ブドウ畑の台風被害と販売店舗の様子

・豪快に切れてますね~…これ、ブドウ棚の鉄線です。縦に立ち上がって並んでいるように見えるのは、実はこれ、通常はぶどうの上に雨除けトンネルを支える為に、アーチ状に並んでいるトンネルの鉄線。ブドウ棚の鉄線が切れて上に飛び上がり、鳥よけ網に引っかかっています。

 

・先日の台風14号。長い時間、強い風が吹きました。翌日、念のため販売をお休みして、風が収まるのを待ってブドウ畑に行って、目の当たりにした光景です。幸い、ブドウの房の被害はほどんどありませんでした。

 

・この台風の前、一度台風が通過しました。その際にも数か所棚線が切れたので、相方が一人で片付けましたが、今回はあまりにも多すぎて、2人がかりで一日かかりました。

 

・4番目の写真が、片付けた後の棚の鉄線と、トンネルの鉄線、雨除けトンネルの残骸です。

 

・その下はぶどう畑の近くのご近所さんの柿の木が根こそぎ倒れていたものです。私たちが行った時には、すでに道をふさいでいたであろう木は細かく切られて避けてありました。

 

・自宅からブドウ畑に至る国道の谷では、大木が道路をふさぐように倒れたと、新聞に載っていました。

 

…たまたま今回、台風通過後も、風が翌朝まで吹くと予報があったので、安全のため、翌日もお休みにしました。もし、無理に行ってたら倒木に道を塞がれて、途方にくれていたかも…最悪、倒木が直撃…なんてことも?…考えるとゾッとします…

 

…台風の翌日…安全のためと、畑が荒れている事も多いので、お休みにさせて頂く方が良いかもしれません…

 

・6番目以降の写真は、販売している自宅の様子です。玄関の外に、アウトドア用のテントを立てて、その横に園芸支柱とハウスパイプ、パッカー、クロスバンド、メッシュフェンス、結束バンドを使って軒を作って広げてあります。

 

普段はポリタンクに水を入れたものやブロックを重石にして、ハウスバンドでテントや軒の骨組みにくくりつけてペグ代わりにしています。

 

…実はこの「軒」…折り畳み式なんです。なので、今回のような台風襲来の際は、すぐに畳んで片付けられます。

 

木の机は、普段、相方が木工などをするために使っている机です。木工専用の机なので、横に穴が開いていたりしますが、毎年その穴に、ドロバチが巣を作り、着々と土で穴をふさいでいきます…これも毎年の密かな恒例行事になりました。

 

・最近、収穫時の暗闇で発見した事があります。ヘッドライトの明かりの中で、キラキラと夜露に紛れて一段と美しく光を放つものがあります。…目が慣れてくると、違いがよく分かるようになってきます。

 

光の色は、さながら宝石のアクアマリンのよう…。ちいさなちいさな光ですが、そこかしこでキラキラキラキラ…。よく見るとキラキラの点は2個並んでいます。…たまに、そのキラキラはちょろちょろと動きます。

 

さらによくよく見ると、なんといつも見慣れた「クモ」の目でした。

 

今年でブドウの出荷は10年目を迎えます。10年の間、足元にある美しい宝石に気が付くことがありませんでした。写真に収めようとしましたが、なかなか上手く撮れません。…でも、この小さな発見に、ワクワクが止まりません。

 

みなさんの足元にも、もしかしたら素敵な宝石がちょろちょろしてるかも?

 

ー 次のブログ更新は10月10日(月・祝)満月・大安…です。昔の「体育の日」今は「スポーツの日」って言うんですね。久しぶりに昔の日付がお休みになります。実はこの日…どこかの夫婦の結婚記念日…なんだそうで… ー