ナシの「葯(ヤク)」と「花粉」

佐用町の果樹の講習会に行ってきました。今日は梨の受粉。梨は受粉作業をしないと実がなりにくいのだそうです。

 

講習を受けた後、自宅の庭のナシで試してみました。上の写真のピンク色の「葯」の中に花粉がたくさん詰まっています。これを保温すると葯がはじけて中から花粉が出てくるのだそうです。

 

上の写真を部分的に拡大したのが下の写真。左上のぽってりした明太子みたいなのが「葯」です。その右下のあずき色のお椀みたいな中から、花粉が溢れているのが見えます。その左下は、葯が少し割れて中から花粉が見えています。

 

まだ割れていない葯をよくよく見ると真ん中に白っぽい線が入っています。ここが割れるようになっているようです。

 

ところで、ナシの花を取っていると、イカのお刺身みたいな匂いがします。ナシの花の香りをつまみに、日本酒があいそうです。(あくまで個人的な感想です^^;)