まぁいっか~…なパン作り

買えばすぐに手に入るものをあえて手作りする…というのはある意味贅沢な事なのかもしれません。食いしん坊な私の場合ほとんどすべて「手作りするもの」イコール「食べ物」ですが…。

 

でも、自分で作ったものはやっぱり美味しい。ちょっと時間ができると作りたい気持ちがふつふつふつふつ…あ~…パン作りたい!…というわけで食パンです。

 

実は「作りたい」…というよりも、手作りしたおいしいパンを「食べたい」という、どこまでも食いしん坊な理由。…なので、当初パン焼き機に全ての任務を任せる予定でした。…が…あ…そうだった…調子悪いんだった……材料を全て混ぜた時点で思い出しました。

 

…で、急きょ手捏ねに変更。…が、べちゃべちゃな生地がなかなかまとまりません。本当は邪道ですが、まとまるまで粉を適当に混ぜて…150回こねてこねて…で、ひなたの縁側に置いて1次発酵…で、他の事をしていたら忘れ…で、気が付いたときには丁度良い感じに膨れ…で、形成して2次発酵…で、夕飯の支度が一段落したところでちょうどいい感じに膨れて…オーブンにIN…こんなに適当でもちゃんとパンになってくれました。

 

同じ小麦粉を使った料理でも膨れる科学的理由はいろいろ。パンはグルテンをしっかり働かせるために最初に150回こねる事。それから、イースト菌がしっかり働くように1次発酵・2次発酵は温度と湿度を保ってしっかり膨れるのを待つ事。それさえおさえたらある程度適当でもなんとかパンになります。(湿度を保つのは大きめのボウルに入れてしっかりラップをすること。保温はお天気の良い日に暖かい車の中や日当たりのよい縁側に置いています。)焼く前に上に溶き卵を塗るのも意外と大事だったりします。

 

これでも、昔は膨らまなかったパンをどれだけ相方に食べさせていたか…。

 

シュークリームもこんな風に適当でもできるようになりたいなぁ~。小麦粉にいかに水分を含ませられるか…が勝負なんだそうですが…