アライグマの食害

朝、ぶどう畑に行ったら、ごっそりとやられていました。相方は、食べ方が荒っぽいので、アライグマではないかと言っていました。

 

狙われたのは早生の品種「紫玉」です。ようやく色づき始めた所を即座にやられました。

 

ほとんどが上の写真の様に骨だけになった状態。下は部分的に残ったもの。…でも、動物が触ってしまったので廃棄です。昨晩だけで約1万円分の損害です。多分一匹ではなく数匹の集団での食害と思われます。

 

獣避けの網に穴が開いていました。毎日畑中を点検していますが、なかなか追いつきません。

 

野生生物の扱いは鳥獣保護法で厳しく制限されています。狩猟免許も取得や毎年の更新費等多額の費用がかかります。また、電気柵なども費用のわりに効果が薄く、結局毎日畑中を歩き回って網や柵を点検して行っては、穴を見つけては埋め、また見つけては埋め…の繰り返しです。

 

隣りの畑の方も、ここ数日で30袋ほどやられたと話していました。話しを聞く限りでは多分アライグマだけでなくハクビシンもやってきている様子。…ハクビシンは丁寧にぶどうの皮を外して食害するようです。

 

ここまで頑張って育ててきて、やっと袋掛けして、やれやれと思ったらこれだし…ほんと、心が折れそうになるね…と、お互いに慰めあいました。