キウイフルーツの棚仕立て

昨日のブログでもご紹介しましたが、キウイフルーツの花が満開です。キウイの花ってとても良い香りがするんです。個人的にはリンゴの香りに近いような気がしています。

 

ぶどう畑の日当たりの悪い場所のぶどう棚を使って、キウイを育てています。キウイフルーツって、枝が四方八方に伸びて、もしゃもしゃと手が付けられなくなってきますが、ここでは「棚仕立て」を試しています。

 

ぶどうは冬の本剪定の時に、前年伸びた枝元1芽から2芽残して剪定して、春に伸びた新しい枝の中から基本的には1芽を残して残りの芽を欠いてしまいます。

 

キウイフルーツは春に伸びた枝の元の方に花が咲いて、それから先に伸びた枝に葉っぱがたくさんつきます。翌年は、花が咲いた部分からは花芽が出にくいのだそうで、ブドウのように2芽剪定すると花が付きにくくなるのだとか。…なので、残す芽はぶどうよりも多めにして、春先に余分な芽を欠くのが良いのだそうです。

 

実は昨年、そのことを知らなかったので、ブドウのように2芽残して全て剪定してしまいました。…でも、今年、新梢も花も溢れんばかりに伸びました。

 

まだ若い木なので、花が咲かなかった芽なのかもしれませんが、まだよくわかりません。