ツバメの巣立ち

少し前からご近所さんの軒先で、賑やかな声が聞こえていました。親鳥が餌を巣に持ってくると、ヒナの鳴き声が波のように沸き上がっては静かになり…また沸き上がっては静かになり…。

 

日ごとに声が大きくなってきたな~…と思っていたら、今朝、巣立ちしたばかりの幼鳥が電線に並んで留まっていました。電線に留まりながら「飛ぶぞ~!飛ぶぞ~!」と、やる気満々。

 

時折、親鳥が餌を持ってきて、さらに巣立ちを促しています。下の写真、右の幼鳥に親鳥が餌を与えています。真ん中の幼鳥は「わたしも!わたしも!」と大きな口を開けています。

 

左の幼鳥は、諦めているんでしょうか…。鳥によっても性格があるのか…それとも近い鳥から「順番」…というルールなんでしょうか…

 

今日は昼前から雷を伴う大雨が断続的に降りました。そんなお天気の一日ではありましたが、夕方にはみんな嬉しそうに飛び回っていました。

 

「飛びたい」想いをまっすぐに、巣の中の小さな世界を突破して広い空に飛びあがる幼いツバメたちの、溢れるエネルギーと勇気に元気を貰います。