一週間ほど前のブログで堂上蜂屋柿の干し柿の事を掲載しました。昨日はもう少し後に熟した渋柿を2種類、干し柿にしました。
上から二番目の左の写真が「美濃」、右が「立石」です。どちらも2017年の春に植えた若い樹。今年、美濃は15個、立石は25個収穫しました。
皮に出ている黒い点々や模様は「条紋(じょうもん)」と呼ばれ、糖度が上がっている証拠なんだそうです。
干し柿は普通、収穫する際に枝をT字に残して収穫し、そこに紐をひっかけて干しますが、そうすると枝をたくさん切り落とさなければなりません。
柿の場合、越冬時の養分は、根っこの他に新しい枝にも蓄えるそうなので、なるべく貯蔵養分を落とさないために枝を残してみました。…ただ、冬の剪定の時期には陽当たりや樹形を整えるために、ある程度整理するので、切ってしまってもよかったのかなぁ~…どうかなぁ~…
…で、枝がT字ではないので、問題が起こります。…そうです、干しにくいんです。…で、ホームセンターに行ったら、よいものがあるではないですか!「柿クリップA型」!。これでヘタの部分を挟み込むようにして干せるのだそうです。
数年前に、買ってきた渋柿を軒下に干していたらテンに食べられてしまったので、二階の部屋の中に干すことにしました。スチールの棚に、100均で買ったカーテンフックをひっかけて、そこに柿クリップを下げてみました。
…で、ひとつ疑問が…柿のヘタの余分な部分って残した方がいいのかどうなのか…というわけで実験。半分は残したまま、半分は余分な部分を切り落としてみました。
剥いた皮はもったいないので、一部はぬか漬けのぬか床に、残りは先日干し柿をしたときに漬けた柿酒に追加して漬けました。
<記録(柿の皮酒・総量)>
- 容器 8リットル瓶
- 柿の皮 約1キロ
- 氷砂糖 1キロ
- ホワイトリカー 2升(3.6リットル)