今、ぶどう畑はカヤ刈りの季節。ぶどうの生産者のみなさん、あちらこちらでカヤを刈ってはトラックに積みこんで畑に運んでいます。
昨日のカヤネズミの事を、同じぶどう産地の生産者の方にお話ししたら、その方がカヤネズミの巣を見つけたと持ってきてくださいました。
以前、ブログに載せさせていただいたカヤネズミの巣とは、大きさも小さめで、造りが丁寧です。
一番上の写真は外から見た巣。真ん中は中を半分にした巣。真ん中の写真の中央に小さな糞がいくつか見えます。写真の右側にふわふわしたものが見えます。よく見るとふわっとした綿毛をまとった種です。
この巣の一部、固い部分がありました。草の繊維を土のようなもので固めてあります。下の写真はそれを半分にした写真です。
カヤネズミの巣は2種類あるのだそうです。子育てする巣は丁寧に作られていて、休憩場の巣はわりと雑な造りなのだそうです。この巣はこじんまりした作りではありますが、この繊細で丁寧な造りは子育ての巣なのでしょうか?
外側は頑丈で切れにくい素材。内部は固い台座をしっかり作った上に真綿のようにふわふわの種のベッド。お母さんの愛情いっぱいのゆりかごです。