蘭のバルブ

朝晩冷え込む日が多くなりました。日中でも日陰は結構温度が下がります…というわけで、寒いのが苦手な種類の蘭を家に取り込んでいます。

 

晴れた日の昼間は縁側で、お布団の間でぬくぬく…夜は部屋の中に入れて、保温シート被せて、下から小さな電気あんかで温もりを…。

 

上の写真の右側の大きめの温度計は、リセットしてからの最低温度と最高温度を記憶してくれるものなんだそうです。

 

相方は毎朝、温度計を確かめては「まだ大丈夫」…とか「ちょっと寒くなってきたかな~」…とか、ぶつぶつ言ってます。

 

下の写真の蘭の根元に近い部分の膨らみは、「バルブ」というそうです。この部分は水分や栄養をためるタンクの役割をするそうです。

 

シランのように、土に生える「地生蘭」のバルブは地中にありますが、この蘭は木の上で育つ「着生蘭」なので、バルブは見える部分にあるのだとか。

 

調べてみたら、「着生蘭は、昼間に気孔を閉じて水分の蒸発を防ぎ、夜に『CAM型光合成』を行う」…とありました。

 

え?光合成にもいろいろあるの?…夜に光合成をするの?…説明も読みましたが、なんのことやらちんぷんかんぷん…。とにもかくにも、植物の多様な生存戦略に、改めて感動です。

 

きみたち!!えらい!!

 

…ところで、実は、9月の出荷シーズン中に、左ひざを痛めてしまいました。2年前には右ひざを痛めておりまして、この際なので、治療に専念することに致しました。このホームページを立ち上げてからほぼ毎日続けてきたブログですが、暫くお休みさせていただくかもしれません。…とはいえ、ブログでおしゃべりするのが大好きなので、ちょくちょく戻ってくるかも…。