今日は毎年恒例「とんど」でした。ここの地区では昨年のうちに山から木を切りだして集めておいて、当日組み立てます。
火が落ち着いたころを見計らって、各家々から人々が三々五々網やお餅を持って集まって来ます。
それぞれ川原に落ちている石を適当に組んで、消防団のお兄さんに置き火を入れてもらって、各々持ってきた網で、各々の家でお供えしたお餅などを焼きます。
今日はたまたま空いていた網。「どうぞ」と言って頂いたのでお言葉に甘えて使わせて頂きました。
世間話をしながらゆっくり過ごされる方、他のご家族の分のお餅をたくさん焼いて、家に持ち帰られる方…それぞれのペースで火を囲んで、ゆったりとしたひとときを過ごします。
それにしても、この辺りの行事ごとのゆったりとした空気に、いつも癒されます。ゆったりとした空気の中で行われる行事ごとだからこそ、その行事全体が平和で幸せな空気に満たされる…そんな気がします。
…ゆったりした空気…言葉では伝えられない事ですが、ここでは何より大事にされてきたことなのかもしれません。