乗っているのが天日干し中の「梅塩」です。

 

(フライパンはテフロンなどを使うとあっという間にテフロンがはがれてしまいそうな気がします。必ず傷がついても良い鉄のフライパンを使われることをお勧めします。

 

フライパンの上の方に塩分がこびりつきそうになるので、鍋肌と鍋底全体を、なでるようにかき混ぜるとよいように思いました。また、お皿の上に広げて天日干しする際に、大きめのフォークで細かくしながら広げると乾燥しやすいような気がします。)

 

ー 次のブログ更新は 7月14日(木)です ー

ブドウ畑のちっちゃな住人たち (6月後半のブドウ畑 シジミチョウの交尾 ブドウの葉の上のミツバチ・カナヘビ・ナナフシ)

ブドウもずいぶんブドウらしくなってきました。早朝ブドウ畑に行くと、ぶどうの葉っぱの先には美しいスワロフスキーが輝いています。

 

暖かくなって、ますますブドウ畑のちっちゃな住人達もあっちこっちで賑やかに過ごしています。足元ではシロツメクサのベッドでシジミチョウが交尾をしています。日中、シロツメクサで盛んに蜜を集めているミツバチは、ぶどうの葉っぱの裏で一休み…。

 

カナヘビも元気に害虫警備に活躍しています。細長くなっているのはナナフシ。5月3日のブログのナナフシと同じ種類かどうかはわかりませんが、もしそうだとしたら、ちょっとの間にずいぶん大きくなったね~。すごいね~。

 

ー 次のブログ更新は7月1日(金)です。 ー

ブドウもどんどん育っています(キセキレイのえさやり 今のブドウ畑 ブドウ畑のみーちゃん スイカズラの花 道端のキイチゴ)

・ブドウの作業もいよいよ忙しくなってきました。自宅を出るとき、電線の上でキセキレイが何かをくわえながら鋭く鳴いています。(1番目の写真)。巣立ちしたばかりの幼鳥を呼んでいるのでしょうか…。くわえながらも上手に鳴きます。親鳥たちもいよいよ忙しくなってきているようです。

 

・2番目の写真は、今のブドウ畑です。ずいぶん枝も伸びてきました。日々どんどんすくすく育つブドウたちに、元気をいっぱいもらいます。

 

・最近、ぶどう畑に可愛らしいお客様が来られます。近所にお住いの「みーちゃん」です。(3番目の写真)。ぶどう畑にふらっと立ち寄って、伸び始めた雑草に埋まってお昼寝しています。めちゃくちゃくつろいでおられます。

 

・ブドウ畑の山々では、いろんな野鳥の声が聞こえるようになりました。ホトトギス、ウグイス、ホオジロ…さらに時折カッコウ、アカショウビン、サンコウチョウの声も聞こえます。ぶどう畑では、一日中ちまちまとした根気のいる細かい作業が続きますが、一日中野鳥たちのいろんな声が楽しめる最高の環境…とも言えます。

 

・少し前に咲いていた桐の花とは違った良い香りが山から漂ってきています。スイカズラの花が咲き始めました。(4番目の写真)。道路沿いではキイチゴがなりはじめました。(5番目の写真)ちょこっと頂いておやつにします。…ブドウ畑の作業は、五感の恵みをいっぱい頂きます。

 

ー 次のブログの更新は、6月14日(火)です ー

 

 

ますます賑やかに…(ホオジロの戦い カワラヒワのエサ取り アカガネサルハムシ(ブドウの害虫) ナナフシの散歩 カマキリの孵化 桜の上のホオジロ エノキの上のスズメ)

・ブドウ畑でお昼休みをしていたら、近くに設置してある箱の鉄板が「カンカン…カンカン…」と音を立てています。見ると一羽のホオジロが鉄板をツンツン…ツンツン…時々激しくケリッ!!(1、2番目の写真)どうやら鉄板に写った自分の姿を、縄張りの侵入者(侵入鳥?)と勘違いしているようです。

 

また、別の日には近くで「ガサガサ…ガサガサ…」…見るとカワラヒワが落ち葉をひっくり返したり地面をつついたりしてエサを探しています。(3、4番目の写真)

 

…野鳥たちは繁殖の季節。みなさんいろいろ必死です。ご苦労様です。

 

・暖かくなると出てくるのが虫たちです。美しい構造色の虫は「アカガネサルハムシ」(5番目の写真)…体長約5ミリほどの小さな美しい虫ですが、ぶどうの新芽を食い荒らす害虫です。写真の右側には顔を出したはじめたブドウの花穂が見えます…今まさに食事の真っ最中…。こんなに派手な色ですが、ぶどうの葉の上で太陽の光が反射すると、意外と保護色となって見つかりにくくなります。

 

・ブドウはようやく新芽が伸び始めたところ…。まだ少し時間に余裕があるので、防鳥網の修理をしています。先日、網の上をよたよたと歩く虫が…(6番目の写真)。孵化したてのカマキリかな~?…とよくよく見ると、ちっちゃなちっちゃな「ナナフシ」でした。…体長は1センチほど。どこからやってきたのやら…。眺めていたら知らず知らず坂本九さんの「若者たち」の歌詞が頭をよぎりました「~ 君のゆく道は 果てしなく遠い~…」

 

・…で、本物のカマキリの孵化が7番目の写真です。続々とわしゃわしゃと…。頑張って害虫退治してね。

 

・8番目と9番目の写真は、樹上のホオジロとスズメです。落葉樹の葉っぱが茂ってきたので、野鳥を見つけるのが難しくなってきました。縄張り争いをしてみたり、求愛行動をしてみたり、巣作りにエサ集めに…。忙しいねぇ~…

 

・ちなみに9番目の写真の木は「エノキ」です。ぶどう畑のすぐそばにあります。エノキは美味しい実がなることや、いろんな虫たちが来ることで、野鳥たちも大好きな木です。また「タマムシ」や「オオムラサキ」なども寄ってくるそうで…。その美しい姿を写真に収めることができたら、また、お知らせしますね。

 

ー 次のブログ更新は5月16日(月・満月)です。この日の正午ごろ、日本の裏側では皆既月食が観測されるそうです。日本では残念ながら皆既月食は観測できませんが、ゴールデンウイーク中の5月6日深夜~7日未明にかけて、みずがめ座流星群が観測できるそうです。 晴れるといいなぁ~… ー

ブドウの展葉が始まりました(アケビの花 アナグマの営巣 ツバメの求愛 ニホントカゲの?? アカハラ? アオゲラ? ハヤブサ?)

・ようやくブドウの葉っぱがひらき始めました(1番目の写真)。ぶどう畑の端っこではアケビの花が満開になっています(2番目の写真)。

 

・最近ぶどう畑のすぐ脇で、アナグマの穴を見つけました。先日そこへ落ち葉をかき集めて穴へ運ぶアナグマの姿を見つけました(3・4番目の写真)。せっせせっせ…子作りのためでしょうか…カメラを構えているこちらを気にしつつ、がんばってます。

 

・暖かくなってやってくるのがツバメです。自宅庭の電線の上では、しきりにツバメが求愛行動をしています(5番目の写真)。…床下から這い出したのはニホントカゲ(6番目の写真)。壮絶なバトルを繰り広げています。縄張り争いなのか…それとも求愛行動なのか…。

 

・ブドウ畑でも、未確認野鳥たちが…。7番目の写真はアカハラかな~??8番目はアオゲラかな~??。それから森の向こうに留まっているのは、ハヤブサかな~???(9番目の写真)……ん~…気になる~……

 

ー 次のブログ更新は5月3日(火・祝・三日月)です ー

コゴミの季節

・ご近所さんから「コゴミ」を頂きました(2番目の写真)。季節ですね~。…さっと湯がいてマヨネーズで頂くのが好きです。コゴミは元気になる野草。抗酸化作用や免疫活性作用などがあるそうです。出回る時期はほんの少しの間…近くの直売所を要チェックです。

 

・ここ佐用は山桜とソメイヨシノが一斉に満開です。自宅の庭もいろんな果樹の花々が次々と咲き始めています。一番上の写真の手前の濃いピンクがアーモンド、その向こうの白っぽい花がスモモ。山の上に見えるのが山桜です。

 

・ぶどう畑の山々では、ますます野鳥たちがにぎやかになってきました。…先日、相方が「エナガ」の姿をカメラで捉えるのに成功しました(3番目の写真)。エナガはちょろちょろすばしこく動き回るので、なかなか写真を撮れませんでした。やっと捉えた愛らしいその姿にほれぼれします。…そのうちエナガ団子にも是非会いたいものです。

 

・春になると山の獣たちも活動的になるのか、先日、お昼ご飯を食べていたら、目の前の草むらからのそのそと「アナグマ」があるいて出てきました(4番目の写真)。

 

ビデオカメラを構えながらゆっくりゆっくり近づいて後をつけていきました。時折、道端の土を掘り返してはのそのそ進み、掘り返してはのそのそ進み…。3メートルほどの至近距離で追跡して…30メートルほど進んだところで、やっと気が付いて…まじまじとこっちを見つめて(5番目の写真)、急にきびすを返して逃げていきました。でも……逃げた…とはいえ…遅い……。なんともゆっくりと、のほほんとしたユーモラスな様子に、ほっこりさせてもらいました。

 

ー 次のブログは、4月17日(日・満月)です ー

キセキレイのさえずり ブドウのブリージング 梅の花粉採り

・3日ほど前から、自宅周辺の電線の上でシューティングゲームのような鋭い鳴き声が聞こえるようになりました…キセキレイです。その他にも冬の間静かに地鳴きをしていたホオジロたちも独特のフレーズをさえずるようになりました。春ですね~。

 

・今、ぶどう畑では雨除けのシートをかぶせる作業をしています。暖かい日には剪定痕から水が滴るようになりました。ブリージングというそうです。いっぱいいっぱいぽたぽた落ちますが、時期になったら止まるので心配ご無用。今はすっきり見渡せるぶどう畑も、すぐに枝が伸び、草も伸びてジャングルのようになります。

 

・暖かい地域ではそろそろ桜の開花か?というニュースも流れていますが、自宅周辺はやっと梅が満開になりました。せっかくなので満開の少し前に梅の花粉採りをしました。

 

ここに引っ越してくる前から庭にあったアンズ。なかなか実がなりません。…どうやら受粉が必要なようで…。調べたら梅の花粉でも受粉できるとあったので、試してみることにしました。

 

完全に開く前の開きかけた花を採取。花びらを取って、雄蕊(オシベ)をざる(100均で買った調理用のざる)に軽くこすりつけると、花粉の入った「葯(ヤク)」がぱらぱらと落ちます。

 

紙の上に広げて、20度~25度のところに1日ほど置くと、開葯します。一番下の写真の左が開葯前、右が開葯後です。(右の写真の右側と下に、まだ開葯前の葯が残っています。)開葯すると葯の外側の袋は割れてちっちゃくなって裏返り、開いた葯が細かい花粉で覆われているのが見えます。

 

これを紙などに包んで乾燥剤と一緒に瓶などに入れ、冷蔵庫で保存。アンズの花が咲いたら、やわらかい筆などにつけて受粉します。

 

「花が咲いたな~…満開だな~…散ったな~…」と、何気なく毎年眺めていましたが、花が開いて雄蕊が開き、葯が開いて受粉して…。ちっちゃな世界では壮大なドラマが展開されていました。

 

(次のブログ更新は4月3日の三日月の日です。)

 

 

ぶどう畑の動物たち(小鹿と冬鳥)

・最近ぶどう畑の近くで、小鹿に出会うことがあります。背丈はまだ1メートル程度。

 

もう日も高くなった9時頃。静かにもそもそと、枯草の下に首を突っ込んでいます。枯草の下から芽生えた雑草の新芽でも食べているのでしょうか。

 

今年はまだ出産の時期ではないので、昨年生まれた小鹿と思われます。カメラを構えてそ~っと近づくと、ふとこちらを見つめてじっとして…それからおもむろに向こうに走っていきました。…来年には立派な鹿にそだっているのかな?

 

 

・庭の梅もちらほら咲き始めました。ちょうど一週間ほど前には自宅近くの山からウグイスの初鳴きが聞こえてきました。ぶどう畑の初鳴きは昨日。…とはいえ、ぶどう畑の野鳥たちはまだまだ冬鳥がうろうろ…楽しい日々です。

 

三段目と四段目の写真は「アトリ」。四段目の左がオスで右がメスと思われます。アトリは集団であっちへ行ったりこっちへ行ったり…なかなかにぎやかです。

 

五段目は「ジョウビタキ」。左はメス。右はオス。…メスの写真はぶどう畑ですが、右の写真は自宅の庭です。ぶどう畑で粗皮をむいたり、庭で剪定した枝を整理したりしていると、「何かな~い?」とでも言いたげな感じで、近くに寄ってきてうろうろします…で、どこでどう見つけるのか、丸々太った芋虫を探し当ててくわえていたりします。

 

一番下の写真の左は「シロハラ」右が「ツグミ」です。写真で見るとシロハラとジョウビタキのメスは似ていますが、大きさはシロハラの方が一回り大きめです。

 

ぶどう畑で作業をしていると、「ガサガサッ ガサガサッ」…と音がします。音のする方を見ると、落ち葉が派手に飛び交っています。よく見るとそこにいたのが「シロハラ」。近くにはヒヨドリがうろうろ…。お友達かな?

 

・先日、相方がぶどう畑でタカがものすごい羽音を立ててホオジロを追いかけているのを目撃したとか。…ハヤブサかな?ハイタカかな?…カメラに収めるのはめちゃくちゃハードルが高いですが、撮れたらいいなぁ~…

 

ー 次のブログ更新は3月18日(満月)です。

セグロセキレイ

今日の写真は「セグロセキレイ」。目の部分からエプロンまで黒い色をしています。…「セグロセキレイ」か「ハクセキレイ」か…望遠鏡なしでは、なかなか見分けがつきません。…ただ、ハクセキレイの方が警戒心が弱く、人懐っこいんだそうなので、近くまで寄ってくるのは「ハクセキレイ」が多いのでしょうか…。

 

この写真の直後、数メートル先にキセキレイが飛んでいるのが見えましたが、すぐに森の中に飛んで行ってしまいました。

 

今日の昼間は、庭でいろんな鳥たちが警戒音の歌合戦をしていました。どの声がどの鳥か…そして何故警戒音を立てるのか…。全てを認識できるまでは、まだまだ修行が足りません…

ジョウビタキの季節

朝、庭を眺めていたら、小鳥が庭で遊んでいました。「カワラヒワかな?」と眺めていたら「カッカッ」…と特徴的な音が…。ジョウビタキです。

 

しばらく耳を澄ましていると、今度は澄んだ声で「ピッピッ」…と…。カメラで追いかけてみたら、ジョウビタキのメスが、菜園のアーチのところに留まっていました(上の写真)。

 

ジョウビタキは、日本では「冬鳥」。冬越しの為に、今年も遠くから渡って来てくれました。

 

近くにオスらしきジョウビタキも…と思ってよくよく見てみたら、モズでした(一番下の写真)。

 

ジョウビタキのオスが近くにいるはず…とカメラを構えて、ようやく撮れたのが、真ん中の写真です。逆光で、少し見えにくいのですが、背中の紋付模様がはっきり見えます。

 

お腹の色や、羽の模様が似ているので、ジョウビタキとモズをよく間違えてしまいます。

 

違いは、背中方面から見た場合、「紋付模様」があるのが「ジョウビタキ」。正面から見た場合は、目のあたりの模様で、目を貫通して「黒っぽい線」がすっと引かれているのが「モズ」…といったところでしょうか。くちばしの形も、「先がスッとしている」のが「ジョウビタキ」、少し丸みがあって上のくちばしが「カギ型に下に曲がっている」のが「モズ」と思われます。

 

オスとメスの模様の違いはありますが、モズのメスも、うっすらと目のあたりに線が入っています。ジョウビタキのメスには特に模様のようなものは見えません。オスは目の下から首にかけて、真っ黒です。正面から見ると、一番いかついのがジョウビタキのオス。

 

庭にある山ブドウの棚は、もっぱら冬場の鳥たちのエサ場として、大繁盛します。

ハクセキレイ

今日の写真は、昨日移動した南側の事務机からの野鳥観察です。電線の上に二羽、ハクセキレイが留まっています。

 

上から2番目の写真は、一番上の写真の右側の鳥。上から3番目の写真は、一番上の写真の左側の鳥です。

 

左側の鳥は、この写真の少し前、もう少し左側の電線に留まっていました。右のハクセキレイがこの場所に留まるとすかさず近くに飛び移りました。

 

右と左…なんとなく右の方が「シュッ」っとしているように見えます。右の鳥は、カメラを構えると、すぐにどこかへ飛んで行ってしまいました。

 

左のセキレイはじ~っとしています。右のセキレイが飛んで行ってから、しばら~~~くしてから、追いかけるように同じ方向に飛んでいきました。羽の模様や体型や行動も、なんとなく左の方が幼さを感じます。

 

以前、このホームページで「セグロセキレイ」と表記したブログが多々ありますが、もしかしたらその中に「ハクセキレイ」が混じっていたかもしれません。「セグロセキレイ」も「ハクセキレイ」も、夏場の背中の羽の色は黒いのだそうです。

 

写真のように、目のあたりに一本黒い線があって、他の顔の部分が白いものは「ハクセキレイ」なんだそうです。ハクセキレイは冬場になると背中の羽の色が薄くなるのだそうです。

 

左のセキレイの羽が薄い色なのは、産毛が生え変わる前…とも見えるし、衣替えの真っ最中…にも見えるし…どっちかな?

 

アライグマかな?

今日の写真は10月17日、収穫作業の帰り道の写真です。上の写真の真ん中あたり、白い看板の左下に、茶色い動物が左へ走り去っていきました。

 

拡大してみる限り、アライグマのように見えます。早朝の畑でよく出会うのは鹿。イノシシは意外と出会いません。写真のような大きさの動物には3回ほど出会いました。

 

車のライトに気づいて、走り去っていってしまうので、なかなか確認することができません。森の中には、まだまだ知らない生き物たちがたくさんいるんでしょうね。

ドロバチの巣 増築中

出荷の時期、店先の机の穴に一生懸命巣を作っては土で埋めていたドロバチ。せっかくなので、昨年の農閑期に作っておいたドロバチ用の箱を設置しました。

 

それからこつこつこつこつ…着々と丹念に巣を作っては埋め、作っては埋め…。さて、どこまで行くのでしょう…

 

働きものだね~。

東播磨のコウノトリ

加古川から来てくださったお客様。ご主人が素敵な写真を見せてくださいました。コウノトリの写真です。最近は、東播磨にもコウノトリが飛来するようになったのだそうです。東播磨には「ため池」が多くあり、その水を抜く時期になると、そこにいる魚などを目当てに、豊岡から若いコウノトリが新天地を探して飛来するのだそうです。

 

その方は、コウノトリの生息地に日参し、早朝からカメラを構え、根気強くシャッターチャンスを待つのだそうです。渾身の貴重なお写真を一枚頂きました。

 

コロナが落ち着いたら、是非、その雄姿を見に行きたいものです…とはいえ、出会えるのは鳥次第。出会えるのは、根気があるか運があるか…。でも…会えたらいいなぁ~…。

ブドウ畑の牡鹿

今朝、ブドウを収穫にブドウ畑に着きました。何気なく遠くを見た相方が「…何かいる…」

 

少し小高くなっているブドウ畑のむこう側の道をこちらに向かって二つの光る眼が移動しています。

 

こちらのヘッドライトに気が付いているはずなのに、数メートルしか離れていないこちら側のT字路へ向かって、ひょこひょこと小走りに移動してきます。

 

T字路をどちらに行くのか…。少しだけ怖い気持ちがありましたが、無事、向こう側へ曲がって行きました。

 

写真は以前買った暗視カメラの動画をキャプチャーしました。曲り道の手前で、ふと振り返った時のものです。左上に光る眼。右側中央に白い逆三角のお尻が見えます。

 

ピントを合わせるのが結構難しいですが、無事、暗視カメラのデータをキャプチャー出来ました。夢は、このカメラで「フクロウ」を撮影すること。山の中でいつも聞こえるフクロウ。夜行性の動物の目印は、やっぱり「光る眼」なんでしょうね。…いつか撮れるといいなぁ~…。

早朝に出会った動物たち 1

ブドウ畑に収穫に行くときに出会った動物たちをご紹介します。エントリーナンバー1 「アナグマ」

 

早朝、危険な道路で無防備にうろうろしているのは、経験の浅い若い獣たちが多いように思います。

 

軽トラの助手席で、ビデオカメラを構えつつ、即座に撮影できるようにスイッチをオンにして、撮影ボタンに指を添え…それでも、すぐに暗闇に逃げ込んでしまうので、はっきりとした映像を捉えるのは意外と難しいものなんだな~…とつくづく思います。

金星と月と やもちゃん

夕方6時頃。ご予約のブドウを買いに来てくださったお客様が、「もうすぐ月と金星の方向に、ISS(宇宙ステーション)が通るのが見えますよ。」と教えてくださいました。

 

方向的に2階の窓からの方がよく見えるかも…と、二階に上がり、網戸を開けよう…と、しかけて…久しぶりに、網戸に張り付いているヤモリのやもちゃんに会いました。

 

最近、ネコがうろうろしているせいか、1階のリビングの窓で虫取りをしているやもちゃんを見ません。「寂しいな~…」と思っていたら、こんなところに…なかなかのコラボです。

 

ところで、ここ数日、早朝にあの懐かしい「ウルトラセブン」の4Kリメイクバージョンを放送しています。憧れの「ダン隊員」に早朝から会える幸せ…。…で、そのイメージがあるのでしょうか…この写真を見た相方が、やもちゃんを「怪獣みたい…」と言っていました。

ちょうど電線に足がかかっているようにも見えます。「やもちゃん怪獣、三日月に現る!」…ん~…あんまし怖くない…

アライグマ再び

収穫期も終盤戦。…で、久しぶりに来ました。アライグマです。「マスカットビオレ」や「シャインマスカット」が、やられ始めました。「マスカットビオレ」はまだまだ若木なので、房数も少なめ。…なのにやられたらどんだけ~!!

 

…「マスカットビオレ」は、「マスカット」の名の通り、マスカット系の品種。で、紫系…なので「バイオレット…ビオレ…」。実は、シャインマスカットよりも皮が薄く、食べやすい!

 

良い品種なので、これから晩生の時期に有望株!…でも!…獣害が~~!はらたつ~~!!

み~ちゃん

はじめまして。み~ちゃんです。富岡さんちのブドウ畑のすぐそばに住んでいます。

 

好きな場所は家のウッドデッキの日よけの上です。ちょうどいいハンモックで、お昼寝には最高です。

 

最近、朝早く、富岡さんが畑に来ます。何やってるのかな~…気になって見に来ました。暗闇に紛れて、そ~っと近づくのに、気づかれてしまいます。ヘッドライトに目が光って気が付くんだそうです。

 

気が付くと、おじちゃんとおばちゃん二人して「み~ちゃん」って、声をかけてくれます。遊びたいけど…まだちょっとこわい…。近づいてくると、思わず逃げてしまいます。

 

でも…そのうちね…あそびたいね。

突然のオス鹿

朝、収穫に向かおうと自宅を出た直後、なんと道の真ん中にやや華奢なオス鹿が!!…華奢とはいえ、やっぱりデカい!まさかこんなところにいるとも思わず、ぶつかりそうになりました。

 

最近、鹿の鳴き声がよく聞こえるようになりました。秋の鹿の声は大概オスで、春はメスと聞いたことがあります。秋、オスが鳴くのは繁殖期だからで、春は出産期でメスが神経質になっている…とか…。

 

若いオスたちは、なかなかメスに出会えないのだとか…。やっぱり経験豊かなオスの方がモテるようです。ブドウ畑の近くで、最近、同じところで同じような若めの華奢なオス鹿に遭遇します。道の端に立って、まるで待っているかのよう…。もしかして、軽トラに恋しました?…なんてこと、ないよね?いくらメスに出会えないからと言って…

ドロバチのエサ場

写真が無くてごめんなさい。…そのうち撮れるかな?…

 

今年、エゴマを蒔きました。育ちました。そして…芋虫に葉っぱをばくばく食べられています。…が、そこに救世主登場!!昨日のドロバチを数匹確認できました。

 

ドロバチさんたち、よろしく!!

店先のドロバチ

店先においてある机。販売時期以外は納屋に置いて、作業台にしています。作業台なので、いろんな道具を固定する穴が開いています。

 

毎年、販売時期になると、泥バチがやってきて、その「穴」に巣を作ります。自分の体と同じくらいの大きさの芋虫をどこかから運んできて、穴に詰め込み、泥でふたをしています。

 

写真の手前と奥の穴は、ほぼ完成して塞がれています。現在、真ん中の穴でせっせと巣作りしています。

 

泥バチは「益虫」。野菜などを食べる芋虫を駆除してくれます。見た目スズメバチに似ているので、少し怖い感じもありますが、巣の周りでうろうろしていても、攻撃するでもなく、せっせと巣作りに励んでいます。

 

この机の隣に、もう一つ机を並べたら、芋虫を抱えた泥バチが困ったようにうろうろ…。あ、そうか、ここに巣を作っていたのね?ごめんごめん…。

 

毎年、泥バチがここに来るのを知ったので、農閑期に古い「立てす」を短く切って、気の箱に詰め込んだものを用意しておきました。先日、このドロバチアパートを近くに置くと、さっそく内見に来てくれました。

 

たくさん巣を作ったら、畑に持っていって、パトロールしてもらう予定です。

カメラを構えていたのに…

一昨日、収穫の行き帰りで、アライグマやオス鹿に遭遇したので、昨日と今日は、助手席でカメラを構えていました…が…やっぱり何にも遭遇しませんでした。

 

わかるんでしょうか…。野生のカン…恐るべし…

秋のホオジロ

出荷が忙しく、庭は雑草畑になっています。いっぱい生えた雑草が、秋を迎えてたくさんの種を太らせています。「上農は草を見ずして草を取り 中農は草を見て草を取り 下農は草を見て草を取らず」という言葉があるそうですが、庭を見る限り、上農への道は遠い…。

 

でも…といっては言い訳がましいですが、その雑草の種を目当てに、ホオジロなどの鳥たちが、庭にたくさん遊びに来てくれます。「チチッチチッ…」今日も盛んにホオジロたちが草の種をついばんでいる声がします。可愛らしい姿を愛でたいところですが、まだまだできそうにありません。

 

出荷の方は、ピオーネのご予約発送が一段落。シャインマスカットやクイーンニーナは、一部熟し始めましたが、全体的に熟すのを待っているところです。お断りしてばかりいたピオーネですが、若干の余裕ができて、今日は久しぶりに、ふらっと立ち寄られた、ご予約以外のお客様にも、お渡しすることができました。

 

なんだかんだといって販売もあと2週間あまりで終わり…といったところでしょうか。いろんな方々と出会えて、いろんなお話しができる賑やかな季節も、終盤に向かっています。

ねこはりつくあみど

…どこで文節切ったらいいのかな~…的な題名ですみません。漢字にすると「猫張り付く網戸」…あるある~って思ったあなた、もしかして、ネコ飼ってます?

 

最近、向かいの古い家が、解体されました。以前、その家に出入りしている様子だった、薄茶色の野良猫がいます。住処を追われてか、最近、うちの周りを縄張りにしているようです。うちでは勝手に「カフェオレ」と名付けています。

 

ネコがいるといろいろ面倒なことも多いのですが、ネズミを食べてくれるとも言うので、「パトロール、ご苦労様です」みたいな気分です。ただ、いつも夏になると癒されていた網戸のヤモリちゃんたちが、最近ほとんど見なくなりました。…もしや…

野鳥の目覚まし時計

先日、ドクターイエローのライブカメラを教えてくださったお客様。今日、ご来店頂いたときに、ドクターイエローの細かい時刻表を手書きで持ってきてくださいました。その折、楽しい情報をもう一つ頂きました。

 

「私の目覚ましの音は、アカショウビンの鳴き声なんですよ。」…と。どうやら、野鳥の鳴き声で起こしてくれる目覚まし時計があるのだとか。なんと素敵な…。

 

出荷後の楽しみがどんどん増えます。ありがたいです。

鹿

 

数日前に、「鹿を見ません」と書きましたが、最近、よく遭遇するようになりました。たいがい小鹿が多いように思います。小鹿は経験が浅いせいか、車の進行方向に向かって逃げるので、車で追いかけてしまうような感じになることがあります。道路で鹿にぶつかられて、車を廃車にした…というのは、しばしば聞く話し。田舎あるあるなんでしょうか。

 

昨日は、ぶどう畑の角を曲がろうとしたら、鹿が一頭道を渡っていきました…と、また一頭…で、また一頭…。「もういないかな??」と恐る恐る道を曲がりました。なかなかスリリングです。

アカショウビンの声を聞きました

早朝のブドウ畑。今日も鳥たちは静かでした。木立の中の鳥たちのささやくような鳴き声に混じって、一度だけ「アカショウビン」の鳴き声が聞こえました。

 

いるんですね。アカショウビン。…会いたいな~…。

静かな朝

昨日の早朝、鳥たちはとても騒がしく鳴き交わし、飛び回り…。それなのに今朝は、鳥たちがとても静か。時折ひそひそとささやくような鳴き声が、木立の間からこぼれるように聞こえるのみ…。

 

昨日はお天気でした。今日は小雨のそぼ降るお天気。嵐の前の不安げな風も吹いていました。そのせいでしょうか…。

 

夜があける直前から日の出過ぎの時間帯。鳥の鳴き声の変化を観察すると、早起きな鳥…寝坊な鳥…と、なんとなく時間の経過とともに鳴く鳥の種類が変化するのに気がつきます。

 

でも、鳥の鳴き声が静かな時と、にぎやかな時…どんな時に静かになるのかな~…と、お天気や風の状況とともに法則を見つけたいと思うのですが、なかなか見つけられません。

軽トラの中で…

「最近、鹿見ないね~」…と話していたら、突然目の前に立派なイノシシが…。…と思っていたら、道を曲がったところで若い鹿が走っていました。

 

「猪・鹿…と来たら、次はチョウ…ん…チョウってなんだっけ…」「鳥?」「鶴!」………ん?「チョウチョじゃなかったっけ…」

 

いまさらながら、ボケボケの夫婦です。

プランBの端っこ

獣は相変わらずちょいちょい入り込んできています。今日は、プランBができなかった端っこの部分の網が穴をあけられていました。どうも、畑の「角」から入り込むのが好きみたいです。獣除けをする際にも「角」を固めるのって結構大変。「角」を制するものが「獣害」を制す…とか??

 

相方の知り合いの会社では、会社にハクビシンが出たとか…あんな街中で…。都市部も空き家などが増えているせいでしょうか?

 

プランDの結果

獣害対策プランDの状況報告です。とりあえず、網をかけた部分からの侵入は見られません…が、まだ毎日数房ずつ食害されます。相方が畑の周囲を見回ったら、「ここからかな?」と思われる部分を見つけたそうです。

 

それにしても、ほんとに、獣の執念と根性には頭が下がります…と、感心している場合ではないのですが…

タカだよね?

ぶどう畑で見つけたそうです。トンビとは絶対に違います。タカと思われますが、結局、種類はわかりませんでした。

 

2羽いたそうです。つがいか、それとも親子か…

 

今日の写真は、ビデオデータをキャプチャしたものです。なんとも気高い飛び方です。見ているだけで、大空を舞っているような気分になります。

 

「よく見るトンビとは違います」…といいましたが、結構、トンビも恰好いいんですけどね。でも、普通にいつも見るし、時々カラスに追いかけられたりしているので、なんとなく「近所の友だち」みたいな感覚になっています。

 

タカは…どちらかというと渋くてカッコいい芸能人…といったところでしょうか…

 

 

アライグマ対策プランD始動

プランBで少しだけ治まったはずの獣害ですが、完全ではないようで、毎日数房ずつ食害されます。すでにブドウの木一本分以上に達しています。

 

どうやら山側の獣除けの劣化した波板や網の隙間から入り込んでいる様子。毎日点検していますが、なかなか大変です。

 

 

山側の獣除けの柵は、ぶどう棚の端っこから少し離れています。獣たちは、どうやら、入った先から下がるのが苦手のようなので、柵に取り付けた網のやや下方から、防鳥ネットを取り付けて、棚上の防鳥ネットにつなげてあります。

 

ぶどう棚の線を伝って登りにくいのか、今のところ上から入り込むのはなさそうです。

 

 

昨日は少し時間を作って、新たにプランD始動です。

 

棚上に繋げてある防鳥ネットの下に、幅2メートルの獣除けの網を繋げて、下の地際をタフらせてあります。防鳥ネットと網は、屋外で使用できる結束バンドの一番小さいサイズで約15センチ毎にねちねちと止めてあります。

 

写真にはありませんが、今日は、柵の地際の部分に、異形鋼管を置いてみました。置く際に、異形鋼管を網に絡ませるように置きました。

 

完全に入り込まないようにはならないかもしれませんが、とりあえず、網が新しくてキラキラしているので、穴があけられていたら、即わかるはず…。下から潜ったら、その部分がごちゃごちゃになるので、それもわかりやすいはず…

 

さて、これで勘弁してくれると良いのですが…

あったらいいなぁ~…と思うもの

いろんなところからアライグマが入り込もうとするので、結局畑中を歩き回って、毎日入り口を探します。それだけで時間がかかります。…で、思うわけです…野生生物の匂いを探知するセンサーとかあったらなぁ~…と…

 

食害されたブドウに付いた匂いを覚えてもらって、センサーで入り口を探知する…的な…

アライグマのたゆまぬ努力の跡

今日は、獣除けの網が数か所写真のように穴をあけられていました。畑の上部の最初の入り口はプランBで止めました。…すると、今度は畑の下の方の劣化した波板や、獣除けの網の浮いたところから入り込みました。

 

…それを止めたら、今まで入ったことのない獣除け用の頑丈な網に穴をあけてきました。…それも数か所!!(下の写真はその穴をひとつひとつちまちまと止めたところです。)

 

ほんとに、執念ですね~。敵ながらあっぱれ……いやいや…感心している場合じゃないですが…

ねここんばんわ

今日の夜9時前…突然網戸が「ガラッ」と開く音がしました。見ると、暗闇で黒い生き物がこちらを見ています。よくよく見ると、このあたりでよく見るネコでした。

 

最近、向かいの空き家が取り壊されたのですが、そのネコはそこをねぐらにしていた様子…行き場を失ったネコが偵察に来たのかもしれません。でも、うちは空き家ではありませんよ~。

 

点検点検…

今日の被害は4房…。畑の周囲をくまなく点検する日々が続きます。今日は獣除けの柵の下の方に、それらしき穴が開いていました。劣化した波板を突破されたようです。下から突破口を見つけようとするあたり、やはりプランBの効果はあるようです。

 

調べてみると、都市部でもアライグマの繁殖がかなりひどい状態になっているようです。先日も宝塚の方が「普通に公園に居る…」と話されていました。ゴルフ場も穴を掘ったり…様々な被害が出ているようです。数日前の神戸新聞にも、日中に水たまりの水を飲むアライグマファミリーの写真が投降されていました。

 

東京都の大田区などでは、箱ワナの貸し出しや、捕獲されたアライグマの受け入れを無料で行っているところもあるそうです。すでにじわじわと、全国的に日本の食糧・住宅・健康事情が、アライグマに脅かされ始めています。

アライグマの足跡?

アライグマの襲撃、今日は紫玉が1房、ベリーAが1房…。プランBの効果か、少し治まってきています。

 

…で…食害されたベリーA(2番目の写真の中央)のすぐそばの中支柱に、なにやら獣の足跡らしき形が…。この写真には写っていませんが、この中支柱の下から点々と跡がついています。こんなすべすべの場所でも登るんですね~。

 

周囲を見回したら、近くの出入り口付近の下の方が少し開いていました。もしかしたら侵入口はこっちかも?(昨日怪しいと思って障害物を置いたところはそのままでした。)畑の周りを探し回って、入れそうなところを見つけるんですね。すごい執念です。

 

これは、先日、畑の周囲の草刈りをしたので、見つけることができました。獣害対策のためにも、草刈りって大事だなぁ~とつくづく思います。今日は柵の下の部分を重点的に点検して、危なそうなところをネチネチと対策してまわりました。

 

さあ!どっからでもかかってこいや!!……ウソです……頼むから、もう、かかってこないで……

プランC 撃沈

昨日のアライグマ対策プランCですが、効果なしでした。昨日ハッカ油を着けた袋の隣の房が食害されていました。…匂い作戦はことごとく撃沈です。以前、正露丸の匂いも試したことがありますが…

 

でも、とりあえず以前から比べると一晩で食害される数が減ってきているのは事実。プランBが一番効果があったかも?

 

…それにしても、ちょいちょい食べられる…ということは、入り込んでいる様子。今日は、獣除けの柵が浮いている部分が見つかったので、とりあえずその前に障害物を置いてみました。明日行ってみてそれが動いていたら、侵入口とわかります。

 

食欲の秋…向こうも必死というのはよくわかりますが…

獣除け プランC スースー作戦

獣除け プランB。一時期のように一晩で10房…という事はなくなりましたが、まだ毎日数房ずつ食害されます。今日は、プランBの網の設置を続けました。それから、昨日までに設置した網の上部が少し緩んでいる部分があったので、補強しました。

 

…で、相方がいろいろ調べていたら、猫にはミントの匂いがだめらしい…と。…たまたまあったハッカ油。…で、破られた房の袋に着けてみたようです。

 

一般に獣除けというと「木酢酢」といいますが、これが全然効かない…。ミントが効いたら良いのだけど…。…でも、よくよく調べたらどうやら元々肉食の猫などには有害…ともあり…。ん~~~…。どうかな~………。

 

人間には平気なものでも、いろんなペットには有害…最悪死に至る…というものがあるそうで、家で鳥を飼っていた方が、アロマを焚いたら、その成分のせいで鳥が死んでしまった…ということもあるんだとか。猫は乳製品やチョコレート、ネギ類など…。

 

アライグマの弱点…知りたい…

プランB始動

アライグマ対策が続いています。日々いろいろ試行錯誤中。先日ひそかにプランAを試してみましたが撃沈されました。(うまくいかなかった方法をアップすると、その道具を作っている会社等にご迷惑がかかるので、ここでは控えます。道具が悪かった…というよりも、うちの畑の現状に合わなかっただけですが…。)

 

今日は、別の方法を試しています。うまくいったらご報告しますね。…こんどこそうまくいきますように…。

アライグマの生態系攪乱とアライグマのジビエ料理

最近、ブドウ畑でヘビを見かけなくなりました。アライグマはカエルも好物なんだそうで、そういえばカエルも見かけなくなりました。カエルがいなくなったので、ヘビが居なくなったのか…それとも、ヘビ自体を食害しているのか…。

 

いずれにしても、アライグマによって、じわじわとブドウ畑周辺の生態系が変わってきているような気がします。

 

アライグマについていろいろ調べていたら、アライグマのジビエ料理の記事が結構ありました。意外と獣臭さも少なく、鶏肉に近いあっさりした味わいでありながら、脂肪も蓄えているので、コラーゲンたっぷり…しかも消化器官以外はすべて食べられるんだそうで…。ジビエの食材としてはかなり優秀な部類ですね。

 

ブドウ畑周辺の生態系が変わってしまう前に、是非、アライグマのジビエも広まってほしいものです。

獣害

野鳥の月刊誌に「BIRDER」という月刊誌があります。8月号に外来生物の駆除の話しが出ていました。外来生物とはいえ、その地域にある程度定着してしまったものを駆除するのは、なかなか大変なようです。

 

日本には「鳥獣保護法」という法律があります。…なので、獣害がひどいからといって、簡単に駆除するわけにはいかないのだそうです。…でも…限度問題…という気もします。野生鳥獣のかわりに、農家が絶滅しそうです…

 

…と、ぶちぶち言っても始まらないので、とりあえず地道にねちねち「穴」埋めてます。

ブドウ畑のテン(夏毛)

今年は獣害がひどいです。今日も数房やられていました。今まで獣が入り込んでも、こんなにひどく荒らされることはありませんでしたが、アライグマは、やり方がひどいので、入るとほんとに被害が甚大になります。

 

トレイルカメラをチェックしたら、今度はアライグマではない獣が写っていました。こちらはテンのようです。黒っぽい夏毛です。アライグマが荒らした網をくぐって入り込んだのでしょうか。

 

 

被害にあっているのは、一番早くに熟す「紫玉」。わかるんですね…なんて、感心している場合ではありません。このままだと収穫期までにブドウがなくなりそうです。いろいろググって対応策を模索中。アライグマに「生活」が食いつぶされそうです。

 

 

ブドウ畑のアライグマ

毎日ねちねちとネットの穴を見つけて埋めているので、以前のようにたくさん食べられることは少なくなりましたが、まだまだちょいちょいブドウが獣害に会います。

 

試しにぶどう棚の上に、トレイルカメラを設置してみました。…で、さっそく写りました…アライグマです。正面の顔は可愛らしい気がしますが、顔に似合わず気性が荒いんだそうです。

 

「あのね!!!もう4万円分くらい食べてるんだけど…わかってるかい!!?」

セグロセキレイの鳴きまね?

最近、わりと朝早い時間に自宅の近くで聞こえる野鳥の声。フレーズからするとホオジロなんですが、ホオジロにしては声に張りがあるような…

 

で、外に出て鳴き声のするあたりを探すと、セグロセキレイらしきしっぽの長い鳥が電線に止まっています。

 

セグロセキレイといえば、昔のコンピューターゲームの玉の発射音みたいな鳴き方をするのかと思っていましたが、意外といろんな持ち歌をもっているようです。

 

ホオジロはわりと朝いちばんに庭で鳴きます。何か意図があってその鳴きまねをしているのか…それとも違うのか…もしかして、ホオジロに憧れてる?

事務机の横の窓の網戸のメスのアブラゼミ

暑苦しく長いタイトルですみません。今日も暴力的に暑い一日でした。写真は数日前。事務机の横の窓の網戸に、アブラゼミがとまりました。ただでさえ暑い毎日。こんな所で「ジージー」鳴かれたら、たまらん…と思ったら、相方が「メスだよ。鳴かないよ。」と教えてくれました。

 

かなり長い時間、ここで静かに止まっていました。セミのお腹をこんなに静かにまじまじと観察できるのも、なかなかない経験です。まじまじ見ても、全然動きません。暑くてバテたかな?

ゴマダラチョウのハートマーク

相方がブドウ畑から帰ろうと車に乗ったら、何かがばさばさと飛んだそうです。見てみると美しい紋様の蝶がフロントガラスにとまっていました。

 

帰ってから、恒例の会議…今日は「蝶」なので「蝶会議」です。どうやら「ゴマダラチョウ」のようです。白黒のシックな紋様の翅に、夕日のように温かい色の目と口。翅の縁取りにはハートマークが並んでいます。

 

翅の間の体のフォルムといい、すべてが美しくて見とれてしまいます。

 

 

イカル 網にかかる

ブドウ畑の防鳥ネットに、巣立ちしたばかりのイカルがひっかかっていたそうです。写真は救出直後の様子。まだまだ産毛がほわほわしています。

 

救出直後は怖がって鳴いていたイカル。軽トラの上にそっと置いてみました。すぐにどこかに飛んで行ってしまうかと思われましたが、じっとしています。まだまだ飛ぶのが苦手なのか、それとも腰を抜かしてしまったのか…。

 

畑の近くで親鳥らしきイカルがうろうろしていたので、そのあたりにそっと放したそうです。ホオジロなどは防鳥ネットの網目を平気でくぐって畑の中で遊びます。たまにヒヨドリなどが引っかかっているのを見ることがありますが、イカルは初めてです。

 

今は、いろんな野鳥の幼鳥たちが、怖いもの知らずでいろんなところに冒険に出かけます。先日は、農道を歩いていたら、目の前にスズメがちょこんと止まりました。止まられたこちらの方がびっくりするくらい大胆です。

 

いろんな経験を積んで、無事にたくましく育つことを祈りつつ…

獣害対策つづき

昨日、獣が入ったと思われる部分をとりあえずテグスで修復。今日は被害がありませんでした。…でも、油断は大敵。さらに嫌がらせの網を張ることにしました。

 

外から2重に鳥よけ網を緩めに張りましたが、今度は内側にもう一枚張りました。写真のオレンジの網…1.8メートル幅18メートルの側面張り用です。

 

写真の真ん中、やや平行に2本ある鉄線の上に緩めに網をかけてあります。上の2枚が破られて、写真真ん中の2本の鉄線の上に乗っても網が絡まって歩きにくいのでは…と想像しつつ…。また、余った網の部分を縦に伸ばして、通せんぼで嫌がらせしてみました。

 

あと一つ、考えていることがありますが、それはまた後日…。もう、1房もやられないぞ!!

 

獣害ふたたび

今日も一日事務仕事…のはずだったのに…ブドウ畑に出勤した相方から出動要請。「また10房くらいやられた…」上の写真真ん中あたり、3重に張った網が破られて穴が開いています。今までにすでに30房くらいやられています。

 

一昨日、下の写真のように畑の周囲の角にかぶせるように網を張りました。ピンと張ると破りやすくなると思って少したふらせてあります。翌日は無事でしたが、昨晩、破けやすい部分を狙われたようです。も~~~~!!!はらたつ~~~~!!

 

近所のブドウ農家さんも、電気柵をしているのに入られた…と嘆いています。次はどんな手で行こうか…。根くらべ知恵くらべ…勝ってやるぞ!!

ツバメのひなたぼっこ?

今日は自宅で事務仕事をするつもりでいたのに、ブドウ畑で作業している相方から連絡が…。「また獣に10個くらいやられた…」…というわけで急遽また獣除けの補強作業に、ブドウ畑に向かいました。

 

畑の周囲の鳥よけ網が数か所破られています。1重では無理なのかな…というわけで、上からもう一枚、かぶせていきました。よくある緑色の獣よけの網は、しっかりしすぎてかえって獣が登ります。鳥よけ網を少しだけたふらせて緩めに張った方が、獣にとっては厄介なようです。

 

作業の最中、突然目の前の電線に、ツバメの団体さんが集団で飛んできて止まりました。止まって…鳴くでもなく静かにじっとしています。上の写真の一番左と右から2番目のツバメが、首をかしげるような格好でフリーズしています。

 

左のツバメの拡大が下です。ひなたぼっこかな?虫干しかな?なんとも不思議でなんとも可愛らしい恰好です。…でも、人間のいるそばに飛んできて静かにしている…ということは、何かに追われたのかも?

 

「ねえ、ねえ、きみたち、うちの畑で悪さしてる動物、見なかった?」…「いや~、わたしたち暗い時間は寝てるからね~…」…そうでした。失礼しました…

コガネグモの卵のう

ぶどう畑で獣除けの網をかけていたら、久しぶりにコガネグモの卵のうを見つけました。長さは約2cm。ふっくらとしたラビオリのようです。

 

コガネグモは今が繁殖期だそうです。秋には子グモたちがこの卵のうの中で孵化して、そのままこの中で越冬し、来年春、暖かくなってから外に出てくるのだそうです。

 

コガネグモの仲間で、「ナガコガネグモ」という種類もありますが、こちらの卵のうはとっくり型。また、イソウロウグモの卵のうは、お祭りの提灯のように上からぶらぶらぶら下がっています。

 

クモの卵のうの造形はどこかユーモラスで、見ていて楽しくなります。無事に育って、畑を守ってね。

初めまして メジロさん

暑い暑い日が続きます。ぶどう畑での作業中、休憩中にふと森を見ると、木の葉っぱが、ところどころ、さわさわ…さわさわ…と動きます。あ…何かいる!…カメラを向けて拡大してみたら、メジロでした。

 

都市部などではよく見かけるメジロですが、ブドウ畑の周辺で確認できたのは初めてでした。

 

居たんですね。メジロさん。会えて嬉しいな。

捕食するアブ

数日前からブドウ畑に何らかの獣が入り込み、少しずつブドウを食害し始めたので、畑の周囲にさらに網をかけています。

 

作業中、突然、目の前にアブが緑色のコガネムシのような虫を抱きかかえて止まりました。体に対して、かなり大きめの獲物。カメラを向けてもなかなか動けない様子で、大事そうに抱えています。

 

嫌われ者のアブですが、ブドウにとっては、葉っぱを食害するコガネムシの方が害虫。いっぱいいっぱい食べてね!頼んだよ!

ブドウの獣害

今年も来ました。どなたかわかりませんが…ハクビシンかアライグマか…。早生品種が色づき始めると毎年のようにやられます。毎年いろいろ対策をとっていますが、今年もやられ始めました。

 

一番上はひと房きれいに食べられています。二番目は開けてみたものの、数粒食べてまだ酸っぱい…と思ったのか…。三番目は随分色づいていますが、これもまだ酸っぱいと思ったのか、それともおなか一杯になったのか…

 

柵の周りを点検してみたら、畑の端っこの防鳥網が大きく裂かれていました。早速修復し、上からさらに新しい網をかけました。

 

防鳥網も何年も使っていると弱くなってきます。多少穴が開いても、カラス程度なら防ぐことができますが、畑の周囲は新しいものを張る必要がありそうです。

 

また、獣除けの柵の下をアナグマが掘るとその穴から入り込むので、日々、広い畑の周囲の見回りも必要になってきます。手間も費用もかかるし…ほんとに腹立つ~~~!!!

クロツグミの声が聞こえなくなりました

数日前に1日だけ聞こえていた「クロツグミ」の鳴き声が翌日から聞こえなくなりました。今日も聞こえません…。やっぱりクロツグミも通りがかりの渡り鳥…だったのでしょうか…。相方とも「聞こえないね~…」と、話しています。あんなに高らかに歌い上げていたのに…ちょっと残念ですが、またいつもの場所で素敵なお相手に出会えることを祈っています。

 

…で、相方が何やら口ずさんでいます…「~ちょっと さえずって みただけの クロツグミ~」(久保田早紀さんの「異邦人」…「~ちょっと ふりむいて みただけの 異邦人~」…のフレーズで)…新たな迷曲が生まれたようです…

 

「コガラ」かな~?

庭のヤマブドウは野鳥たちのレストラン。葉っぱがわさわさ茂っているので、小さな鳥しか入れません。

 

最近よく遊びに来る「シジュウカラ」。今日も来ているな~可愛いな~…と撮影した動画を相方が見て「シジュウカラじゃないかも?」と言います。…で、またまた「野鳥会議」。「コガラ」ではないか…という事になりました。

 

上の写真の直後、美味しそうなイモムシをゲットしました。何回か木に打ち付けたりつついたりした後、一瞬で丸飲み!小さな身体に似合わず、なかなか豪快な食べっぷりです。

 

ヤマブドウは農薬もホルモン剤も使わない完全無農薬。ここに植えて最初の頃は、カミキリムシの幼虫が枝に入り込んで枝が枯れたり、コガネムシに葉っぱを食べられまくることが多かったのですが、ここ数年その被害が少なくなってきているのは小鳥たちのお陰のようです。

 

いっぱいいっぱい食べてね~!

エナガを探せ

身近に居ながらなかなか撮影が成功しない鳥…エナガ。今日もぶどう畑の横の松の木で声がします。一番上の写真の中の「エナガ」…さて、どこでしょう?…正解は真ん中の写真。拡大したものが一番下です。

 

ブドウ畑の作業中にオートフォーカスで撮影しようとすると、ブドウ畑の上に張っている、手前の防鳥網にカメラのピントが合ってしまいます。マニュアルフォーカスで合わせようとしても、すぐに動き回ってしまうので合いません。

 

とりあえず、適当なところにフォーカスをあてて、ズームや手元を固定して撮影し、あとで確認…という手段でようやく撮れたのがこの写真です…なんとか「エナガ」と確認できる程度…まだまだですね~…

 

エナガの繁殖期は3月から6月だそうです。特徴的な形のエナガの巣や、可愛らしいエナガのヒナの「エナガ団子」も、是非見てみたいところですが、その頃ってブドウの作業が忙しい時期…なんですよね…

 

ところで、今日はブドウ畑であまり聞いたことのない鳥の鳴き声を聞きました。今日は相方と別々のブドウ畑で作業をしていたのですが、200mほど離れた相方の畑からも聞こえたようで、声だけ携帯に録音。なかなか複雑で多様なフレーズを伸びのある豊かな美しい声で歌いあげていました。

 

帰ってから相方と「野鳥会議」。いろいろ聞き比べて「クロツグミ」ではないかという事になりました。今までこの辺りで聞いたことのない鳴き声なので、渡りの途中…とも考えられますが、高らかに歌い上げている所を見ると、もしかしたら繁殖を考えているのかもしれません。

 

「ツグミ」なので、捕食する際は地面で土をつついていたりするそうですが、歌うときは木のてっぺんで歌うのだそうで、そのうち撮影できるかもしれません。…また、新たな楽しみがひとつ増えました。

 

ツバメの巣立ち

少し前からご近所さんの軒先で、賑やかな声が聞こえていました。親鳥が餌を巣に持ってくると、ヒナの鳴き声が波のように沸き上がっては静かになり…また沸き上がっては静かになり…。

 

日ごとに声が大きくなってきたな~…と思っていたら、今朝、巣立ちしたばかりの幼鳥が電線に並んで留まっていました。電線に留まりながら「飛ぶぞ~!飛ぶぞ~!」と、やる気満々。

 

時折、親鳥が餌を持ってきて、さらに巣立ちを促しています。下の写真、右の幼鳥に親鳥が餌を与えています。真ん中の幼鳥は「わたしも!わたしも!」と大きな口を開けています。

 

左の幼鳥は、諦めているんでしょうか…。鳥によっても性格があるのか…それとも近い鳥から「順番」…というルールなんでしょうか…

 

今日は昼前から雷を伴う大雨が断続的に降りました。そんなお天気の一日ではありましたが、夕方にはみんな嬉しそうに飛び回っていました。

 

「飛びたい」想いをまっすぐに、巣の中の小さな世界を突破して広い空に飛びあがる幼いツバメたちの、溢れるエネルギーと勇気に元気を貰います。

ツバメの虫干し(?)

今日のお昼頃、ブドウ畑近くの道路でたむろする若者たち…。よくよく見ると寝転がっているようにも見えます。…「おいおい、君たち。道路の真ん中で寝転がったらだめですよ。」

 

…調べてみたら、どうやら「虫干し」しているんだそうです。太陽に熱せられたアスファルトに羽などを押し当てて、羽に入り込んだちっちゃな虫や菌などをお掃除しているんだそうです。海岸などでは熱せられた砂浜などでも見られるそうです。

 

この後、車が通りかかりました。すかさず全員退避!…す…素早い!

 

シジュウカラのエサ取り訓練

シジュウカラのおとうちゃんが大物を捉えました。

1羽の子どもが「ちょうだいちょうだい」と寄ってきます。

さらにもう一羽「わたしもわたしも」(…ちゃんと順番守ってますね~。えらいえらい。)

 

おとうちゃんはなかなか獲物を離しません。

1羽目がお父ちゃんと一緒に獲物をつつき始めました。

2羽目は届きません。

 

とうとう1羽目がおとうちゃんから獲物をゲット!

1羽目がしっかり捉えると、おとうちゃんはどこかへ…2羽目も諦めて飛んでいきました。

 

そして獲物を独り占め。ゆっくりゆっくり頂いて…あ…羽が一枚落ちた!…すかさず追いかけて飛んでいきました。

スズメのきょうだい

そろそろ事務仕事が溜まってきたので、事務仕事しなきゃ…と、机に座ったら、窓の外が騒がしい…。スズメが何羽も、庭のあっちこっちで何やらつついたり追いかけっこをしたり…

 

ほぼ大きさは成鳥と同じなので、親鳥も混じっていかもしれませんが、一番右側のスズメを拡大して見てみると、くちばしがまだ黄色く産毛らしきものもあります。

 

さかんにくちばしで毛づくろいをしています。産毛の生え変わりで、かゆいのかな?

 

さて…仕事仕事……

ホオジロの幼鳥のかくれんぼ

一番上の写真に、ホオジロの幼鳥が隠れています。答えは2番目の写真。拡大の写真が3番目です。

 

ブドウ畑で作業中、かなり近くでホオジロの「チチッチチッ」という鳴き声が聞こえる事があります。見回しても姿が見えません。棚の上で鳴いているのかな?と、作業を続けていました。

 

袋掛けの点検中、また、とても近くで声がします。声のする方にそ~っと近づいて、声のするあたりの草を手でかき分けてみたら、突然ホオジロの幼鳥が飛びだしてきました。

 

…で、また気配が消えます。草むらに隠れて、置き物のようにじっとしています。近づくとぎりぎりまで置き物のようにじっとして我慢して…いよいよ近くなると飛び出して逃げ出します。

 

少し離れたところでホオジロのお父ちゃんが、鋭く鳴きながら派手に飛び回っています。自分の方に気を向かせて、大切な子どもを守ろうとしているのでしょう。

 

あまり怖い思いをさせてはいけないので、早々に作業に戻りました。手には最初に少しだけ触れた幼鳥の感触が残っています。

 

 

ブドウ畑のホオジロ

ブドウ畑で作業中、ホオジロがブドウ畑の中をあっちへうろうろこっちへうろうろ…。

 

忙しいんだけど…可愛くて可愛くて…

 

ホオジロの後ろに見えるいくつかの緑色の丸い粒は、摘粒で落としたブドウの若い粒です。ブドウの粒の大きさと比べると、ホオジロの小ささがよくわかります。

 

ホオジロの体重は約20グラムだそうです。ブドウ一粒とほとんど変わりません。…ほんと、ちっちゃいね~。ちっちゃいけどよく通る声でよく歌うね~。力いっぱい生きてるね~!

御用は何でしょう?

自宅に2本ほど育てているブドウの木。毎年ハクビシンなどの獣に食べられつくされて、まともに収穫できたことがありません。そのうちしっかりした獣避けで囲う予定ですが、とりあえずすくすく順調に育ってくれています。

 

…で、毎年、何故かこの時期に、この木で「ゴマダラカミキリ」の成虫を見かけます。ゴマダラカミキリはリンゴやイチジクなどは食害しますがブドウやモモ、カキなどは食害しないと言われています。

 

でも…何で毎年来るんでしょう…何してるのかな~…

困ってる?

微妙な表情でこちらを向いているのはセグロセキレイの幼鳥と思われます。

 

相方が上の写真を撮影した数秒前、今日はスズメ4羽ほどに囲まれて、スズメはそれぞれにセグロセキレイにピーチクパーチク…。セキレイは静かに佇んでいたそうです。

 

相方がカメラを向けると、スズメは一目散に飛び立って、一羽ポツンと残されたセグロセキレイ。ちょっと困った顔にも見えます。直後、屋根の棟の上に移って、いつものようにガンガンに歌っていたそうです。

 

いつも力強い声で歌うセキレイですが、なかなか優しい所があるようです。

 

幼鳥同士

朝、スズメとセグロセキレイが、なんとなく「ほんわか」した雰囲気で並んで電線にとまっていました。色がまだ薄いので、2羽とも幼鳥ではないかと思われます。

 

お互いに興味津々でありながら、威嚇するでもなし…。この後、飛び立ったセグロセキレイの後を追いかけるように、スズメも同じ方向へ飛んでいきました。

 

巣立ちしたばかりの幼鳥同士。別の種類でありながら、お互いの不安な気持ちを共有しあっているようにさえ見えて、ほのぼのしました。

タカかな?

ブドウ畑での作業中ふと上を見上げたら、タカらしき鳥が旋回しているのが見えました。

 

いつもあっちこっちで聞こえる小鳥たちの声が聞こえません。…しん…と静まり返った空を、音もなく悠然と旋回しています。

 

距離が遠いので、はっきりとはわかりませんが、飛ぶ姿から「ハイタカ」ではないかと思われます。「ハイタカ」は小鳥たちを捕食する猛禽類。小鳥たちは物陰に隠れて息を潜めていたのでしょうか。

 

獰猛なイメージではありますが、食物連鎖の上位に生きる生き物の存在は、その地域の自然の豊かさの指標になるそうです。

 

小鳥たちが突然静かになったら、「タカ」がいるのかも?次はもうちょっとはっきり撮れたらいいいな~。

ツバメの幼鳥

こちらはツバメの幼鳥。こちらもまだまだエサ取りは初心者。親は少しずつ自分でとるように促していますが、不安でいっぱいの様子が伝わってきます。

 

数日前、朝ぶどう畑に行くと、農道の真ん中に、ホオジロのヒナが羽を開きかけてへたり込み、じっとしていました。しばらく止まって見ていると、気を取り直したように飛んでいきました。どうやら急に現れた車にびっくりした様子。鳥も「腰を抜かす」っていうこと、あるんですね。

 

最近はいろいろな幼鳥がうろうろしています。運転していても、突然車の前に飛び出してきたりするので、はらはらします。

 

今日はこの写真を撮った約3時間後、豪雨と強風と雷の荒天になりました。多分巣立ち後初めての嵐。びっくりしたんだろうな~…怖かったんだろうな~…

ホオジロのえさやり

ブドウ畑でのお昼どき。数羽のホオジロが連れ立ってあっちへ行ったりこっちへ行ったり…。ほぼ同じサイズですが、向こう側のホオジロはお母さんで手前のホオジロが子どもです。

 

大きくなったとはいえ、まだ子どもたちはエサ取りが上手にできないようで「エサちょうだいエサちょうだい」と鳴く子どもたちにおかあさんがせっせとエサを探しては与えています。

 

がんばれ!かあちゃん。ひとり立ちまでもう少し!

 

ホオジロの幼鳥

小鳥たちは今、巣立ちの季節のようです。ぶどう畑では、あっちこっちでチチッチチッ…と巣立ちしたばかりのホオジロの幼鳥たちの声が聞こえます。

 

ブドウ畑には鳥よけの網が張ってありますが、ホオジロなど小さな鳥たちは上手にすり抜けていきます。

 

秋、早朝にブドウの収穫に畑に行くと、ブドウの棚や枝の上で休んでいるホオジロたちが驚いて飛び立つのをよく見かけます。

 

鳥よけ網のお陰で、フクロウやタカやカラスなどの大型の鳥に襲われる心配がなく安心して過ごせる、小鳥たちの楽園です。

シラサギの勢力拡大?

ここに引っ越してきて、最初に驚いたのが「シラサギ」です。大きな羽で悠然と、ほとんど羽ばたかず、始終あっちへ行ったりこっちへ行ったり…。「恐竜時代か?」と錯覚を起こすような光景です。

 

この辺りでは近くのお寺の山に何羽も住んでいて、遠目に見ても山に白い姿がいくつも見えます…が、最近、道をはさんだこっち側の山に、勢力拡大を図っている様子。

 

こっちの山にはカラスが住んでいます。数日前にはシラサギとカラスがバトルを繰り広げていました。今朝、その山の高い木の上で、シラサギがじっと留まっていました。勢力拡大に成功したのでしょうか?…さて…

チゴモズが いなくなりました

4日前の6月9日に、ぶどう畑近くの木の上で賑やかに鳴いていた「チゴモズ」。翌日はよく鳴いていましたが、その後、姿が見えなくなりました。

 

…というわけで、今日の写真は同じ場所でいつものように留まっているハシボソガラスです。

 

あの「チゴモズ」は、どうやら文字通り、旅の途中の「渡り鳥」…だったようです。今頃どの辺に居るのかな…。また南に渡る時に寄って行ってくれたらいいな~…会えたらいいな~…

チゴモズ

ぶどう畑の近くの高い木の上。いつものカラスやヒヨドリのお気に入りの場所に、今日は珍しいお客様が来ていました。

 

調べてみたら「チゴモズ」のようです。資料では東南アジアで越冬して、日本では中部地方以北で繁殖するとあります。でも、今日はぶどう畑の周辺のいろんな場所で「ギチギチギチギチ…」と、あたかも縄張りを主張するかのように鳴いていました。

 

もっと北に渡る途中とも考えられますが、広島県での繁殖例もあった…という資料もあり、期待してしまいます。最近、減少傾向にある鳥だそうです。

 

モズの仲間はふくふくとした体形から、なかなか愛らしい鳥です。是非、この夏のバカンスはこちらで…いかがでしょうか?

ジャストフィット

最近ますます元気になってきたカエルたち。庭ではハウスパイプの中で音響効果抜群でがなり立てているカエルもいます。声がよく響きわたるのが気に入っているのでしょうか。

 

写真はブドウの葉っぱの上のアマガエル…葉っぱに同化しています。こんなに暑いのに、こんなところで暑くないのかな…と、心配したくなりますが、意外と広葉樹は水分の蒸散作用で涼しいのかもしれません。

 

それぞれのカエルにはそれぞれな理由があって、それぞれのお気に入りの場所を見つけているようです。

 

…気持ちよさそうだね~。ゆっくりしていってね。

カラス時々ヒヨドリ

一昨日のブログのカラスがいた木の上。ヒヨドリが居る時もあります。この木の上は大型の鳥に人気の場所です。別の場所で、小型の鳥に人気の場所があります。鳥のサイズによって、居心地に違いがあるのでしょうか。

 

最近、ヒヨドリと思われる声で、「ドレミ ソ~ミ ソ~ミソ…」と歌うのが聞こえます。ジブリ映画の「となりの山田くん」でも使われた「ケ・セラ・セラ」という曲の最初のメロディーに似ています。

 

同じ種類の鳥でも、いろいろなメロディーで鳴きます。時々、J-popに似たメロディーだったり、映画音楽のメロディーだったり…。野鳥の鳴き声を何かに例える事を「聞きなし」というそうですが、「聞きなし」でコンサートのプログラムができそうです。

 

メジロかなぁ~

ぶどう畑の近くの藪。3羽ほどの3羽ほどの小鳥があっちへ行ったりこっちへ行ったり…とりあえず葉っぱがわさわさするあたりにカメラを向けてみました。

 

後で確認したらかろうじて捉えていた姿が今日の写真です。ぼんやりしていますが、メジロっぽいかな?

 

そっか~!…藪の中で鳥を探すのに、声を頼りに探していましたが、「葉っぱがわさわさする」というのも手掛かりになるのかも?

 

大物とったど~!!

夕方、相方が玄関先から声をかけてきました。玄関から出て正面の電線を見ると、明るい茶色の小鳥が居ます。

 

逆光なのでよく見えません。ビデオカメラのISOを調節して見てみたら、大きな虫をくわえたホオジロのようです。くわえているのはバッタでしょうか。きょろきょろあたりを見回しながら、この場所で動こうとしません。

 

鳥たちは今、繁殖の季節。もしかしたら巣立ちしたばかりの小鳥にえさやりをしようとしているのでしょうか…。…でも…おなか大きい?出産前?…どっちなんだろうな~…

 

…それにしても、おっきいのとったね~。がんばったね~… …あ…それとも、素敵な彼氏からの贈り物?…どっちなんだろうな~…

 

 

 

 

 

 

雨の日のキセキレイ

あくまで個人的な感想ですが、雨の日は、キセキレイが元気に鳴くような気がしています。今日は雨。あっちの屋根こっちの電線と渡り歩き(飛び?)ながら、「キュイーンキュイーン…」と昔のインベーダーゲームみたいなフレーズを中心に、様々なメロディーを朗々とうたいあげていました。

 

写真の左側の瓦の上にキセキレイ。右側の電線の上はシジュウカラです。モズが居たときはぎゃんぎゃん鳴いていたシジュウカラですが、とっても静かに佇んでいます。

 

モズが居ると必ずぎゃんぎゃん鳴いているシジュウカラ。キセキレイには鳴かないのか…今だけの気分なのか…それとも、キセキレイがぎゃんぎゃん鳴いているので、鳴く気にならないのでしょうか…

 

鳥の鳴きたい時の気分や、鳴かない時の気分…どんな違いがあるんだろうな~

皆既月食の夜にホタルを見ていた件

今日は「皆既月食」でした。時間帯も早朝とかではない観測しやすい時間帯。前日までの天気予報も申し分なし。「観測するぞ!!」…と思っていたのに…夕方から雲が空を覆いました。天体観測あるあるですが…

 

それでも、「もしかしたら…」と期待を込めて月が見えやすい場所まで散歩。残念ながら月の輪郭さえ見えませんでしたが、ふと足元を見たらホタルが乱舞していました。

 

自宅近くでいつもホタルを見ていた場所では、今日はまだあまり見られませんでしたが、少し足を延ばした川沿い…月が誘ってくれたホタルスポットです。

 

時期的にゲンジボタルと思われます。他にもいないかな~と周囲を散歩していたら、意外にもトラックが行き交う国道の上をふらふら飛んでいるホタルをみかけました。

 

ほたるって結構…行動範囲広め…なんですね。

捕食中の蜘蛛

ぶどう畑での作業中、ブドウの葉っぱに何かがぽとっと落ちてきました。見ると大きな獲物をくわえたクモです。自分よりも大きな獲物をしっかりと捉えて離しません。捉えた獲物が大きすぎて落っこちてしまったのでしょうか。

 

忙しくて名前を特定することが出来ませんでしたが、なかなか美しい柄のクモです。触覚っぽい部分が、ゲンコツみたいな形をしています。

 

今日は一日雨。いろいろな虫たちは葉っぱの影に隠れてじっとしていました。ブドウの害虫も難なく捉えることができます。雨の中、森の鳥たちは元気に飛び回っていました。