ぶどう畑の差し入れ

 

今日は近くの生産者の方がおやつに…と手作りの巻き寿司を持ってきてくださいました。

 

おやつ用の小分けしたパックと、それから夕飯用に…と別にお持ち帰りまで。

 

優しい甘さの、ほっこりする味。

 

その方の手作りしている姿を想像しながら、ささやかな幸せが広がって、身も心も元気を頂きました。

ネコノメソウ?

ぶどう畑に生えている雑草です。花序の直径は1cmないくらいの小ささです。ネコノメソウ…とも思えるのですが、はっきり断定できるところまではわかりませんでした。

 

ネコノメソウは「ユキノシタ科」。葉っぱもユキノシタっぽい感じです。もう少し時間がたって、もう少し育ったら、はっきりするかもしれません。

 

…それにしても、このちいさな花束も、なんとも美しい限りです。

梨の花が咲きました

純白の花びらに新緑のガク、ピンクのオシベ…なんとも完璧な可憐さです。

 

最初、一つのつぼみのように見えるものから、たくさんの花が溢れ、一束の花束のようになります。花束の束元には葉っぱの赤ちゃんまで配置されていて、完璧なアレンジメントになっています。

 

自然の匠の技。いつもながら感心させられます。

チャコウラナメクジ

アスパラガスが芽を出しました。雑草に埋もれていたので真っ白です。柔らかな新芽を目当てに早速ナメクジがとりついています。

 

写真のナメクジは「チャコウラナメクジ」と思われます。背中にちっちゃい丸い模様が見えます。今日は雨模様。湿気があるのでいろんな所に足をのばしているのでしょうか。

 

じっとしているアスパラガスは、なかなか大変です。

梨のつぼみ食堂

ぶどう畑の一角に植えてある梨の花も蕾が膨らんできました。「もうすぐ咲きそう!」と眺めていたら…あれ?…「み~つけたっ!」

 

つぼみの上に乗っかっている細い枝の様なものは、ナシの新芽に食いついている「シャクトリムシ」です。

 

シャクトリムシからしたら、ナシの新芽は食べ放題のパラダイス。等身大のケーキ…のようなものでしょうか…。なんと幸せな…

 

ツクシ…スギナの胞子茎

ぶどう畑は冬の作業から春の作業に移り始めています。他の生産者の畑からも、雨よけを張る作業があちこちで進んでいます。

 

 

足元ではツクシがにょきにょき。ツクシを見るたびに、おいしそうだなぁ~…と思いつつ、忙しくてなかなか…

 

スギナはシダの仲間。種ではなく胞子で増えます。ツクシはそのスギナの胞子茎。頭の部分の「胞子のう」を拡大して見ると、幼稚園児がジャングルジムに群がっているような愛らしい姿が見えてきました。

 

咲くまで秒読みのソメイヨシノ

ぶどう畑の近くのソメイヨシノも咲きそうです。写真は今日のお昼ごろ。夕方には数輪咲き始めました。

 

「どうする?咲く?」「あったかくなってきたからね~」…つぼみ同士で相談しているみたいです。

山桜のアップ

こちらは、別の方角の山にポツンと咲いている山桜です。常緑樹の陰に、恥ずかしそうに顔を覗かせています。

ヤマザクラが満開です

佐用に来て、初めての春に感激したのが「ヤマザクラ」です。写真は自宅の二階からの眺めです。

 

寒い冬の空気が次第にゆるんで、寒々とした山の枯れ木が全体的にふわっと赤っぽくなってきたかと思う頃、山の所々に突然紅がさします。

 

春の一時だけその存在を可憐にアピールして、間もなく新緑の波に飲み込まれていくはかなさも、とても魅力的です。

鹿肉の差し入れ

「遅くまでがんばってるねぇ~」お隣さんが時々声をかけてくださいます。

 

今日はそんなお隣さんから、大好きな鹿肉の差し入れを頂きました。鹿肉は元気のかたまり。ひとくち頂く度に、体中に元気が広がっていきます。

 

お隣の奥さんは鹿肉料理の名人。鹿肉がこんなに美味しいなんて、知りませんでした。お隣さんの応援の気持ちと鹿肉のパワーを頂いて、明日からまた頑張ります!

ぶどうの雨よけを張りました

少し早いですが、ぶどう畑で雨よけを張りました。他の産地ではもうとっくに張り終えている頃かもしれませんが、ここ三日月は気温も低いので他の産地よりも全体的に成長はゆっくりです。

 

ぶどうは雨が苦手。この雨よけのお陰で農薬の使用量が随分減らせます。ここ数日、風が強かったので少してこずりましたが、なんとか無事張り終えることが出来ました。

 

張っている間、ウグイスの鳴き声やら、カラスの鳴き声やら、いろんな鳥たちの声を聞きながら…また、ふと見ると巣立ちしたばかりと見られる小鳥たちが至近距離でうろうろ…親鳥たちの心配そうな鳴き声……雨よけを固定する紐を結ぼうとすると潰されそうな手元にテントウムシが…。

 

冬の間静かだったぶどう畑も、生き物たちの気配が溢れています。

 

今朝はぶどう畑に来る途中の道端で、つばめを見ました。作業をしながら、相方と「玄関先にいつも来ていたつばめたちも今年はくるかなぁ~…」などと話しています。

アーモンドの花

アーモンドの花が咲きました。植えて3年ほど。まだまだ小さいアーモンド。濃いピンクの花びらと深紅のガクがなんとも鮮やかです。

 

このアーモンド…花が咲いても、受粉がうまくいかないと実がなりません。受粉の手助けに…と、スモモやアンズが植えてある場所の近くに植えてあります。

 

美味しいアーモンドが食べられるのは、あと何年かかるんでしょう…。しばらくはこの素敵な花を見て我慢です。

「片足立ち」のすすめ

最近、運動不足…という方はいらっしゃいませんか?先日、テレビで、「運動不足に『片足立ち』と『スクワット』が良いですよ」と話していました。

 

最近、テレビ体操や自彊術の他に、「片足立ち」も日課にしています。目を開けたまま片足2分づつ…これが結構きついんです。それから目を閉じて20秒…これも意外とできません。体操教室の先生も、脚力強化とともに、認知症予防にもなると話されていました。

 

試される方は、転倒して怪我をしないように、無理せず、ふらついたらすぐに何かで支えられるような場所でおこなってください。毎日続けていると、少しずつ長くできるようになりますよ。

縁側の菜園

この種を蒔いたのはいつだったか…多分今年に入ってからだったような気がします。

 

ダメもとで蒔いた「ソラマメ」と「スイートピー」の種。100均で買ったプランターに培養土を入れて、暖かい縁側に置いておきました。ほとんど水やりもしていないのに、ちゃんと芽を出し、元気な苗に育ちました。ソラマメは今ホームセンターで400円弱で売っている苗と同じくらい立派になりました。

 

…さて、これからどうしよう…と、今更ですが悩んでいます。

ソラマメはアブラムシが大好き。外に出したとたんにアブラムシの餌食になりそうで…

 

植え替えして、このまま縁側で育ててみたい…そんな誘惑に駆られています。「縁側でソラマメの収穫」…めっちゃ魅力的なフレーズだと思いませんか?

アセビ満開

ぶどう畑のすぐ脇の森の中で、木々の木陰にあるアセビが満開です。写真ではわかりにくいですがほんのりピンクがかっています。

 

森の木々の木陰に、人知れず満開となって咲くアセビ。淡々と「生」を紡ぎ続ける姿…素敵です。

雪が降りました

今日の天気は、雪…時々雨…時々晴れ…。ぱぁ~っと晴れたかと思ったら、どぉ~っと吹雪いて、雪になったなぁ~と思ったら雨になって、やっぱりお天気悪いのかなぁ~と思ったら明るくなったり…。

 

そんな落ち着きのないお天気の今日、突然、オーブンレンジが壊れました。

 

お昼ごはんにお好み焼きを焼くために、冷凍してあった豚バラを解凍しようとレンジのスイッチを入れたら「ジジジジ…」と言って停まりました。

 

…というわけで雪交じりの天気の中、急いでレンジを買いに行ってきました。古いレンジを見たら「2006年製」。14年間…随分長生きしてくれました。最後の最後に全国放送のテレビにまで出演できて…長生きしてよかったねぇ~。

古い簡易ハウスの改造

自宅の裏に畑があります。なんだかんだと果樹を植えていったら、野菜を育てる場所がどんどん減って行ってしまいました。

 

自宅の東側にコンクリートのスペースがあるので、そこにプランターで夏野菜を育ててみようと考えました。

 

夏野菜はとかく「カラス」に狙われます。…というわけで、鳥よけの棚を作りたいな…。見回してみたら、使っていない古い簡易ハウスがありました。

 

これを一回ばらしてみて、あらたにパイプなどを付け加えて大きめの鳥よけハウスを作ってみました。

 

うまくできるといいなぁ~。

ヒガシマルのお好み焼き用調味料

今日は雨。お昼ご飯によく作るのが「お好み焼き」。先日スーパーに行ったら、「ヒガシマル」の「お好み焼き用の調味料」を見つけました。

 

これに小麦粉・たまご・水を混ぜてキャベツの千切りや長ネギの輪切り・天かす・紅ショウガ等、好きな具材と一緒に焼きます。ふんわり美味しいプロの味になりました。

 

「ヒガシマル」は佐用の隣町「たつの市」のお醤油屋さんです。お醤油だけでなく、うどんだし・そばだし・カレーうどんだし…などなど…いろいろ「だし」てます。特に「うどんだし」はうどんだけでなく、お雑煮などにも使える優れものです。

 

関西風の味付けで美味しい…しかも手軽なので、いろいろ助かってます。

 

 

キウイフルーツの新芽の赤ちゃん

こちらはキウイフルーツの新芽の赤ちゃんです。ふわふわの産着に包まれた、もこもこした可愛らしい姿に癒されます。

 

 

樹液の中の森

ぶどう畑の一角で育てているキウイフルーツ。まだ植えてから間がないので、まだ実は生っていません。

 

そんなキウイフルーツの枝にも着々と春が近づいています。目覚めかけた幹から樹液がしたたり始めました。

 

キラキラ光る澄んだ樹液を眺めていたら、樹液の中に森を発見。樹液を拡大して見たら、上下が反転した森が写っていました。一番下はその拡大写真を180度回転した写真。一番上の写真の太い木が端っこに見えます。

 

なんだか、アリスが迷い込んだ森が突然目の前に現れたような不思議な気分です。もしかしたら、意外と身近に不思議な空間があるのかも?…なんて空想するだけで、なんだかわくわくします。

 

春の開花ラッシュ

暖かくなってきました。春の花々も次々と開花が始まっています。

 

一番上の写真は送梅と水仙。二番目はアンズ。三番目の左はサンシュユ、右はムスカリ。4番目はアーモンドのつぼみ。一番下はレタス…ではなく(^ ^; …スモモのつぼみです。

 

アンズのふっくらした優しいピンクの花は成人式で晴れ着を着たお嬢さんのようです。アーモンドは、つぼみなのに濃いピンクの色がすでにあでやかです。

 

白や黄色やピンクの花々が多い中、ムスカリの紫は素敵なアクセントになります。

 

レタスの様なアンズのつぼみは、いかにも春らしい若草色…白い花が開くと、若草色のガクと真っ白い花びらのなんとも爽やかな風情となります。

 

ガクの色と花びらの色。個性的な花の形。それぞれの絶妙なコーディネート…「パリコレ」ならぬ「春コレ」の開幕です。

 

エクセル線の使い方

ぶどう畑に巨大な輪投げ出現…ではなくて、防鳥網のたるみを上げるために使うエクセル線です。

 

防鳥ネットのたるみを直すのには必ず支柱と支柱の間に線を渡します。(2020年2月14日のブログにも、その様子が載っています。)そうしないと風などで網に負荷がかかって、支柱が突き抜けてしまいます。

 

私は「エクセル線」を使っています。こういった「線」関係を扱うときには、気を付けないとあっという間に絡みます。

 

エクセル線の絡み防止に、エクセル線の束の輪の中に適当な支柱などを3本立ててから、必要な長さをほどきながら伸ばしています。

 

気分転換には、輪投げもできる…なんちゃって…

現場合わせ

ぶどう畑の冬の仕事のひとつ。施設の整備です。

 

山のぶどう畑は、山の形に合わせて畑が作られているので、形がいびつです。いびつな畑に真四角の防鳥ネットを張るので、どうしても一部がたるんで垂れます。おまけに斜面なので、ずりおちぎみ…。

 

…というわけで、ホームセンターで農業用のパイプを買ってきて、たるんだ防鳥ネットを持ち上げました。

 

パイプを畑に持って行って、実際に立てて、サイズを調整します。畑でも、パイプカッターとバイスで、簡単に切断できます。

 

バイスはちょっと太めの角材に固定するだけでも十分カットできます。コツはパイプカッターで切断する際に、手元のレバーを少しずつ回すこと。少し締めて一回転…さらに少し締めて一回転…。急に締めすぎると、かえってスムースに切ることができません。

 

ぶどう畑を始めた頃、こんなに簡単にパイプがカットできるなんて、知りませんでした。ホームセンターでこのパイプカッターを見つけた時には、もう嬉しくて嬉しくて…。使うたびに思います…便利な道具を開発してくださった方に、心から感謝です。

 

誘引紐の交換

ぶどうの冬の仕事のひとつ、誘引紐の交換をしました。棚に伸びる枝、毎年どんどん太ってたくましくなります。それにつれて棚線に誘引している紐も交換が必要になります。

 

結び方は「男結び」という結び方です。結果母枝が伸びている場所は普通に誘引しても大丈夫ですが、新しく伸ばした枝は棚線に固定するように結ばないと、風であおられて抜けてしまいます。

 

そこで、棚線に固定する所に男結びを一つ、そして、枝を誘引してもう一つ結びました。

 

男結びが二つ。相方は「おかま結び?」と名付けてましたが、「おかま」は一人でもおかまだよなぁ~…なんて思ったりもして…。まあ、語呂がいいから「おかま結び」でいっかぁ~。

 

降雨8時間前の雲

今日の写真は今朝の9時過ぎのぶどう畑上の雲です。今日は夜から雨との天気予報。日中は大丈夫かな…と思いながら空を見上げていました。

 

高度の高そうな雲と、ひつじ雲になりかけの雲が見えます。

 

大空のキャンバスに描かれる、刻々変化する雲を眺めているだけで、時がたつのも忘れそうになります。

 

サンシュユの花

庭のサンシュユの花が咲きました。3年前、このブログを始めた時に最初にご紹介した花です。

 

梅などと同じように葉よりも花が先に開きます。

 

暖かくなって、虫たちが動き出すのに合わせるように、花々が開花し、鳥たちは巣作りを始めます。

 

サンシュユの別名は「春黄金花(ハルコガネバナ)」。目の覚めるような黄金色に、元気をたくさん頂きます。

雪が降りました

早朝から嵐のような風が吹き、時折吹雪になったり晴れたり雨になったり…落ち着かないお天気になりました。

 

梅の季節には意外と雪が降ります。「雪梅」という漢詩もあるそうです。ほんとうは満開の梅と降りしきる雪の写真を撮りに出たら良かったのかもしれませんが、風も吹くし寒いし…

 

寒々とした庭を眺めながら、昨日のホオジロの夫婦は今頃どうしているんだろう…と思ったり…

 

こんな日は、屋根と壁のある暖かい家に居られる事を、心からありがたく思ったりします…あたりまえと言えばあたりまえの事なんでしょうけれど…

ホオジロのつがい

今日は雨。最近定期的に雨が降ります。植物にとってはなかなかありがたいお天気です。

 

雨の中、事務机の窓からふと庭を見ていたら、可愛らしい鳥がずぶぬれで何かをついばんでいました。…ホオジロです。

 

写真で撮った時には気付きませんでしたが、オスとメスがいました。顔の模様がはっきりしているのがオス(上の写真)…模様の色が茶色っぽくてぼんやりしているのがメス(真ん中の写真)です。

 

ホオジロは単独行動が好きなそうですが、繁殖期にはつがいになるそうです。…でも、繁殖期は一般に4月とあります。今年は暖かいので、繁殖も早いのでしょうか。

 

通常は草の種などを食べるのですが、繁殖期には虫などの肉食になるそうです。暖かくて虫も多いので、繁殖おっけ~と判断したのかな?

 

最後の写真は恒例の「ガン見」ショット(オス)です。ホオジロもやっぱりなかなかの凄みがあります。これを見て思わずマツコデラックスさんを彷彿してしまったのは私だけでしょうか…

 

 

しだれ梅

庭のしだれ梅も満開です。

 

このしだれ梅は、この家に来てから7年で2回お引越しをしています。最初は玄関の方の庭の真ん中あたりに植えてありました。その後、現在ブルーベリーが植えてある場所を平らにする際に、玄関の入り口近くに植え替え。そしてさらに玄関側の駐車場を拡張した際に、裏の庭に移植しました。

 

2回のお引越しにもめげず、元気に根付いてくれました。今はまだ1メートルほどの高さですが、もう少し高くしたいな…

 

この梅は観賞用の八重の梅です。お砂糖菓子みたいにふっくらしていて、梅にしては桃みたいな濃い色合い…なんだかおいしそう…。

梅満開

自宅の倉庫に一番近い所に育てている梅が満開になりました。

 

春が来たね~。

龍と鳳凰の雲

今日は爽やかな晴れ。ぶどう畑の空に、独特な形の雲が二つ並んでいました。

 

龍の様な雲と、鳳凰の様な雲が追いかけっこしているようにみえます。

 

雲を何かに例えて見るのは単なる人間の癖なんでしょうけれど、龍も鳳凰も幸運をもたらすと伝えられています。

 

…なんだか不安なニュースが続きます。ほんのひととき、大空を舞台にした追いかけっこでも見て、ほっとしてください。早く普通の日常が戻ることを心から祈って…