今のぶどう畑です。
収穫も終わって、今日は雨よけを撤収しました。
手前の方は早生のぶどう。葉っぱはほとんど落ちています。奥の方は秋色の葉っぱがついています。
収穫後の葉っぱはとっても大事。
一口に果樹と言っても、落葉後の養分を蓄える場所はそれぞれ違うそうです。
柿などは新しい枝や根。常緑果樹は葉っぱ。
そしてぶどうの場合は、根っこ。
今、葉っぱにある栄養素がどんどん根っこに蓄えられています。
そして、来年の春、新芽の伸びや初期の葉の生育する力になり、ぶどうの品質にも影響します。
収穫が終わる9月から10月頃、土の中では「秋根」という根っこが伸びるのだそうです。
見えないところですでに着々と来年の準備が進んでいるのですね。
秋です。
きのこの季節です。
一昨年ほだ木に植菌したなめこがいっぱい出てきました。
上の写真は5日前の写真。下の写真の左上に写っているきのこと思われます。
お味噌汁にいれたり、さっと湯がいて大根おろしとお醤油をかけたりして頂きました。
おいしいわぁ~。ありがたいわあ~。ごちそうさまでした。
おもちゃかぼちゃのジャック君の調子がいまいちです。
切った部分の乾燥が進んで縮み、そのせいで形がゆがんで一部下の方が割れてきてしまいました。
植物は根っこから水分を吸い上げる管が血管のように伸びています。
多分、切り口はその管を切っているので、そこから乾燥が特に進みやすいのではないかと思われます。
全体的に同じように乾燥が進ませるには、その管を閉じてあげた方がいいのかも。
次作はある程度乾燥したら切り口に木工ボンドを塗ってみようかな?
おもちゃかぼちゃを差し上げたお客様から、こんな素敵な写真を送って頂きました。
それぞれの模様を活かした個性あふれる可愛らしいランタンにになりました。
ジャック君も、こんな素敵な仲間が居たら寂しくないね。
ジャック君になりかわり、製作者のお客様に心から
お礼を申し上げます。
ありがとうございました。
こちらはオオカマキリの卵鞘(らんしょう)。
ぶどう畑の柵のそばのススキの茎に、二つ重なって産み付けられていました。
ちょっと珍しいように思いますが、いかがでしょうか?
カマキリの体の形は同じように思えるのに、なぜこんなにも卵鞘の形が違うんでしょう。
不思議です。
ちなみに、昨日のブログで「卵塊」としていましたが、調べていたら「卵鞘」というのですね。
寒い冬も天然の発泡剤で守られます。
産み付けたお母さんの愛に包まれているようにも見えます。
昨日のカマキリさんの作品が完成していました。
5月8日のブログの卵塊とはちょっと違います。
調べてみたら「チョウセンカマキリ」の卵塊のようです。
産み付けられていたのは、ちょっと雨風のあたりにくい幹の陰。
母心ですね~。
冬の粗皮剥きの時に、間違って剥かないように気をつけないと・・・。
今日はぶどう畑の雨よけのポリシートを片付けていました。
ぶどうの木にカマキリが卵を産み付けていました。
先日の寒さにも負けず、台風にも負けず、無事産卵できた様子。
よかったよかった。
産み付けられた場所は地面から150cmくらいの高さ。
去年よりは若干低めですが、この冬の積雪はどうなのかな?
10月30日はハロウインだそうです。
うちのちっちゃいおもちゃかぼちゃでジャックオランタンを作ってみました。
下部を少し切り、中身をティースプーンでこそげて、千枚通しで目の穴をあけました。下部を切ることで、すわりが良くなります。
光源は、LEDのティーライトキャンドルです。
家具の「ニ※リ」で売っていました。
上の部分がへこんでいないものの方が、ジャックくんが乗りやすいと思います。
出来るだけ果肉をこそげたら少しは保存性も増すかな?と思って、中身の白い部分をできるだけスプーンなどでこそげたら、白い縞々が下から浮き上がって光りました。中身も乾燥させた方が保存がきくかな?
今日は二十四節気のひとつ、「霜降(そうこう)」の日になります。
以前住んでいた神奈川県相模原市の川尻八幡神社の入り口では、毎年この10月の「霜降」と2月の「雨水(うすい)」の日に日の出を拝む集まりがあります。
この川尻八幡宮の参道は1100m。まっすぐに伸びています。
毎年、霜降と雨水の日には、その参道のまっすぐ先に太陽が昇ります。
聞くところによると、この参道の角度が、なんとエジプトのカフラー王のピラミッドの参道の角度と同じなのだそうです。
さらに、出雲大社から伊勢神宮内宮を結ぶ角度も同じなのだとか。
とても不思議で、昔の人の智恵の深さを思います。
暦の上ではそろそろ霜が降りる時期。
秋冬野菜の種まきが全然できていない私は焦ります・・・。
秋の風景シリーズ5番目はタマスダレの花です。
これも、この家の前の持ち主が植えたものと思われます。
草刈り機でざっくりと何度も刈ったあとに、石垣の端っこなどでしぶとく生き延びて花を咲かせていました。
秋の花というよりは夏の花のようですが、花期は長く8月~10月とあります。
多分、8月頃に咲こうとしたのは草刈りと共に刈り取られてしまったのに、出荷時期に忙しくしている間に他の雑草と共に遅れて伸びた株が、花を咲かせたものと思われます。
「他より遅れて育つのも悪くないよ」って教えてくれているようです。
大豆畑ののり面に白いBB弾が落ちてるのかな?
近寄ってよく見てみたら、きのこでした。
写真はかなり拡大していますが実際の直径は1センチ弱。
ひっくり返してみたかったのですが、あまりに可愛らしかったのでそのままそっと置いてきました。
これから軸がにょきにょき伸びるのかな?それとも傘がぐんぐん大きくなるのかな?
それにしてもこの完璧な形と色。
菌の増殖が作り出した、非常に均整のとれた美しすぎる造形です。
昨日はご近所さんから万願寺唐辛子のお惣菜を、今日は別の方から秋野菜のおすそ分けを頂きました。
ぶどうは1年を通して作業がありますが、特に春3月から10月までは気の抜けない日々が続きます。特に秋冬野菜の種まきは、出荷時期と重なってなかなかできません。
家の庭の畑もまだ閑散としています。
そんな様子を見かねて、ご近所さんがおすそ分けをしてくださいます。
ほんとにほんとに、ありがたいです。
今日は三日月のイルミネーションをご紹介します。
夜もいよいよ長くなってきましたが、陽が落ちてからJR三日月駅から西方向の山を眺めると、三日月のイルミネーションが輝きます。
そして、6時・7時・・・などきっかりの時刻になると左上に流れ星が数分間流れます。
(写真の右側の丸い明かりは街頭です。たまたま月みたいに写ってしまいました。)
家族はみんな知っていたのですが、私が知ったのはここに住んでから3年ほど経ってからでした・・・
昨日と今日、秋雨空の晴れ間です。
今日は出荷箱の片づけをしました。
ホームセンターに売っている大型のたらいに、出荷箱がすっぽりと入ります。
出荷箱は網目になっているので、水を張ったたらいの中に沈めて、たわしでこするとよく洗えます。
しばらく壁に立てかけて乾かしてから納屋に片づけました。
乾かしている間に、納屋の掃除。
年末掃除も兼ねての納屋の掃除です。
久しぶりに大豆畑に行ってきました。
エダマメがたわわに実っていました。
売っている枝豆は株ごと収穫していますが、家庭菜園では食べる分だけ、よく太った実のサヤを切り取って収穫します。
収穫残ったものはそのまま大豆になります。
庭のヤマブドウも美味しくなってきたので一部を収穫。
ジュースにしようかジャムにしようか・・・贅沢な悩みです。
ヤマブドウも大豆も、ぶどうの出荷で忙しい時に面倒見てあげられなかったのに、すくすくと育ってくれました。
手のかからないいい子たちです。
秋の風景シリーズ。今日はカマキリです。
秋の空の下、おなかの大きなカマキリも多く見かけます。
でも、昨日に引き続き、雨模様の今日。
冷え込みも初冬なみ。
こんなふうに急に冷え込んでしまって、カマキリ達は、無事に出産できるのでしょうか・・・。
カマキリの卵の位置で、その冬の雪の深さがわかると言われています。
低い位置に卵を産んでいたら雪が少なく、高い位置だったら雪が深いとか。
なん分かるんでしょうね。
「人間が鈍感なだけだよ」ってカマキリに言われそうです。
秋祭りのシーズンです。
昨日と今日、ここ佐用町三日月の日岡八幡神社も秋祭りでした。
今日は、4台の屋台が各所を練りまわった後、八幡様にて集合。
お練り、獅子舞、餅蒔きなどが行われました。
派手さはありませんが、とてもゆったりとした、いかにも里山の秋祭りといった雰囲気の情緒あふれるお祭りです。
他の地域に進学や就職した子どもたちも、この日に帰ってきてお囃子や屋台巡行やお神輿などに参加。
ちょっとした同窓会状態です。
秋の風景シリーズ3・今日はおもちゃかぼちゃです。
初夏、石垣の上にこぼれだねが芽を出しました。
「なんだろう?」
ウリ科なのはわかりました。
メロンだったら嬉しいな~。せめて食べられる系だったらいいな~。
・・・でも、実際は食べられないおもちゃかぼちゃ・・・ちょっと残念・・・。
でも、見ているうちに、そのひょうきんな姿に癒されるようになりました。
お店に並べていたら、お客様の中にもおもちゃかぼちゃファンが意外と多く、お持ち帰り頂くことができました。
写真は、葉っぱの陰に隠れて、収穫し忘れていたもの。
秋の風を受けて、ゆらゆらと気持ちよさそうです。
昨日に引き続き秋の風景です。
背景に少し見えているのは自宅です。
このコスモス、一昨年に種まきしたものです。
種まきのトレーに種まきして玄関先の土の上に置いていたら、勝手にその下に根っこを伸ばし、その場に定着。
それからこぼれ種で毎年咲いてくれています。
少し邪魔な場所にあったので、今年、庭の淵に植え替えました。
夏の暑さに一時もうだめかと思われていましたが、無事復活。元気に秋の空を背負ってくれています。
先日の連休中、うちの家族が家の周りの秋をたくさん探してきてくれました。
今日はその中の一枚を紹介します。
この家の庭には3種類ほどの柿の木が植わっています。
前のこの家の所有者が植えたもののようです。
この木はその中で一番小さい・・・多分、この家を手放す直前に植えられたものと思われます。
品種は分かりませんが、毎年大きな実をつけます。
どんな想いを込めて植えられたのかな?・・・いつもそんな想いが沸き上がります。
月曜日の早朝、出荷のためにぶどう畑に向かっていたら、ぶどう畑の方から小動物が飛び出してきました。
大きさは中型犬くらい。アナグマかと思いましたが、しっぽがシマシマ模様・・・アライグマです。
今日、畑に行ったらぶどうの食害跡が・・・。
残っているの房は熟さなかった房ばかりです。収穫後で良かったです。毎年、早生の品種が出始める時に何十房もやられていました。
それにしてもきれいに食べられています。下を見ても皮も落ちていません。
右のは味見?未熟な房なので、お口に合わなかったのかな?それとも今頃食べに来てるのかな?
今日はちょっと贅沢な酎ハイで乾杯。
皮をむいて凍らせたぶどうとスダチの輪切りに焼酎を注ぎ、ぶどうを溶かしつつスダチを絞りつつ混ぜて、頂きました。
スダチの爽やかな酸味とぶどうの甘みと香りで、奥行きのある味わいとなりました。
写真は紫玉ですが、品種によって変わるのでしょうね。
紫玉は皮ごと半分に切って、タルトのトッピングにすると、タルトの甘みと紫玉の酸味の絶妙なハーモニーがかもし出されます。食感も、タルトは少しぱさぱさしていますが、そこにジューシーなぶどう果汁がしみこんで、美味しくなります。
今朝は三日月駅周辺は深い霧に包まれていましたが、ぶどう畑にあがると霧が晴れて星空が見えていました。
月はほぼ真上にありました。
軽トラの運転席の上にカメラを載せて、60秒開放で星空を撮影。月が太陽のように輝いて見えますが、点々と見える星がたくさん写っています。
右上のぼやっと見える星は何でしょうか・・・。
こんな時に星の知識があったらなぁと思います。
先週の水曜日は中秋の名月でした。
今年の中秋の名月は満月ではなかったようです。
今日の写真はその3日後、昨日・7日の早朝の月。
暦では6日が満月となっていたので、これは満月かな?
最近は朝霧が深い日が多く、月もすぐに隠れてしまいました。
ぶどう畑を囲む山々も、濃い緑に、ほんのり黄色や紅色が差し始めました。
あっという間に夏が過ぎていきました。
収穫をほぼ終えたぶどう畑です。
ねこじゃらしがいっぱい。
秋ですね~。
これは数日前の写真です。
今日は雨。
明日からの連休は晴れるかな?
ぶどうの粒は、品種によっては違う場合もありますが、普通丸いです。
でも、時々二つの粒が合体したようなハート型のものを見かける時があります。
今日の写真はトトロみたいな形の粒です。
鼻の高い人のようにも見えます。
お客様と直で販売していると、「伝える」という事の難しさを日々感じます。
その中で、混同しやすい危うい言葉に「うれる」という言葉を見つけました。
漢字にすると2種類になるんですね。
「売れる」と「熟れる」。
そして、意味にすると3種類になります。
「まだ熟していなくて・・・」と伝えたくて「うれてなくて・・・」と言うと「熟していない」とも伝わりますが、「販売できてない」とも伝わるし、また、「売れ行きが悪くて」とも伝わってしまいます。
ぶどうを直売する時は、「うれる」は禁句だとつくづく感じます。
ぶどうの花は普通、春、一斉に咲きます。
でも、時々、みんなよりかなり遅れて咲く花もあります。
普通は取ってしまうのですが、それでも見落とした花がひそかに実をつけます。
当然種もあります。
みんなはもう収穫されて、静かになった樹にぽつんと一粒。
良い色がついているので美味しいかな?と思って口に入れてみました。
酸っぱかったです。・・・でも、大きな種が3つ・・・蒔いてみようかな?
そういえば、ぶどうの子葉って見たことないなぁ~。
今日の写真は9月18日のやもちゃんです。
体長5センチほどの、ちっちゃいちっちゃいちっちゃいちっちゃいやもちゃんです。
ちっちゃいけど、懸命にえさを取ろうと奮闘している姿に癒されました。
網戸にはりついている姿もどことなくたどたどしく感じられます。
それから10日余り。
ここ数日の人生初の寒さに驚いているんじゃないかな?
昨日で自宅販売が終了したので、今日は久しぶりにクラシックのコンサートに行ってきました。
昔のヨーロッパの楽器で「リュート」という楽器があります。
日本の「琵琶」と同じ流れを持つ楽器です。
日本の大学を卒業後、ヨーロッパで研鑽を積まれて、今オランダを拠点に世界各国で活躍されているリュート奏者。
野入志津子さんの演奏会です。
あまり馴染みのない曲ばかりでしたが、まるでぶどう畑にいるかのような風や光や薫り・・・さらに木々の呼吸さえも聞こえるような揺らぎの中で、心から癒された時間を過ごさせて頂きました。
今回は、彼女のアルバムリリース記念リサイタルということで、
コンサートを
10月7日 熊本の日本福音ルーテル健軍教会。
10月9日 北九州の旧古河鉱業若松ビル。
さらに、古楽セミナーを
10月2日 芦屋のサロン・ド・パン
10月8日 北九州の図書館カフェITOH
にて開催予定です。
今回リリースされるアルバムは
「薫る風」新しい様式によるリュートのためのトッカータと舞曲
お問い合わせ:info@acoustic-revive.com tel:0270-24-0878
(10月13日リリース)
癒しを求める現代人には、お薦めのアルバムです。