今のぶどう畑です。
収穫も終わって、今日は雨よけを撤収しました。
手前の方は早生のぶどう。葉っぱはほとんど落ちています。奥の方は秋色の葉っぱがついています。
収穫後の葉っぱはとっても大事。
一口に果樹と言っても、落葉後の養分を蓄える場所はそれぞれ違うそうです。
柿などは新しい枝や根。常緑果樹は葉っぱ。
そしてぶどうの場合は、根っこ。
今、葉っぱにある栄養素がどんどん根っこに蓄えられています。
そして、来年の春、新芽の伸びや初期の葉の生育する力になり、ぶどうの品質にも影響します。
収穫が終わる9月から10月頃、土の中では「秋根」という根っこが伸びるのだそうです。
見えないところですでに着々と来年の準備が進んでいるのですね。