枝がずいぶん伸びてきたので、「誘引」という作業を始めています。
伸びてきた枝を、あらかじめ張ってあった「誘引線」という針金に一本一本とめていきます。
人間がバテるくらい暑い陽気と時間帯が、一番誘引に適した時間帯。
上に伸びた枝を、節ごとにねじってしんなりさせてから、専用の器具でとめます。
やりそこなうと、枝ごとぽっきりと折れてしまいます。
あまり伸びすぎてしまうと、枝が硬くなって、ねじった時に折れやすくなります。
あまり伸びていないのにぎりぎりで誘引すると、枝の元が耐えられなくて、次の日見たら元から折れてしおれていた・・・なんてこともあります。
最悪その枝やそこについていた房は、それで終わりになります。
品種によっても、「藤稔」や「ベリーA」などは枝が硬くて折れやすく特に神経を使います。
枝1本につき、成らせるのはひと房以下。(樹のために、成らせない枝も必要なので。)
暑いのでぼぉっとしてくるけど、ぼぉっとしていると折ってしまうし、大変です。