店先のドロバチ

店先においてある机。販売時期以外は納屋に置いて、作業台にしています。作業台なので、いろんな道具を固定する穴が開いています。

 

毎年、販売時期になると、泥バチがやってきて、その「穴」に巣を作ります。自分の体と同じくらいの大きさの芋虫をどこかから運んできて、穴に詰め込み、泥でふたをしています。

 

写真の手前と奥の穴は、ほぼ完成して塞がれています。現在、真ん中の穴でせっせと巣作りしています。

 

泥バチは「益虫」。野菜などを食べる芋虫を駆除してくれます。見た目スズメバチに似ているので、少し怖い感じもありますが、巣の周りでうろうろしていても、攻撃するでもなく、せっせと巣作りに励んでいます。

 

この机の隣に、もう一つ机を並べたら、芋虫を抱えた泥バチが困ったようにうろうろ…。あ、そうか、ここに巣を作っていたのね?ごめんごめん…。

 

毎年、泥バチがここに来るのを知ったので、農閑期に古い「立てす」を短く切って、気の箱に詰め込んだものを用意しておきました。先日、このドロバチアパートを近くに置くと、さっそく内見に来てくれました。

 

たくさん巣を作ったら、畑に持っていって、パトロールしてもらう予定です。