ぶどうの葉っぱで、生まれたばかりのカマキリがファイティングポーズ。
がんばれ~
突然ですが、うちのちっちゃな麦畑の麦を収穫しました。
少し緑も残っていますが、穂に黒カビが入り始めたので急いで刈り取りです。
以前教えてもらったのは、地面に三角に立てかけて干しましたが、ちょうど布団干しが余っていたのでミニハウスの中で、はさがけにしました。
干している間に、葉っぱに残った栄養分は種に吸収されていきます。
黒カビが入った束のうち、まだ黒カビが入り込んでいない穂は、ハサミで取って、ざるに入れて乾かしました。
小麦自体の収量はそんなにないと思いますが、麦わらと、もみ殻と、ふすまも手に入るので嬉しい限りです。
3月末に種まきした菜っ葉類が収穫できるようになりました。
サラダ菜、半結球レタス、チシャ、が豊作です。
サニーレタスは、収穫の時下の葉っぱを何枚か残しておくと何度でも再び育って食べらる大きさになるので、昨年秋に植えたものがまだ収穫できています。コスパの優等生です。もうそろそろ種が出来て終わりです。
カキチシャは、葉っぱを掻きとって収穫するという事なので、コスパ期待大!
サラダ菜は、半結球レタスの株間に育てているので、元から収穫。
まだまだ種まきできるお野菜があるので、ぶどうの仕事の合間に時間を作って少しずつ蒔いています。
特にきゅうりは、ちょこちょこ少しずつ蒔いて行かないと、一気にできて、一気になくなってしまうので、要注意。
秋のくだものは、今が花の季節。
左上は柿。右下はミカンです。
ミカンの花では、アリさんが朝食の真っ最中。
柿の花は、とっても地味なのでほとんど気付かれません。
でも、虫たちはたくさん来ています。
これから何か月もかけて、じっくり実っていきます。
もう一つの小麦畑の麦秋はもうちょっと先。
予定では、うちの庭の一週間後。
ちゃんとつぶつぶも大きくなって、とりあえず、鹿などの被害もしのげています。
ぶどうもどんどん忙しくなるけど、気が抜けません。
麦秋です。
庭のちっちゃな小麦畑を家の二階から撮りました。
道端で育てているので、散歩しているご近所さん達が、珍しそうに声をかけていきます。
「昔、うちでも麦を育ててたんだよ。」とか「穂が出たね~」など、みなさん小麦の成長を楽しみに見守ってくださっています。
今住んでいるこの辺りでは、麦の種は「ばら蒔き」だそうで、私のように「すじ蒔き」は珍しいそうです。
前に小麦を育てたのは神奈川県に住んでいた時で、畑の近くにお住いのおじいちゃんから麦の育て方を教えて頂きました。今は、その時のメモを頼りに育てています。
出穂後約45日で収穫。こちらの麦は、予定ではあと10日ほどです。
今日は、ホームページのセミナーで大阪に行ってきました。
うちから片道2時間。
一人で大阪の梅田に行くのは、25年ぶりです。
今日のセミナーの題目は「写真」
目からウロコの話しがいっぱいでした。
会場となった事務所の天井に、可愛らしい旗が・・・。
ホーム―ページの制作会社の事務所だそうなんだけど、柔らかくて楽しげな感じがして、ほっこりします。
聞くと、Jimdo Cafeのマルシェで使っているものだそうで。
マルシェの楽しい雰囲気が伝わってくるようです。
4月21日に花をご紹介したアケビに、ちっちゃい実がなり始めました。
ひとつの長さは2センチほど。
ちっちゃいけど、色も形も一人前です。
「ちっちゃいけど一人前」の感じが、まるで保育園や幼稚園の年長さんのようです。
枝がずいぶん伸びてきたので、「誘引」という作業を始めています。
伸びてきた枝を、あらかじめ張ってあった「誘引線」という針金に一本一本とめていきます。
人間がバテるくらい暑い陽気と時間帯が、一番誘引に適した時間帯。
上に伸びた枝を、節ごとにねじってしんなりさせてから、専用の器具でとめます。
やりそこなうと、枝ごとぽっきりと折れてしまいます。
あまり伸びすぎてしまうと、枝が硬くなって、ねじった時に折れやすくなります。
あまり伸びていないのにぎりぎりで誘引すると、枝の元が耐えられなくて、次の日見たら元から折れてしおれていた・・・なんてこともあります。
最悪その枝やそこについていた房は、それで終わりになります。
品種によっても、「藤稔」や「ベリーA」などは枝が硬くて折れやすく特に神経を使います。
枝1本につき、成らせるのはひと房以下。(樹のために、成らせない枝も必要なので。)
暑いのでぼぉっとしてくるけど、ぼぉっとしていると折ってしまうし、大変です。
下2つの写真は、今のぶどう畑です。
3月下旬にご紹介した時から、ずいぶん賑やかになりました。
もうすぐ花も咲きそうです。
種なしにする作業も、もうそろそろです。
ぶどうは、ほうっておくと、ほとんど種が入ります。
そこで、ある時期に、花穂を「ジベレリン」という植物ホルモンに浸すと、種が入りにくくなります。(品種や状況などにより、種が入ってしまう場合もあります。)
「ジベレリン」というのは、植物の生長促進や、種の休眠を打破するなどのために、普通に植物自身が持つ植物ホルモンです。
ただ、品種によって、この「ジベレリン」の時期や扱い方が異なるので、それぞれ対応しなければなりません。
ほとんどの場合、「花が咲いてから〇〇日」なのですが、ベリーAの場合、「満開前13日!」・・・「前」って・・・いつなんだよぉ~・・・というわけで、ベリーAはその予測に特に技術がいります・・・が・・・その後の天候が急に冷え込んだりして・・・ほんと難しいです。
それにしても、この「ジベレリンに浸すと種ができにくくなる」と発見した人って、すごい!
しかも、日本人なんだそうで。
なんだかとっても嬉しい。
でも、最初は信じてもらえなかったんだろうなぁ~
「そんな事できるわけない!」とか「無駄だ!」とか何とか言われたんじゃないかなぁ~
「発見」や「開発」・・・それらの事につきまとうそういった苦労の末に、私たちの生活って支えられているんだね。
改めて、感謝!
庭のムクゲの下のアオキの葉に、パンダみたいな模様のカミキリムシがいました。
「ラミーカミキリムシ」というそうです。
外来生物だとかで、ムクゲにとっては害虫になるそうです。
アオキにとってはどうなんでしょう?
ちょっとひとやすみしていただけなのかな?
とりあえず瓶に捕獲してからの写真撮影。
瓶ごしなので、上からの写真で良いものが撮れませんでした。
蓋を開けたとたんに、飛び出しそうになります。
また、次は見つけたところで撮影したいなぁ~・・・
でも逃げるのも素早いからなぁ~・・・
右と左の蕾・・・
似てませんか?
左はぶどうの「ベリーA(ベィリーA)」という品種の蕾です。
真ん中がぽちっと赤くて軸も赤くて、ちょっと和風です。
右はほうれん草の蕾です。
似てないかなぁ~
似てると思うんだけどなぁ~
今日は晴天!日本晴れ!
ぶどう畑の上を、気持ちよさそうにひこうき雲を描きながら飛行機が飛んでいきました。
顔を上に向けたままの作業が続くので、いかに太陽の光を目に入れないようにするか考えながら作業をします。
昨年までは、いつも使っている近眼用の眼鏡(UVカット付き)をかけたままでも十分手元が見えていたのですが、今年は眼鏡をかけると手元が見えない・・・UVカットのサングラスを買おうかと真剣に考えています。
ぶどうの花芽が、どんどん大きくなってきました。
粗整房の作業がはじまりました。
最終的にはもっと減らしますが、とりあえず、少し花芽を減らしていきます。
真ん中のちっちゃな写真。
これが、「一車(ひとくるま)」といいます。
一車づつハサミで切り落としていきます。
これをひと房ひと房おこなっていきます。
あんまり減らしすぎると、出来上がりの房が小さくなってしまいますが、大きな粒の美味しいぶどうになります。
あんまり多く残しすぎると、粒が大きくなりません。味も落ちます。(あくまで一般論ですが。)
あとでくっつけるわけにいかないので、多めに残したくなるのですが、粒の大きな美味しいぶどうを作りたいので、悩みます。
あんまり悩むと・・・はかどりません・・・
写真のは・・・多すぎたのかなぁ~・・・少なすぎたのかなぁ~・・・う~ん・・・
直売所の「味わいの里三日月」のルピナス畑が満開です。
直売所の方によると「今年は特に色が良いのよぉ~。」と話していました。
里山を背景に、いろとりどりの花々が映えて、ほっこりします。
「味わいの里三日月」は地元の農産物を使った食堂や手打ちのお蕎麦屋さんもあって、これがまたヘルシーでおいし~。
レモンの花が咲きました。
高貴な姿です。
香りも、レモンというよりも、上品な香水のような香りです。
まだ、小さな苗なので、しばらく花を楽しんだら摘んでしまいます。
レモンは寒さに弱いので、冬が越せるかどうかが心配です。
春先に鹿に食べられた小麦の花が咲きました。
一瞬、虫がいっぱいついているみたいに見えますが、黄色いのが花です。
こちらも地味ですね~。
写真の上の方の黒い点々はアブラムシです。
テントウムシやクモなどの益虫ががんばってくれています。
つるの次は脇芽です。
これも葉っぱと同じくらい出ます。
これはすべて取り去るのではなく、ついている場所などによって管理の方法が違います。
・・・で、地道な作業が、またひとつ増えました。
どんどん育つので、どんどん忙しくなります。
がんばろ~!
ちなみに、下はぶどうの花です。
自宅の庭で育てているヤマブドウです。
毎年、ヤマブドウが一番早く咲きます。
地味ですね~。
でも、拡大すると結構かわいい・・・。
カメムシです。
「ホソハリカメムシ」といいます。
小麦に付いていました。
手でつぶそうとしたら、肩のところの出っ張りがごつごつして痛くて潰せませんでした。
鳥などが食べようとしても、このごつごつで吐き出すようになっているのでしょうか。
一般に「カメムシ」というと、農作物の汁を吸ったりする害虫のイメージが強いのですが、肉食のカメムシもいて、その場合は益虫になります。
この、「ホソハリカメムシ」は、小麦にとって害虫です。
手でもつぶせないので、「テデトール4号」(4月26日ブログで紹介)出動です。
ぶどうの枝がどんどん伸びて、つるもいっぱい出てきました。
葉っぱと同じくらい、つるも出ます。
それをひとつひとつ手やハサミで取っていきます。
花穂の管理に加えて地道な作業がまたひとつ増えました。
ぶどう畑の里は、今、花盛りです。
藤やツツジが鮮やかです。
ちょっと見えづらいですが上の写真の中央あたりにも満開になった藤の木がみえます。
庭にはいろんな模様のテントウムシがいます。
左上は「キイロテントウ」
普通、テントウムシは肉食ですが、このキイロテントウは「菌」を食べるそうです。きゅうりなどの葉が粉をふいたようになる「ウドンコ病」の菌をたべてくれます。
庭のカラスノエンドウを刈っていたら、ナナホシテントウがいっぱい出てきたので、ペットボトルに集めて、アブラムシがついてしまったウメとスモモの木にご招待しました。
その中に変わった模様のテントウムシが一匹(右の写真)。
テントウムシの模様もいろいろ個性がありますね。
今日、ぶどう畑でツクツクボウシの声を聞いたような気がしました。
今?ツクツクボウシ?ほんとかなぁ~・・・
でも、確か、毎年この時期に声を聞いたような気がします。
5月4日には初めてアブラゼミの声を聞きました。
初めての時は、いつも、数秒だけ聞こえて、すぐにやみます。
ウォーミングアップなんでしょうか。
庭では、春菊の花が満開です。
同じ春菊なのに、2種類の花が咲いていました。
ジャムの瓶に生けました。
お味噌汁の具が足りなかったら、ここから葉っぱをもらいます。
ここ数日の暖かさで、ぶどうがぐんぐん育ちます。
これは花穂が2個もできました。
場合によっては1個だったり、3個だったり・・・付かなかったり、もっと付いたり・・・。
これもどちらか良さそうな方を一つにします。
「良さそうな・・・」この条件でもまた悩みます。
あんまり悩むと仕事が進みません・・・。
今日は雨。
これは昨日の写真です。
ここのところいい感じで、雨とお天気が交互に来ます。
ブドウ畑に心強い仲間たちが生まれました。
カマキリたちです。
みんな!頼んだよ!
3月に鹿に食べられた小麦がしっかり出穂しました。
少し頼りない感じですが、ちゃんとたくさんのつぶつぶが見えます。
収穫の予定は6月中旬。
あと少し!
がんばれ~!
麦畑の草刈りをしました。
除草剤を使わないので、大変です。
何も育てていないところは草刈機で一気に刈りますが、麦が生えているところは手でとります。
上の写真の茎の根元が紫色のが雑草で緑色のがコムギです。
コムギを傷めないように丁寧に雑草を抜きます。
不用意に腰をかがめると、小麦の茎にあたって折れてしまうので、そーっとしゃがみます。
200平米程度ですが、連続スクワット状態で延べ2日ほどかかりました。
草刈機で刈ったところも、そのままにしておくと数日後には復活します。
下の写真の左上に復活のきざしが見えます。
真夏の炎天下でしたら、刈りっぱなしで広げておくだけで枯れますが、この時期の草は一か所に積んで枯らせます。
ひとことで「雑草」といっても、大切な働きをしてくれます。
土地にある栄養はその土地から・・・その土地にない栄養は、雨や風や太陽の恵みを受けて自分で作り出すことで、栄養状態のバランスの良い土を作ってくれます。
その他に、その繊維質が水はけと水もちの良い土をつくってくれます。
丁寧に管理して、畑に貢献してもらいます。
三日月駅から2キロほどのところに「三方里山公園(さんぼりさん公園)」という公園があります。直売所の「味わいの里三日月」の近くです。
味わいの里三日月でも、今、ルピナス畑が満開です。
近くの田んぼのレンゲも満開です。
こちらの「三方里山公園」の藤も、見事な花を咲かせています。
この公園は、土日祝日に、いろんな「おもしろ自転車」を貸し出しています。
味わいの里三日月でお弁当を買って、三方里山公園で自転車で遊んだあとは、味わいの里三日月でソフトクリームを食べるというコースはいかがでしょう?
麦畑の草取りをしていたら、今日はこんな可憐な花に出会いました。
テンナンショウの仲間だと思うのですが、はっきりわかりませんでした。
草丈は15センチ程度。
バレリーナのようです。
麦畑で草刈りをしていると、カエルが飛び出してきました。
トノサマガエルかな?
体長は3センチほど。
草刈りをしていると、いろんな生き物が飛び出してきます。
畑に居ると、いろんな生き物に出会います。
土の中にも空気中にも身の回りにはたくさんの菌たちが居ます。
畑に限らず、私の周りにはいつも、どれだけたくさんの生き物たちが居るんだろうって思います。
転勤が多かったので、新しい土地で寂しさを感じることがありました。
でも、目に見える生き物、目に見えない生き物・・・いろんないきものたちの存在を思います。
大所帯です。にぎやかすぎます。
きらきらと美しいハムシ。
アカガネサルハムシといいます。
体調は1センチ弱。
こんなにキラキラしているのに、ぶどうの新芽に見間違うことがあります。
ハムシをキャンバスに神さまがぶどうの新芽を表現すると、こうなる・・・みたいな・・・。
色合いと光の微妙なバランスの芸術です。
美しいんだけど、ぶどうにとっては害虫です。
せっかく芽生えた新芽を食べます。
ぶどうは、新芽が食われるとそこは次の年からずっと新芽が出なくなることがあります。
薬を使わず、一匹一匹取っていきます。
ごめんね。