ブルーベリーの葉に美しい蛾がとまっていました。「シロモンノメイガ」と思われます。
触覚が先に行くほどグラデーションで白くなっています。足も白黒のブーツを履いて、深みのある美しい黒地に青みがかった白い水玉模様のマントを羽織ったような、カッコいい蛾です。
両羽を広げた長さは3センチにも満たないくらいのちいさな蛾ですが、写真で撮って拡大して見れば見るほど、その造りの細やかさと美しさに見とれてしまいます。
日本中、どこでも見られる蛾だそうですが、今まで意識して見た覚えがありません。どれだけ毎日ぼーっと生きているかと改めて反省。ほんの身近なところでも、少し丁寧に見回すだけで今まで気づかなかった新しい世界を見つけることができるんですね。