キベリハムシ

ぶどう畑での作業中、見たことのないハムシを相方が見つけました。調べてみたらどうやら「キベリハムシ」のようです。

 

中国の方から約100年前に入ってきた外来種だそうですが、農作物を食害せず、日本では兵庫を中心に関西圏に繁殖が確認されているそうです。神戸の六甲山での観察記録があります。

 

「サネカズラ」を食べるそうで、もしかしたら山に生えているものからふらっと遠出したところをみつかったのかもしれません。

 

縁取りがオレンジの深い青緑色の光沢のある翅…これも構造色でしょうか。前胸から頭にかけてはみかん色。そしてつぶらな目。触覚や足も、細かなデザインが施されて、なかなかのおしゃれな虫です。

 

単為生殖をするそうで、その生態もなかなか興味深いものがあります。

 

そっか~。関西でしか見られないのね。…でも、ここは岡山県との県境に近い土地。もしかしたらキベリハムシの勢力拡大中の現場だったりして。