若木の管理

ぶどう畑は袋掛けも終わってとりあえず一段落。…でも、ちょいちょい仕事があります。草刈り、ツル取り、それから若木の管理、獣除けの点検…などなど…

 

一番上の写真は、昨年春に植え付けたブドウの若木です。1年目にY字にまで育った枝の先を、さらに伸ばしています。枝が伸びるに従って、こまめに棚線に誘引していきます。今年も春先に枝が伸び始めてから数回、折々に手入れをしています。

 

上の写真は前回手入れをした部分からさらに伸びた枝が棚線の上に伸びあがっています。このまま放置すると、枝がよじれてしまうので、葉っぱの1節ごとに、手前と向こうに葉っぱを配置しながら、棚線の下を這わせるように誘引テープで誘引していきます。

 

それから、余分な葉っぱやツルなども切除します。また、誘引テープだけだと枝が重たくなった時に台風などの強風で外れてしまうので、ところどころしっかりした紐を緩めにくくってあります。

 

真ん中の写真は手入れ後の様子。随分すっきりしました。この若木は、今年はまだ実を生らすことができません。来年は試しにほんの数個…木の状態によって生らせたり生らせなかったり…。一人前になるまでは、あと3年かかります。

 

一番下の写真は今年の春に植えた苗。元気よく育ってくれています。こちらはあと4年。無事に育ちますように…。