パン用の小麦です。
国産の小麦は、うどんなどを作る「中力粉」が多いのですが、
パン用の「強力粉」の小麦を作りたくて、
昨年の秋に種を探して蒔きました。
播種と育成の前半は冬場なので、ぶどうの繁忙期と重なる事はないのですが、後半の育成期と収穫期がぶどうの繁忙期と重なるので、とりあえず少しだけ実験的に作っています。
結構冒険です。
梅雨の時期に、穂が「赤かび病」に冒されると、食用になりません。
何を作るのも、大変です。
佐用駅のそばに、樹齢1000年と言われる大イチョウの木があります。
今は、ごつごつした枝ばかりの姿ですが、
骨太の骨格があらわとなり、
葉が生い茂った姿とはまた違った力強さを感じます。
1000年前に生まれた命が目の前にいる。
すごいことです。
おいしい作物は、空から鳥が、山から獣たちも狙ってきます。
鳥よけや獣よけの管理作業は、多くの時間と労力と費用がかかります。
先日、強風で獣避けが倒れてしまったので補強をしました。
ここで、心強い相棒をご紹介します。
「パイプカッター(右)」と「バイス(左)」です。
ハウスパイプなどの鉄のパイプを切断するのに使います。
バイスでパイプを固定して、パイプカッターで切断します。
動力も使わずに、女性でも難なくきれいに切れます。
絶妙な形とバランスで、大変な作業を軽くしてくれる道具たち。
使う人の事を思って開発した職人さんの想いに、心から感謝です。
古民家に住んで、便利だな~と思うのは「縁側」です。
陽当たりが良く、雨風が当たらないので便利です。
今は、温室代わりです。
畑でトンネル掛けをして苗を育てると、
温度が上がりすぎたり寒すぎたりして、発芽がうまくいかないことがありました。
縁側は適度な温度と陽当たりを保ってくれるので
今年は縁側で育ててみることにしました。
ヨーグルトを頂きました。
なんと、サンシュユで作ったヨーグルトです。
甘くてソフトな酸味の、美味しいヨーグルトでした。
知り合いの方にサンシュユの事を話しをしたら「やってみたい!」と、
うちのサンシュユの枝でチャレンジされました。
その方のチャレンジ精神に脱帽!
ごちそうさまでした。おいしかったよ~。
夏野菜の種まきをしました。
種は、まず、土を押しわけて「根」が出ます。
それから、自分の上の重たい土を押しのけて「芽」がでます。
土の上からは、芽が出るまでは何の変化もありません。
でも、土の中では、種は芽がでるまで、ものすごく頑張ってる。
考えてみれば当たり前のことですが、
野菜を育てるようになって、種まきをするようになっても、
それに気づいたのは、かなり後になってからでした。
・・・情けないですね~・・・
何の変化もない育苗ポットを眺めながら、幼い種の頑張りを想像します。
がんばってるんだね・・・すごいなぁ・・・
突然ですが、ここで問題です。
これは何の花でしょう?
答えは「アーモンド」です。
濃いピンクのふっくらとした愛らしい花びら・・・
初めてアーモンドの花を見たときは、そのあまりに「和風」な風情に驚きましたが、実は、桜や梅と同じ「バラ科」だそうです。
言われてみれば、アーモンドって梅の種と似てるかも?
若木の間は寒さに弱いとかで、しばらくは鉢植えにするつもりです。
アーモンドの花見が楽しめるようになるのはいつになるでしょうか?
・・・でも、それ以上に、食いしん坊な私は、アーモンドの収穫が楽しみで・・・
・・・アーモンドを粉にして、フィナンシェ・・・とか・・・おいしいよね~
・・・できたらいいなぁ~
うまく育つとよいのですが・・・
今日のぶどう畑です。
枝が一本・・・これだけです。
もう少ししたら、この枝から何本も可愛らしい芽がひらき、
そこから枝が伸びて、あっという間に1m以上伸びます。
眠っているように見える枝ですが、
最近、時おり、枝の切り口から
樹液がしたたり落ちるようになりました。
「水がまわる」というのだそうです。
眠りから覚めて・・・あくびをして・・・うるうるしている・・・みたいな・・・
以前、この家に住んでいた方がいろいろな花や木を植えていました。
花がお好きだったそうで、春には一斉にいろいろな花が咲きます。
どんな思いでこの木や花を植えられたのかなと想像しつつ
その想いのおすそ分けを頂いています。
アセビは馬酔木と書くそうで、独特の香りがあります。
花の成分の中に、防虫効果があるそうで、
自然農薬として使われる方もあるとか。
風にあそぶ花の房が、
春の到来をうきうきと喜んでいる子どもたちのように見えて、
とてもいとおしく感じられます。
春です
庭のサンシュユの花が満開です
サンシュユは、枝に乳酸菌が住んでいて
牛乳にさして培養するとヨーグルトができるとか・・・
良からぬ菌まで培養しそうで、なかなか勇気がなくてできませんが・・・
いろいろな方々から「ホームページないの?」「ブログは?」「Facebookは?」と聞かれて、いつもごめんなさいばかりしていました。
お陰さまで、ようやくホームページの第一歩を踏み出すことができました。
いろいろ不手際のあることと思いますが、どうぞ気長にお付き合いください。