写真は5日ほど前の早朝のぶどう畑上空の雲です。横に広がった雲の中心部分がうっすらと朝焼けになっています。思わず惹かれてシャッターを切りました。
太陽は写真を撮っている私の背後の方向から昇ります。多分、雲の遠近のなせる技なんだと思います。
既に明るい朝焼けの高い空の手前に、まだ夜を残した低い雲…の手前に朝焼けの紅色の雲…。「夜と朝」「朝焼けと雲」の重なり具合、混ざり具合が、何とも言えない優しい色合いとなっています。
何気なく見上げた空に、ちょっとした造形を見つけると、なんだかとっても得した気分になります。