出荷が始まりました

今週からブドウの出荷が始まりました。

…と思ったら、既に最初の紫玉は終わりそうです。

 

一年ぶりにお会いする方…

お会いしたことはないけれど、毎年「どんな方なのかな~?」と思いながら送らせて頂いてる方…

 

いつも本当にありがとうございます。

もうすぐ出荷(8月10日の藤稔 幸水収穫 キュウリ収穫 巨大ズッキーニ収穫 サルオガセ ショエノルキスフラグランス開花 台風襲来 出荷準備)

日本列島の真ん中を台風が横断しましたが、みなさんいかがお過ごしでしょうか。

 

・お陰様で、猛暑も台風も獣害も耐えつつ、ぶどうたちは、日々美味しくなってきています。写真は8月10日頃の藤稔です。

 

・その隣は数日前に収穫した「幸水」。佐用町主催の果樹講習会も今年が最後の3年目。なかなかものにならなかった幸水も、少しだけ収穫できるようになりました。…でも、幸水は春先の新芽が消えやすいので、これからが難しいのだそうです。

 

・その下は、こちらも猛暑に耐えてすくすく育ったキュウリとズッキーニ…って…ズッキーニ…育ちすぎました…。大量消費は市販の「こうじ漬けの素」を愛用しています。巨大ズッキーニのこうじ漬けが意外とおいしくて…若干シャキシャキした食感のチーズ…と言った感じでしょうか…。夏バテ防止にも一役かってくれています。

 

・その下のモシャモシャは「サルオガセ」ではないかと思われます。数年前から自宅の屋根伝いのケーブルになにやらモシャモシャしたものがくっついて、それが、大きくなったり小さくなったりしながら、ず~っと住んでいます。

 

先日、朝ドラを見ていたら…「これ…かな???」…自然の木に引っかかっている様子とはずいぶん違いますが、暑い夏も寒い冬も耐えて、ずーっとここにいます…よっぽど気に入ったのでしょうか…ここが…???

 

・その下は、相方の憩いのスペースで咲いた蘭「ショエノルキスフラグランス」のちっちゃいちっちゃいちっちゃいちっちゃい花です。右側の花の縦の長さは2ミリほど。

 

蕾を付けたころから「つぼみつけたんだ~…」「咲くかな~」「まだかな~」と、気をもんでいましたが、先日ようやく咲いて、嬉しそうに見せに来ました。せっかくなので写真に撮ってインスタのストーリーズに載せたら、まんざらでもない様子。花も可愛いですが、相方もなかなか…

 

それにしても、このちっちゃいちっちゃい花…どんな虫たちに来てほしいんでしょうか…。

 

・一番下は台風が兵庫県を直撃した日、出荷準備のために、部屋の建具を外して広々としたところです。これからここに棚やらいろいろセッティングして、出荷場になります。田の字型間取りの日本家屋って、フレキシブルで便利ですね~。

 

ちなみに、今回の台風、ほとんどど真ん中だったせいか、意外と雨は降らず、一時的に強風が吹きましたが、ブドウも無事でした。天気予報のレーダーを見ていたら、ちょうど台風の目に入った頃、レーダー上では雨雲もなくなっていました。…台風の目に入ったのって、長い人生の中でもなかなかない体験でした。

 

それにしても、今回の台風の目…ハート型でした。こんな形になることもあるのですね。

 

昨年は早生の「紫玉」が8月24日初出荷でした。今年はどうでしょう…。また、皆さんにお会いできるのが嬉しくて嬉しくて楽しみで楽しみで…。今年もどうぞよろしくお願いいたします。

 

暑中お見舞い申し上げます(今のピオーネ ぶどうの獣害 ぶどう畑のヒグラシ ぶどう畑のクマツヅラ ぶどう畑の夏空)

暑い日が続きます。皆さんいかがお過ごしでしょうか。

 

身近な人で、熱中症で発熱している人がいて…微熱が下がらず、2回もコロナの検査を受けたり(2回とも陰性でした)…体調管理が難しい季節…みなさんもどうかお身体お大事に…

 

・ぶどう畑では、暑さの中ブドウたちは着々と美味しそうになってきています。上左の写真は今のピオーネです。房の先から熟していくって見るからによくわかりますね。

 

…で、ブドウがおいしくなってくると、元気にやってくる奴らが今年も…。上右の写真…食害されたすぐそばの枝にちょこんと残されたブドウの皮…ここで食べたのね…あのぉ~…皮ではなくて、お代を置いて行ってほしいんですけど…

 

・暑い暑い中でも、元気なのがセミ…写真はヒグラシと思われます。透明な羽がいかにも涼しげですね。ブドウ畑の足元には「クマツヅラ」と思われる小さな小さな薄紫の花が健気に咲き誇っています。

 

・一番下の写真はぶどう畑の夏空です。美しい青空とふわふわ浮かぶ千切れ雲がいかにも清々しいですね。

 

ー 次のブログ更新は8月18日(金)の予定です。8月13日と14日の未明には、夏の大イベント「ペルセウス流星群」が極大となります。1時間に約30個だそうです。月が細い時期になるので、お天気さえ良ければ観測日和になりますね。 ー

 

 

ごめんなさい(三日月支所のヤマモモ ぶどうの獣害 モモの収穫とジャムコンポートづくり ユウスゲ鑑賞会 ヤブカンゾウの花 鳥の遊び場 黒猫の避暑地)

前回、更新日延長のお知らせをしながら、結局次の更新日が来てしまいました。本当に申し訳ございませんでした。

 

7月4日にようやくブドウの袋掛けが終わり…と思っていたら、一週間もたたないうちに獣害が始まりました。獣害の強い味方、「サル除け網」があるせいか、以前よりは随分ましですが、劣化した柵を目ざとく見つけては入り込みます。

 

・先日、三日月の支所入り口に、たわわに実る「ヤマモモ」の木を見つけました。こんなところにあったんですね~…。近くには、まだまだ知らないお宝がたくさんあるのでしょうね。

 

・ブドウの作業の合間に、早生の「大久保」という品種のモモを収穫しました。天候のせいか、今一つ味が乗っていなかったので、一気に全部収穫して、熟した順にジャムやコンポートにし、瓶詰をして滅菌処理をしてみました。

 

冷凍庫…というのも手軽なのですが、いかんせんすでに満杯…。今年はこれで賞味期限のテストも兼ねて、少しずつ消費していくことにしました。

 

・最近知った「兵庫県光都土木事務所」のインスタで、上郡町の「金出地ダム自然植物公園」の「ユウスゲ鑑賞会」が催されることを知り、行ってきました。

 

夕方4時頃に咲き始めるというユウスゲ。夕涼みをしながら見るユウスゲは、清涼感あふれる素敵な花でした。特別参加のヤギさん…今年4月生まれなんだそうです。ヤギも性格はいろいろだそうですが、この子たちは人懐こくておっとりしていて、とってもとっても癒されました。

 

この植物園には、朝ドラの「牧野富太郎博士」に命名された「鞍居桃」や、西播磨と岡山県東部のみに分布する「コヤスノキ」などもあり、ここでも身近なお宝発見。

 

「鞍居桃」は、上郡町鞍居川流域梅谷地区から万勝院の谷あいに自生する日本古来の野桃だそうで、秋には地域の協議会でジャムやコンポートづくりもされているようです。

 

・自宅の庭でも「ヤブカンゾウ」の花が花盛りです。「ユウスゲ」も「ヤブカンゾウ」も、同じ「ススキノキ科ワスレグサ属」だそうです。ヤブカンゾウは八重で、たまにおしべが花びらと同化しているようなのもある不思議な花です。一日咲いて、夕方にはしぼんでしまいます。

 

・暑い暑い日が続きますが、最近うちの近所ではスズメが増えてきています。あっちでちゅんちゅんこっちでちゅんちゅん…近くに遊びに来てくれないかな~…と、事務机横の窓際に、水浴びスペースをつくってみました。近くには春に作った砂浴び場も…。来てくれるかなぁ~…。近すぎるかなぁ~…。

 

・最後の写真は、ブドウ畑近くのお寺の祠。お昼ご飯を終えて車から降りてふと見ると、黒猫がお昼寝していました。

 

こちらもびっくりしましたが、あちらもびっくりしたようで、まん丸なびっくりまなこ…なかなか可愛らしい…暑いもんねぇ~。そこ涼しい?

 

ー 次のブログ更新は8月2日(水)の予定です。8月2日の満月はスーパームーン。8月の満月は「スタージョン(チョウザメ)ムーン」というそうで、合わせて「スーパースタージョンムーン」…なんだかすごい満月ですね。

 

7月30日は夏恒例みずがめ座流星群が極大を迎えます。夏休みの天体観測にいかがでしょう? ー

ばたばたしております…(投稿日延期のお知らせ)

蒸し暑い日が続きますが、いかがお過ごしでしょうか。

 

今年は雨も晴れ間もそこそこあって、ぶどうたちはますますやる気になってきました。

 

梅雨の晴れ間…仕事がてんこ盛りです。

今日は投稿日ですが、数日延期させてください…ごめんなさい…

ブドウらしくなってきました(ブドウの幼果 ノグルミの花 クリの花 ノウタケ)

夏の気配が日々増してきました。蒸し暑い日が続きますがいかがお過ごしでしょうか。

 

6月1日頃に開花し始めたブドウの花も、ずいぶんブドウらしくなってきました。ブドウがめちゃくちゃ頑張ってくれている様子に、私たちも元気をいっぱいいっぱいもらっています。

 

最近、国道沿いなどに、黄色い燭台のような花の木々を見るようになりました。どうやら「ノグルミ」という木の花のようです。

 

実を食用にすることはできませんが、家具や染料などに利用されるようです。二段目の左は、ノグルミの花です。雄花に守られるように真ん中に雌花が座っています…美しすぎる造形です。果穂が上に伸びあがっているのが珍しいですね。

 

似た花でよく見るのは、右側の「クリ」の花です。雄花の付け根近くに小さな雌花が見えます。受粉後、雌花の先が枝ごと落ちて、よく見る栗の実の様相になります。

 

一番下は、草刈りをしたら出てきたキノコ「ノウタケ」です。遠目に見ると、ブドウ畑に現れた「ポツンと一軒家」みたいになっています。

 

ブドウの作業も忙しい時期ですが、いろんな造形に癒されています。

 

ー 次のブログ更新は7月3日(月)です。この頃は「半夏生」タコ食なきゃ…。6月26日早朝3時21分と6月27日早朝2時35分には、国際宇宙ステーションが見えるそうです。早起きできたら眺めてみてくださいね。 ー

ますます賑やかになってきました(ブドウの花 カキの花 キウイの花 オオキンケイギク…特定外来生物 朝のカナヘビ 脱皮中のカナヘビ 庭の山椒のノコギリクワガタ)

・ブドウの花が咲き始めました。一番上の左の見えている部分の高さは約1.5cm。右の写真がブドウ一粒分の花です。周りにおしべ、真ん中のトックリみたいのが子房でそのてっぺんの平たい部分がめしべです。つぼみの時に包まれいた「花冠(かかん)」を下からよっこらせと脱いで咲きます。

 

・秋の果物たちも続々と開花しました。キウイの花は独特ですね。真ん中にちっちゃなキウイの赤ちゃんが見えます。逆さまに見るとツンツン頭のひらひらのフリルの襟のわんぱく王子様に見えて、癒されています。

 

・その下は、国道沿いに美しく咲く「オオキンケイギク」…「キバナコスモス」に似ているようですが、葉っぱが違います。実はこれ2018年に「特定外来生物」に指定された、駆除対象なんだそうです。(詳しくは環境省のホームページをご覧ください。)…きれいですが、生きたままの移動も禁止…在来種に脅威を与え、広がったらえらいことになるんだそうです。

 

・暖かくなってくると、素敵な生き物たちとの遭遇が楽しい季節。最近、ぶどう畑では「カナヘビ」が増えてきました。

 

早朝畑に行くと、ぶどう棚の上でしっぽをだら~んとさせたカナヘビに出会いました。日中だったら近寄る事も出来ないくらい俊敏に動くのですが、全然動きません。朝早くは体温が低くて動けないのでしょうか。

 

試しにしっぽを触ってみましたが、時折舌をちょろちょろ動かす程度で、全然動きません。…いや~なかなか楽しい…本人(人?)は迷惑なんでしょうけれど…

 

・その下は、日中出会った脱皮中のカナヘビです。脱皮中とはいえ、日中だったせいか、古い皮をぴらぴらさせながら、すたこらさっさと逃げ出しました。右側は後ろ足。足の後ろもぴらぴらしています。

 

・一番下は、昨日。庭で育てている山椒の木に、強風の中、ノコギリクワガタがしがみついていました。トゲトゲの山椒の木。痛くないのかな~?

 

右の写真はノコギリクワガタのの正面から見た写真です。ガタイにそぐわないピンクのブラシのおちょぼ口と、逆光に美しく白く輝く眼が見えます。

 

…この後、近所の小学生がもらってくれました。めちゃくちゃ喜んでくれている様子に、ほっこりしました。

 

ー 次のブログ更新は6月20日(木)の予定です。翌21日は「夏至」。太陽が一番高い場所にあります。お昼には是非、自分の影を見てみてください。結構短い…。

 

この頃、日没後に細い月と金星の素敵なコラボが見られるそうです。また、早朝には秋に見ごろを迎える「木星」と「土星」が東の空から昇ってくるそうです。 ー

にぎやかになってきました(青梅収穫 蛇結茨の開花 ぶどう畑のお昼ご飯 ぶどうのつぼみ のびるのむかご カナヘビのひなたぼっこ)

・春一番に咲いた梅の実もずいぶん大きくなってきました。摘果を兼ねて青梅を少しだけ収穫…ちょっとずついろんなものを試してみました。まだ本当の収穫期ではないので、やや実が薄いですが、それでも美味しく頂いています。

 

・ぶどう畑の帰り道、県道28号線沿いに毎年咲く美しいジャケツイバラの花が咲いています。枝にトゲトゲがあるので、鹿の食害がないせいか、年々勢力を拡大しているように思います。

 

・気温も高い日が多くなってきました。お昼ご飯はぶどう畑でブドウを眺めながら…時折遊びに来る鳥たちの姿や鳴き声に癒されながら頂きます。…おやつは隣のぶどう畑のおばあちゃんに頂いた「こんぶ飴」…懐かしいですね。

 

・写真のぶどうのつぼみは5日ほど前のものです。先端が二つに分かれているのが、にゃんこみたいで可愛らしくて写真に…でも、このままにしているとちゃんとした房にならないので、この後すぐに一つにしました。

 

・足元にはノビルのむかご…このユーモラスな姿に癒されます。

 

・一番下は今日の写真。今日は朝から肌寒い日でした。お昼前になってようやく日がさして…ふと見ると、ぶどうの葉っぱの上にカナヘビが…

 

猟の最中か…とも思いましたが、どうも動きが鈍い…どうやらひなたぼっこをしているようです。少しわかりにくいですが、左の写真では目をつぶっています。

 

写真を何枚か撮っている間も、こちらが気になるのか目を開けようとするのですが、すぐに眠たそうに眼を閉じてしまいます…気になるけど…睡魔に勝てない…そんな様子に、こちらもほっこりさせてもらいました。

 

ー 次のブログ更新は6月4日(日)の予定です。この日の夕方、金星が「東方最大離角」になるのだそうです…って、この言葉、初めて知りました。「金星が太陽から一番遠くになる事」なのだそうで、日の入り後の金星の光度が一番高い…という事らしいです。

 

一日の終わりに美しく輝く宵の明星…癒されますね。 ー

 

 

幼果の季節(桃と梨の幼果と断面 アンズの幼果と網掛け タヌキ アナグマ)

少し前に満開だった桃や梨などの花…あっという間に姿が変わりました。

 

・一番上の写真は桃。二番目は梨の幼果です。桃の実は枝にピッタリくっついていますが、ナシはニョキっと軸が伸びた先に実が付いています。

 

桃の実は受粉後「子房」が膨らんだのが可食部になります。梨は花の土台の「花床」が子房を包み込んで可食部になります。

 

桃の断面の中心に、大きな種が一つ見えますが、ナシの断面の芯の部分は、なかなか複雑な作りに見えます。

同じバラ科ですが、いろいろですね~。

 

・アンズの実も直径3センチほどになりました。今年は同じバラ科サクラ属のしだれ梅の花粉を受粉してみたところ、着果率があがりました。

 

…ただ、毎年、何故か大きくなった実がぼとぼと落ちます。風のせいなのか、鳥がつつくのか…というわけで、今年は網をかけてみることにしました。

 

裾の部分は風よけ網。上の部分は寒冷紗を二枚、結束バンドとテグスで縫い合わせて幅広にしたものを掛けてみました。

 

今年こそ、美味しいアンズが食べれるといいなぁ~…

 

・ところで、最近、夜中に野生動物がブドウ畑に入り込んでいる様子…久しぶりにトレイルカメラを仕掛けてみました。

 

…と、なんと、タヌキが…なかなか可愛らしい…

 

別の日には、いつものアナグマが写っていました…が、あとでよくよく観察すると一匹入って出て行った後に、別の個体が入って出て行ったことがわかりました。

 

一匹目は、背中にハートマークのような白い文様が見えます。ほぼ同じ時間に出入りしているあたり、もしかして家族かな?

 

タヌキもアナグマも、畑のミミズなどを食べに来ていると思われます。でも、開けた穴を放っておくと、収穫時期にいろんな動物が、その穴を通ってブドウを食べに来るので、今のうちから穴を見つけてふさいでいます。

 

タヌキもアナグマも可愛いですが、畑の中に入られるのは勘弁してほしいです…

 

ー 次のブログ更新は5月22日(月)です。21日からは24節気のひとつ、「小満(しょうまん)」の時期…「草木が茂って天地に満ち始める」という意味があるそうです。 ー

ブドウの新芽が開きました(ミツバチの巣箱設置 キンリョウヘンの花 こんにゃくの花)

・山笑う季節。桃も梨も花が終わり、ようやくブドウの新芽が開き始めました。

 

・自宅の暖かい所で保管していたキンリョウヘンも咲き始めたので、ミツバチの巣箱の近くに置きました。写真は相方が丸太をくり抜いて作った野趣あふれる巣箱…なんだか人の顔にも見えてきます。おでこに付いているのは「キョンシー」の御札…ではなく…「待ち箱ルアー」…キンリョウヘンの匂いを科学的に作ったもの…だそうです。

 

暖かい日には、タンポポなどに二ホンミツバチらしい姿を見かけるようになりました。夏野菜の準備をしていたら、たい肥にも、せっせと集まってきています…どうやら、花の蜜だけでは摂取できないミネラルを吸いに来るのだそうです。

 

「分蜂マップ」というアプリでは、北の方でも分蜂の報告が続々…でも、こちらにはまだ…。来てくれないかな~…。

 

・キンリョウヘンの他に屋内の暖かい場所に保管していたコンニャクイモ…大きな玉からにょきにょきと大きな花が伸びて咲きました。高さは170センチほど。しばらく室内で観察していましたが、オナラのような臭いが強烈になってきたので、外に出しました。

 

白い部分の上の方と下の部分の形が違います。上の方が雄花、下の方が雌花ではないかと思われます。下の写真の右側は外に出して3日後。外の寒さのせいなのか、開花が進んだのかわかりませんが、様子が変わりました。…なんとも不思議な花です。

 

ー 次のブログ更新は5月6日(土)の予定です。この日は満月で「半影月食」。この日の前後でみずがめ座流星群が極大になるそうです。 ー

 

 

 

 

受粉の季節(梨の花 二ホンミツバチ ミツバチの巣箱 キンリョウヘンのつぼみ ハロ 幻日 環天頂アーク 龍雲)

桜の季節もそろそろ終わり…梨の受粉の季節もそろそろ終わりです。ぶどう畑では二ホンミツバチが飛び始めました。

 

・昨年、ひょうご環境体験館の講習会で、相方がミツバチの巣箱を作りました。その後、切り株をくり抜いたり、知り合いから譲っていただいたりして、ミツバチの巣箱がたくさん手に入りました。…庭やブドウ畑のあちこちに置いています。

 

1月に相生の「相生園芸センター」でたくさん花芽のついたミツバチ蘭…「金稜辺(キンリョウヘン)」を選んでいただきました。暖かい家の中に置いてミツバチの分峰の時期に間に合うように暖かい家の中に置いていたものが。つぼみをつけ始めました。

 

蕾の付け根にぷくんと蜜が出ています。花の外の茎などから蜜が出る「花外蜜腺」というそうです。蘭の仲間などにあるそうです…そんな花もあるのですね…初めて知りました。

 

ミツバチを寄せ付ける「ミツバチルアー」も購入して、巣箱に蜜ロウも塗って…さあ、あとは入居を待つのみ…入るといいなぁ~…

 

・ところで、下半分の写真は4月2日の日曜日に空で繰り広げられた素敵なショーです。午後4時過ぎ、ブドウ畑で作業をしていたら、太陽の横にちいさな虹色の部分が見えました。

 

左上の写真の上の方がその様子を縦にパノラマ撮影したものです。上の方に、おわん型の虹(環天頂アーク)、太陽の周りに丸い光(ハロ)、ハロの両端にひときわ明るい虹色の点(幻日)が見えました。

 

上部のおわん型の虹は、実際には空のほぼ真上に見えました。

 

・下の二枚の写真は、畑からの帰路で5時30分頃に撮影したものです。ちょうどこの方向から満開の桜並木が見えます。まだハロと幻日が残っていたので桜とのコラボが撮れないかな~…と思ってカメラを構えました。

 

残念ながら光度の違いで両方を綺麗に撮れませんでしたが、露出を調整して撮った写真に、龍雲が写っていました。

 

丸く輝くハロと美しい幻日の中から、金色の夕日を中心に、幾重もの龍雲が生まれ出ているように見えませんか?…左上の雲には、愛らしい眼も見えるような…

 

新年度が始まりました。今年が幸せ溢れる年になりますように…

 

ー 次のブログ更新は4月22日(土)です。4月20日には日本の一部で部分日食が観測できるそうです(佐用は観測できませんが…)22日深夜から23日にかけて「こと座流星群」が極大だそうです。 ー

 

 

受粉の季節(アンズ 水仙 しだれ梅 スモモ アーモンドの花 花粉の顕微鏡写真)

ますます春本番になってきました。みなさま花粉症は大丈夫ですか?

 

庭の花々も順々に盛りを迎えています。まだ咲いていませんが、梨の花ももうそろそろ咲き始めそうです。

 

・アンズやスモモ、梨などの人工授粉。桃や梨の摘蕾、ブドウ畑の雨除け設置…それから、冬に「ひょうご環境体験館」の日本ミツバチの講習会で作った巣箱や、知り合いに頂いた古い巣箱の設置などなど…ますます生き物が動き出し、私たちも忙しくなってきました。

 

・ずいぶん前に、電気屋さんでスマホに付けられる顕微鏡を手に入れました。一番下とその上の写真がそれで撮影したものです。右側は撮影したデータをさらに拡大たものです。

 

その上の写真はやや倍率が低めの接写用レンズで撮影しました。この程度の倍率でしたら100均でも手に入ります。左側が雄しべ、右側の真ん中の緑色のが雌しべです。

 

開葯前の雄しべはまるで数の子…開葯後の花粉は宝石のようです。同じように咲いている花の中でも、劇的なドラマが展開されているのですね。

 

ー 今回ブログ更新が1日遅れました…すみませんでした…次回のブログ更新は4月6日(木)…の予定です。

(^^; ー

三寒四温(雪の虹 啓蟄 鳥の巣設置 剪定木でバーベキュー)

2月の終わりから3月の初めにかけて、寒い日は雪が舞い、暖かい日は春を思わせる陽気になりました。

 

・春になるのかな~…という陽気が数日続いた3月2日には、雪が舞いました。その様子を撮影していた動画を後で見てみたら、虹のようなものが写っていました。

 

左側にはうっすらと、もう一つ虹のようなものが見えます。

 

撮影の時間帯は午後2時過ぎ。太陽の位置はこの写真の右上あたりにあるはず…調べてみたら「ラテラルアーク」とも考えられるのですが、かなり珍しい現象だそうで…カメラのレンズに付いた雪の粒が虹を描いたのかも…?

 

…なんにせよ、なかなか神々しい光景ですね。

 

・昨日は「啓蟄」でした。ここ数日、ぶどう畑でも虫たちを見かけるようになりました。テントウムシにカゲロウに…ずいぶん賑やかになりました。

 

・鳥たちも、つがいでエサ取りしている姿を見かけるようになりました。繁殖期はまだ先ですが、ぶどう畑でも、鳥の巣箱を設置してみました。…この巣箱…相方が冬の間に手作りしていました…入るといいねぇ…

 

・今日も暖かな一日になりました。まだ少し時間的に余裕があるので、剪定木でバーベキューをしました。おやつは定番の焼き芋と焼リンゴ。パンも焼いてみました…少し…いや…かなり焦げましたが、そこそこちゃんとしたパンになりました。

 

・乾燥気味の花粉の季節…くれぐれもどうかお大事に…

 

ー 次のブログは3月24日です。この日、三日月と金星が大接近するそうです。九州の一部や沖縄では、月に金星が隠れる「金星食」が見られるそうです。…地味ですが、レアな天体ショーです。 ー

剪定が終わりました

 

一番目の写真のようなうららかな日の翌日、いきなり雪が降ったり…なかなか体調管理も難しいこの頃…みなさまいかがおすごしでしょうか…

 

不安定なお天気に作業を中断させられながらも、剪定が終わりました。4番目の写真は、剪定道具一式。いろいろ持ち歩いての作業です。

 

5番目と6番目の写真は今日のもの。みーちゃんが遠い畑までニャルソックしてくれていました。ひと休みしたところで、可愛らしいくしゃみを2回…みーちゃん…もしかして花粉症?

 

6番目の写真は、今日の夕方の星。細い三日月と金星が接近、少し上に木星が見えます。

 

(最近開始したインスタグラム…現在試行錯誤中です。今のところ日々のショットはストーリーズに載せています。ストーリーズは投降後24時間で消えてしまうので、暫くの間はハイライトに保存する予定です。

 

みーちゃんのくしゃみも、動画で載せました。気が向いたら「富岡果樹園」で覗いてみてください。)

 

ー 次のブログ投稿は3月7日(火)です。3月2日の夕方には、金星と木星が接近するそうです。 ー

 

 

10年に1度の積雪(積雪 雪垂 枝に育った霜 咲きそうな梅)

・前々回のブログの直後の1月27日の積雪の様子です。11年前にここに引っ越してきてから、こんなに降ったのは初めてです。

 

・二番目の写真は、積雪の翌日の夜。ふと見ると、何やら巨大なものが窓の外にぶらさがっています。ライトを照らすと巨大な雪のかたまりが軒の下に垂れ下がっていました。

 

「雪垂れ」というそうです。これが突然落ちて、下を通っていた人に当たったり、巻き込んだ雪が建物を傷めたりすると、大変なことになるそうなので、家の中から長い棒をザクザクと突き刺して少しずつ落としました。

 

それにしても、雪ってこんなに粘度のあるものだったんですね。…一瞬、トトロの「ねこバス」が屋根の上に載っているんじゃないかとか、とてつもなく大きな「アナコンダ(大蛇)」がどこかから迷い込んだのかとか…いろいろ錯覚しました…

 

・下の2枚の写真は、今朝のものです。ずいぶん雪が解けたとはいえ、まだまだ朝は寒いです。柿の木の上では霜柱がすくすくと育っています。

 

咲きかけた梅の花が凍えています…春はまだ少し先ですね。

 

ー 次のブログ更新は、2月22日(水)…にゃんにゃんにゃんの日です。夕方には細い月と金星が接近。翌日の23日には月と木星が接近するそうです。冬の夜空は澄み切っていて、星空も一段と美しいですね。 ー

(臨時投稿)インスタ始めました

寒い寒い日が続きます。

みなさんいかがお過ごしでしょうか。

 

一年ほど前、ホームページのデータ容量の関係で、ブログを月2~3回にさせて頂きました。…が、投稿の間隔が開きすぎて、おしゃべりしたい事がこぼれ落ちていくことが多々あります。

 

…というわけで、昨日からインスタに投稿を始めました。まだまだ不勉強な部分もあり、ご迷惑をお掛けすると思いますが、とりあえずお知らせさせて頂きます。

 

多分、今まで通りの絵日記的なページになりそうですが、お付き合い頂けたら嬉しいです。(ブログの更新は今のスケジュール通り続けます。)

 

ちなみに「コメント表示」ですが、基本的に「コメント」はブログ同様「OFF」…「いいね」の数も非表示になっています。悪しからずご了承ください。

 

…で、どうやったら見られるの?…というところが勉強不足で、お知らせの方法がよくわかっていません…スミマセン…多分、インスタのアプリは必要だと思うのですが…

 

(後日、ブログを見てくださった方から教えて頂きました。URLを入力したら、ホームーページのブラウザでも見られるようです。ただ、記事を見るにはアカウントの登録をして、ログインする必要があるようです。)

 

富岡果樹園インスタグラムURL

https://Instagram.com/tomiokakajuen/

 

富岡果樹園 インスタグラム プロフィール

  • 名前 富岡果樹園
  • ユーザーネーム tomiokakajuen

 

(写真は今日のぶどう畑です。一昨日から降り始めた雪が積もって出入口も開けられません。下の写真の雪面、幅80センチの波板が、すっぽり埋まっています。積雪するとよく見られる動物の足跡は、ほとんどありません。ここまで積もると身動きが取れないのでしょうか…。おなかすかせてるんだろうな~…)

 

 

謹賀新年(寒蘭の花 干し柿の取り込み ブドウ棚の棚線の張替 トンビの警備)

あけましておめでとうございます

今年が皆様にとって穏やかな一年となりますように

今年もよろしくお願いいたします

 

…というわけで、今年最初の写真は、おうち沖縄化計画進行中の玄関です。ライチやマンゴーの苗も元気です…が…その中で、お正月飾りが埋もれています…

 

・その玄関では、寒蘭がまだまだ咲いてくれています。少し早めに咲いた左の白い寒蘭はずいぶんしなだれて来ていますが、右の赤い寒蘭はまだまだ元気…白い花が咲き始めて2か月ほど…毎日、昼間には素敵な香りを漂わせてくれています。…ただ、あんまり咲かせていると株が弱るとかで、この後、相方が花を落として、花瓶に生けました。花瓶に生けてもほのかに香ります…素晴らしいです。

 

・秋に干した干し柿は、寒さのせいか、なかなか出来上がりません…が、そこそこいい感じになりはじめたので、一部を縁側に移動させました…日々、熟し具合を味見しつつ味見しつつ……出来上がった頃にはどれだけ残っているでしょうか…

 

・ブドウ畑では様々な冬の作業が進んでいます。昨年の9月の台風で、盛大に切れまくった棚線の張り替えも進めています。4番目の写真の縦に伸びている線…ず~っと向こうの森の際まで張っています。古くなった棚線もあわせて、今年は30本ほど張りなおします。

 

・棚線を張っていると、視線の先に、木の上でじ~っと留まっているトンビが見えました。ず~~~っと同じ木の上で、一羽、ただただひたすら、じ~~~っとしています。

 

近くに、他のトンビたちが3羽ほど飛び回っています。たまにカラスもちょっかいを出してきます。…でも、このトンビだけは、ひたすら同じところに留まっています。

 

何かを守っているようにも見えるのですが、トンビの繁殖期は2月頃なんだそうで、巣を守っている…というわけでもなさそうで…これからどんな行動をするのか…気になるところです。

 

・山の方からは、冬鳥の「ツグミ」の声が聞こえるようになりました。防鳥網の破れ目から、また、遊びに来てくれるかな?…ついでに、ツグミを追ってタカが来てくれないかな…

 

ジョウビタキやコゲラの声も聞こえます。たまにホオジロやモズも遊びに来ます…。…時折、鳥たちの鳴き声が静かになる時があります…そんな時は、タカ類が「す~っ」と音もなく飛んでいる事があるので、期待を込めて空を眺めます。

 

落葉樹の葉が落ちて、野鳥の観察のしやすい季節になりました。寒い日が続きますが、冬のぶどう畑は、なかなか賑やかです。

 

・お正月シーズン…テレビ番組もいろいろ楽しい番組が目白押し…今日、何気にテレビをつけたらNHKの「超・進化論」という番組をやっていました。「第一集 植物からのメッセージ」…植物の未知の世界を垣間見せて頂きました。NHKのサイトから一週間は見逃し配信されるそうです。

 

ー 次のブログ更新は1月24日(火)です。前日の1月23日の夕方に、南西の空で、細い月と、金星と土星が大接近するのだそうです。高度が低いので南西に開けた場所で観測できるのだそうです。夕方なので、お天気さえよければ、「根性」がなくても観測できそうですね(^^; ー