今日も薩摩芋シリーズです。
サツマイモは掘り起こしてからしばらく保存しておいた方が甘くなります。でも、土の中でネズミにかじられたり、掘り起こす時にスコップで傷つけてしまった芋は傷みやすいので、昨日は保存のためにサツマイモペーストを作って冷凍しました。
…で、せっかくなので、ついでに「芋羊羹」も作ろうか…とか…ついでだから「干し芋」も作ろうか…とかとか…。あ~秋って楽しい!
< サツマイモの基本の茹で方 >
※ 材料 ※
- サツマイモ……洗って皮をむき、適当な大きさに切って切るそばから水にさらします。(皮はお好みでむかなくても可。干し芋にする場合は厚さ1.5センチほどの輪切り)
- 水……芋がかぶるくらい(多めに)
- 重曹……水の約2%。(入れると色が良くなりますが、なくても可。)
※ 作り方 ※
- 水にさらした芋をざるにあけた後、鍋に入れ、かぶるくらいの水と重曹を入れて軽く混ぜる。
- 中火~強火で、ややゆっくりめに加熱して、金串などがスッと通るまでゆで、ざるにあける。(→このままの状態で冷凍保存も可。使うときは自然解凍の後、お味噌汁などに…。)
< サツマイモペースト >
※ 作り方 ※
- ゆでてざるにあけたサツマイモが温かいうちに大きめのフォーク・マッシャー・ミキサーなどでなめらかにする。
- ジップロックなどに入れ、空気を抜きながら平らに伸ばして冷凍保存。
< 芋羊羹 >
※ 材料 ※
- サツマイモペースト……500グラム
- 牛乳……500CC
- 砂糖……100グラム(お好みで…)
- 寒天粉……4グラム(今回は「かんてんぱぱ」の「かんてんクック」を使いました。)
※ 作り方 ※
- 鍋に、牛乳・砂糖・かんてん粉を入れて、なべ底から混ぜながら火にかける。沸騰したら弱火にして1~2分煮溶かします。(火にかけている間は、なべ底から絶えずかき混ぜます。吹きこぼれやすいので注意。やけどにも注意。)
- サツマイモペーストに、だまにならないように少量ずつ「1」を入れ混ぜる。(ミキサーなどを使っても可。)
- お好みの容器に入れて、粗熱が取れたら冷蔵庫で冷やす。(耐熱容器などにオーブンシートを敷き、平らに冷やし固めてから一口大に切ったものを冷凍しても…。頂く時は自然解凍で。)
< 干し芋 >
※ 作り方 ※
- よく洗ったサツマイモを約1.5センチ厚さに輪切りにし、上記の「サツマイモの基本の茹で方」でゆでた芋をざるにあける。
- 水が切れたら、オーブンシートを敷いた容器に平らに並べ、風通しの良い場所で乾かす。(時々裏表をひっくり返す。お天気が悪い時や適当な干場が無い場合は、冷蔵庫に入れて乾かすのも可。薄いタッパーに入れて、蓋をずらして少しあけ、冷蔵庫に入れます。)
- ちょこちょこ試食しながら、お好みの固さになったらおっけ~。(このまま冷凍保存も可。)→あんまりほおっておくとカビてしまったりするので注意。「試食」といいながら「完食」してしまうのも注意(^^;