カミキリムシの幼虫

こちらは「カミキリムシ」の幼虫。太くなっている方からちょこんと黒い頭が見えています。食害しているのはブドウの幹です。土から上へ伸びている主幹の粗皮の下に居ました。

 

樹の表面の部分は、水などが供給されるとても大事な部分。ひどい状態になると、ぐるっと一周食害されて、さらにひどくなると、ブドウの樹が枯れます。

 

 

いわゆる「ブドウ虫」と言われる、いかにも「イモムシ」的な幼虫とは形状が違います。ちなみに「ブドウ虫」はスカシバガという蛾の幼虫です。また、スカシバガの成虫は「蛾」というより、「蜂」に似ています。

 

 

昨日のブログの「アカネトラカミキリ」は成虫で樹内で越冬する…とある資料もあります。…カミキリムシの世界も奥が深いです。