梅の木の上で、写真の虫を見つけました。ゆっくりゆっくり…ナマケモノ並みのスローモーションであるいていました。
上の写真が上から見た姿。真ん中は下から見たところ。一番下は、横からみたところ…口の部分に針のようなものが折りたたまれているのが見えます。体長は2センチほど。
調べてみたら「ヨコヅナサシガメ」というカメムシの親戚でした。梅や桜などによく居るそうです。カメムシの親戚ですが、こちらは肉食。カメムシなどの虫を刺して体液を吸うのだそうです。
たまに人間も刺すことがあるそうで、刺されると激痛が走るそうです。でも、毒があるわけではなく、また、痛みは通常数時間で収まるのだそうです。…多分、虫刺されくらいは塗ったうえでの話しだと思いますが。
南米にいるサシガメの中には、フンなどに寄生虫が居て、刺されたりフンを介したりして、人間に重篤な害を及ぼすものもあるそうです。日本にいるサシガメは特にそういった報告は見当たりませんでした…が、やっぱり相当痛いらしいので、見かけたら要注意です。