ぶどうの葉っぱの上で、シジミチョウが交尾をしていました
ぶどうの葉っぱの舞台の上で、デュエットでダンスを踊っているみたいですね。
こちらは、昨日のぶどうよりも少し遅くに熟すぶどうです。
着色も少し遅いです。
よく、ぶどうは枝に近い上の方から熟すので枝に近い方が甘いと言われています。
平均値をとるとそういうことになるのだと思うのですが、着色しかけた状態のぶどうを見るかぎり、色づきは一斉に上からというわけではないようです。
実際に、熟したぶどうで糖度を計ってみても、必ずしも上の方の粒が甘いとも限りません。
自然のなせる業。この、ゆる~い気ままな感じがいいですねぇ~。
ぶどうが随分色づいてきました。
色づき始めの少し前、粒を触ると少し柔らかくなってきます。この時期を「果粒軟化期」「水回り期」と言います。硬かった粒も、ふわっとした柔らかさになります。
このころになると、枝の成長も落ち着き、根っこの成長も落ち着いてくるそうです。
味は・・・まだまだ超すっぱいです。
この水回り期から少したってぶどうに色がつき始めます。
水回り期が来ると敏感期は終わりです。枝もさわれるので長く伸びた枝や脇芽の枝を整理しています。どのくらい切ったらいいのかは人によって様々。
「腰くらい」という人もいれば、「ひざくらい」という人もいます。
正解はわかりません。ぶどうの樹がしゃべれたらいいのにとつくづく思います。
・・・あ・・・でも、喋れたら種なしにさせてもらえないのかぁ~・・・
今日は、うちのぶどう畑の獣よけの写真です。
1つ目は、ここの産地の皆さんがされている獣よけのフェンスです。便宜的に「しっかりバージョン」と呼ばせて頂きます。
2つ目はゆるゆるバージョンです。
これは、あくまで自己流です。
とりあえず、周囲にトタンなどの目隠しがあって、イノシシやシカが入らない場所で、ハクビシンやテン、アライグマなど木に登る獣を避ける目的で設置しています。
防鳥ネットの側面用を少し緩めにたらすことで、下でたるんだ部分で獣がどうしたらいいかわかんなくなって、いやがるかも?的な発想で設置しています。
防草シートも端を浮かせぎみにしてあるので、そこでも獣が「シートの上に行くべきか・・・下に行くべきか・・・」と悩んでくれたらなぁ~・・・と。
たらしたネットの下に防草シートを敷かないと、あっという間に網が雑草に絡まって、取り外す時に破けるし、絡まった草を取るのがめちゃくちゃ面倒だわ、除草の際には草刈機が絡まるわ大変です。
以下は一応手順的なものを載せましたが・・・文章力に限界が・・・。
想像力と深い愛とともに気長に読んでいただけたら幸いです。
・・・ しっかりバージョン ・・・
材料は
・ワイヤーメッシュ 1m×2m
・トタン板
・防獣網 (巾2mのもの)
・針金
・・・それと柱になる竹や異形鉄筋など→2m~2.5m程度のものと、1m程度のもの(トタン板の巾より30センチほど長いもの)
1・ぶどう棚の柱に、2メートル程度の柱を固定する(地面にも埋めて固定します)
2・ワイヤーメッシュを固定する
3・防獣網を張る
4・トタンを張り針金を使って短い方の柱で固定する
・・・実は、うちでは写真のように、トタン→網→ワイヤーメッシュ・・・の順で張っています。でもこれだと、柵の外側の下半分に網とメッシュがあるので、獣が登りやすいらしいです。
ただ、防獣網の上部を、防鳥網とつなげてあるので、のぼったとしても入りにくくなります。下半分をトタンで仕切ることで、イノシシから中が見えず入ろうと思わないんだそうです。
この獣避けのデメリットは、1・費用が高くかかる 2・メッシュの下をアナグマなどが穴をほって、そこから獣が入りやすい。
メリットとしては、耐久性があること。イノシシと鹿の害を受ける事はなくなりました。
ハクビシン、アライグマ、テンの対策としては、日々点検してアナグマの穴を早期に見つけてふさぐことと、防獣網と防鳥網の隙間をなくすこと。
・・・ゆるゆるバージョン・・・
これは、ワイヤーメッシュを立てずに簡易にハクビシンなどが入りにくくならないか、まだまだ実験状態です。
材料は
・防鳥ネット 側面用(1.8m巾)
・ネット張りブレードロープ
・防草シート 巾1mくらいのもの
・シートピン
・くくる紐(ハウスタックなど)
道具はシートピンを設置するときに打ち込むハンマーなど
手順
1・ネットを張りたい部分に除草シートをはる。
※ 除草シートを張る際に ※
シートピンは、除草シートの中央部分にのみ適当な間隔で打ち込んで固定しています。
除草シートの脇は、めくれない程度にシートピンを長めの間隔で打ち込むか、石などを置いています。
除草シートを端から端までびっしり固定してしまうと、除草シートのきわに生えた草を刈るのが面倒になるので、除草の際に簡単にめくれるように適当に固定しています。
2・ネット張りブレードロープを張りたい場所の長さ分プラス50~60センチに切る・・・これを上下2本分つくる。
(張りたい場所に行って、片方を張りたい場所の端っこにくくって、もう片方まで伸ばしていき、くくって、結ぶのでも可。ブレードロープは、伸ばす際にぐちゃぐちゃになると厄介なので、中心部分を何かで緩めに固定してからまないようにゆっくりゆっくり伸ばしていくといいです。)
3・防鳥ネットの説明書きにそって、上下の端にそれぞれブレードロープを通し、広げる
4・上方の網とブレードロープを適当な間隔で、あらかじめ上面に張った防鳥網とくくりつける。
5・下方の網とブレードロープを除草シートの中央に打ち込んだシートピンにくくりつける(もしくは一緒に打ち込む)
6・ブレードロープがゆるんでいたら、端から引っ張ってピンと張るように調整する。
7・網の起点と終点の縦の部分にもブレードロープを編み込んで、ピンと張るようにし、獣が侵入しない程度に何かにくくりつける。
ここまで読んでいただいた方、心から感謝します。
ありがとうございました。
・・・でも、ここまでやってもやつらは来るときは来る・・・
今日は、普及所の視察で加東市の岩崎農園さんにおじゃましました。
忙しい時期にも関わらず、懇切丁寧にいろんなお話しをして頂きました。
畑も見せて頂いたのですが、お話しを聞くので精一杯で、写真を撮ってくるのを忘れてしまいました。
途中、お茶を入れにこられたお母さま。冷蔵庫から去年から保存されている冷凍のブドウや、「干しブドウ作れるのよ。」と、なんと自家製の干しブドウを出してくださいました(写真)
干しブドウ・・・できるんですね。びっくりです。・・・で、今まで食べた国産の干しブドウの中で食感も良くて一番おいしかったです。もちろん冷凍ぶどうも、とっても美味しかったです。
ぶどうは、生産だけでも奥が深いうえに、販売や接客などもあるので、考える事がいっぱい。
いろんな側面から、いっぱいいっぱい勉強させて頂きました。
今日はうちの「やもちゃん」をご紹介します。
ご存知「ヤモリ」です。家を守ってくれるといいます。
網戸のいたるところに張り付いて、いろんな虫を食べる姿を見せてくれます。
ぐっと開いた手足の指が、けなげで愛らしくさえ思えます。
虫を見つけると、抜き足差し足近づいてパクッと・・・やったぁ~!。でも・・・時々失敗したり・・・。
家の中からその奮闘ぶりを見ながら、思わず応援してしまいます。
がんばれやもちゃん!
今日は、ぶどう畑でいろんな方から飲み物の差し入れを頂きました。
ブドウ畑のすぐ前に「常勝院」というお寺があります。差し入れを頂いたのは今度はそこのご住職から。それから、近所にお住いの同じぶどう生産者の方からも。
「暑い中よう頑張っとんなぁ」
そんな励ましが心に沁みます。
ぶどうを販売する自宅の玄関先に、なんちゃって収穫体験ができるスペースを作っています。
ぶどう狩りは人手が多く必要になるので難しいのですが、せっかくなのでぶどうを買いに来てくださった方にちょこっとだけプラスアルファ何かおまけの体験をして頂けないかなぁと・・・。
玄関先のぶどうの木は2本ありますが、まだまだ数房だけしかなっていません。
去年は収穫前にすべて獣に食べられてしまいました。
ぶどうはもともと3本あったのですが、1本は調子が悪いので切ってしまいました。
雨よけスペースが空いたので、今日はそこに大玉トマトの挿し木をしました。
トマトは生命力が旺盛で、脇芽を土や水に挿すと根っこが生えてちゃんと収穫できるようになります。
写真は挿した直後の様子。しおれまくってますが、しばらくすると立ち上がります。
もちろん、直後にあまり照りすぎると枯れますが、ここ数日は雨がちの予報が出ていたので、多分いけるはず・・・と思って作業開始。
挿した直後に雷がごろごろ・・・豪雨になりました。
お陰さまでしっかりと水を頂いて、成功率アップの予感です。
畑の神さま、ありがとう。
昨日に引き続き、大豆畑です。
今日は・畝間に生えた雑草の除草・ボカシ肥散布・土寄せ を行いました。
播種の時、小麦の肥効が残っているかもしれないので元肥を入れていません。
一か月後の生育状態は良好なので、今回は、ボカシ肥をほんの少し入れてみました。
草刈りをしていたら、イネ科の雑草に赤さび病が多発していました。
大豆の後作に、イネ科の小麦を育てる予定なので、良い菌で拮抗させる目的で、EM菌のぼかしを使いました。
近所の直売所の「味わいの里三日月」で、このEMボカシも売っています。
ボカシ肥はいろんな材料を使って自作できるのですが、手軽に利用できてしまうので、ついついここで買ってしまいます。
たった2アールほどの畑ですが、人力での土寄せはやっぱり大変です。
お昼まえに草取りを終えて、雨が降ってきてしまったので「今日はここまでかなぁ」と思っていたら、3時頃から雨が上がって作業が終わるまで雨が降らないでいてくれました・・・今日も畑の神さまのご褒美を頂きました。ありがたやありがたや。
今の大豆畑です。
種まきしてからちょうど1か月が経ちました。
麦を収穫して、元肥を入れずに種まきしましたが、小麦の残りの肥料分で、ちょうどいい感じに育ってくれました。よかったよかった。
今日は大豆畑の草刈りです。
暑さを覚悟していましたが、意外と雲が多かったので、ちょっと蒸し暑い程度で、はかどりました。畑の神さまのお陰です。
大豆畑の奥に、播磨西国三十三ヶ所・十番札所の「高蔵寺」というお寺があります。
畑で作業をしていたら、そこのご住職が通りがかりに声をかけてくださって、「差し入れです」とお茶を頂きました。
近くで畑をされている方からは、「大豆の発芽がそろったねぇ~」と声をかけて頂きました。
ぶどう畑も、ここの畑も、うちの畑も、皆さん本当に暖かいまなざしで見守ってくださいます。
ほんとにほんとにありがたいです。
もうすぐ花が咲きます。
大豆はこれからが一番大事な時期です。
今日は用事で岡山に行ってきました。
家から歩いて5分の所にJR姫新線の三日月駅がありますが、夜遅くなりそうな時や急ぎの時は、車で相生駅まで行って、そこからJRに乗ります。
相生駅までは車で約30分ほど。山道ですが、ちゃんと舗装された広くてきれいな道で、渋滞はありません。
相生駅周辺の駐車場は、大体1日500円の駐車場が駅周辺に点在していて、今まで満車で停められなかった事はありません。
軽自動車だと知る限りで一番安い所が1日300円・・・でも、ここはすぐにうまってしまいます。
月ぎめだと、ひと月5000円。安いですね。
相生からは岡山まで在来線で片道約1時間。新幹線なら約15分。
今日は在来線に乗ってきました。
左上は山陽線。右下は津山線。黄色いのが「電車」で、朱色が「気動車」なのかな?
津山線は天井に扇風機が・・・。エアコンもついていましたが、扇風機がつくとよりいっそう涼しくて快適でした。
どちらも懐かしい雰囲気の電車です。
ちなみに、岡山まで車で直行すると片道2時間です。
岡山市内は渋滞します。
猛暑の中、涼しげに咲くのはオクラの花です。
アオイ科の花で、花としても十分美しく、庭に華やかさを添えてくれます。
花自体も食べられるそうですが、やっぱり実が好き。
へたを取って素焼きや素揚げにしてもおいしいし、お味噌汁に入れたり、さっと湯がいて刻み、山芋と一緒に酢の物にしてもおいしい。
オクラは下の方から葉の付け根に花が咲き、実を成らせます。
ちょっといじめ気味に育てた方が花がたくさん咲いて、実がたくさんできるので、収穫したら実のついた所にある葉をかきとっていきます。
植える時も、3株ほど同じところに密植した方が競争して良く成長します。
売っている苗が、一つのポットに2本~3本一緒に入っているのはそういう理由があるんだそうです。
お野菜もいろいろ個性がありますね。
今日一日終わって畑を出ると、空に大きなひこうき雲が見えました。
「今日も一日ご苦労様!」・・・ぶどう畑の神さまがご褒美に見せてくれたように思いました。
例年、7月20日頃になると、獣がぶどうを味見にくるようになります。
今日は一日かかって、獣避けも兼ねて鳥よけ網の側面を張りました。
猛暑が予測されていたので、覚悟していましたが、意外と午前中は涼しくて。
午後は暑くなりましたが、時おりクーラーの風のような涼しい風が吹きました。
夏場の作業は暑さとの戦いです。
でも、予想以上に涼しかったり、時おり吹く涼しい風は、畑の神さまがくれた清涼飲料水のように感じます。
写真のひこうき雲。左が東、右が西です。
東から西まで連続写真を合成してみました。
ひこうき雲の気持ちよさを表現したくて写真を合成してみましたが、う~ん・・・
なかなか難しいです。
ぶどう畑にあかとんぼがやってきました。
どこかに止まってくれたらいいのに・・・とカメラを構えていましたが、どこにも止まることなく、谷から吹き上がる上昇気流に上手に乗って、ほとんど羽ばたくことなく群舞していました。
あんな風に飛べたら気持ちいいだろうなぁ。
昨日のホオジロたちが、そろそろ巣立ちの時期。
庭ではブルーベリーが熟し始めました。
ヒヨドリ、カラス、ホオジロ・・・みんなのごはんになる前に、自宅の庭でも鳥よけの網を張りました。
鳥よけ網を張ると、気付かずにいろんな野鳥が引っ掛かってしまいます。
賢いホオジロは、そんな鳥よけ網を上手にすり抜けて、ぶどうの袋をつついたりします。
そんな鳥たちがいるので、網の中にさらに鳥よけのかざぐるまを吊り下げました。
これは「作ったから吊り下げてね!」と、ご近所の方がくださったものです。
少しの風でも良く回ります。
ぶどう畑でも吊り下げてみようかな。
7月11日にご紹介したホオジロのひなが、たった5日でこんなに大きくなりました。
産毛もほとんど取れて、しっかり目も開いて、頼りなげですが羽ばたいて飛び上がります。
朝、巣の様子を窺ったら、びっくりしたひなたちが散りじりに。
もう、目がみえていたんですね。
親鳥があたふたと右往左往・・・。捕まえて戻してやるわけにもいかず、ただただ遠目に見守っていました。
ひなたちは、たどたどしく羽ばたきながら、獣よけの網を登って、2時間ほどで無事、巣に戻りました。よかったよかった。
びっくりさせてごめんね。
それにしても、鳥の成長の早さには驚かされます。
写真のひなは、洗濯物を干そうと思って表に出た所にいました。
こちらを見つめながら、じっとして動きません。
ひなにとっては、じっとしていることが身の安全を守る行動なのかもしれません。
えさのようなものをくわえているように見えます。
食事中だったのかな?
ほんとにごめんね。
ぶどうの作業が落ち着いてきたので、草刈りシーズン突入です。
ぶどう畑も除草剤を使わない「草生栽培」なので、長く伸びたぶどうの枝をかき分けて、腰をかがめながら傾斜地で草刈りをしています。これが結構腰にきます。
でも、雑草は、土中の有機物を増やし、土を柔らかくしてくれたり、水分量の調整をしてくれたり、菌や栄養のバランスも整えてくれるので、ありがたい存在です。
また、雑草といえども、素晴らしい芳香を持つものも少なくありません。
畑の厄介者の代表格「カキドオシ」
生命力が旺盛で、垣根も通すから「カキドオシ」なんだそうですが、私はその葉の香りが大好きです。
カキドオシを知らずに踏んだだけで、何とも言えない良い香りがします。
その他にも、ハルジオンの花や、クズの花の香りも大好きです。
ただ、特にクズは草刈機に絡まったり足をとられたりするので、はびこるのは勘弁してほしい所ですが。
梅の夏季剪定をしました。
ウメだけどカキ剪定・・・あ・・・すみません・・・つい・・・
春先から伸びた新梢が長いもので2mを越えました。
梅は、収穫の前年に伸びた枝の葉腋に葉芽と花芽が分かれてつくのですが、30センチ以上に徒長して伸びた枝にはほとんど花芽がつかず、30センチ以下の短めの枝に花芽がよくつくのだそうです。
「栄養成長」と「生殖成長」のバランスの関係なんでしょうか。
・・・で、この時期、「軽く」剪定すべし・・・とあるのですが、その加減がわからないので、良く言えば現場合わせ、悪く言えば自己流で・・・。
とりあえず、後々、脚立に乗って作業するのも面倒なので、上に伸びた枝を手の届く範囲まで切り詰めて、あとは込み入った所を太めの緑色の新梢を中心に元からすいてみました。
根元から発生した新梢は元から取り除きました。
それぞれの枝に手が届くように、身体を潜り込ませられる隙間も所々に必要なので、作業のために邪魔になる新梢も取り除きました。
梅の枝は、古い短い枝が枯れると、鋭いトゲになります。
毎年何回も、この「トゲ」にやられます。適期にちょうど良い剪定をしたら、少しはこのトゲの攻撃も減るのでしょうか?
梅農家さんは、蒸し暑いこの時期、大変な思いをして剪定されているんでしょうね。
どんな作物もきっと、一年中手間暇がかかっているんだと思います。
ローズマリーが大きくなってきたので植え替えをしました。
昨年は庭に地植えにしたら、あっという間に雑草に埋もれて・・・
植え替えや種まきの時に、よく「鉢底網」を使う方も多いと思いますが、私にとってはこれがとっても面倒で。それに、鉢底網は硬いので、鉢底網と鉢との隙間にナメクジが入り込みやすいのも困りもの。
そこで、最近は手近なもので代用しています。
種まきの時によく使うのは、新聞紙。
大きな育苗箱に新聞紙を敷いて、その上に種まき土を入れるだけ。
その他よく使うのは、虫よけ寒冷紗。(不織布ではない方の寒冷紗です)
好きな大きさに切って敷き込みます。
寒冷紗はよれやすいので、土を入れる時に鉢と寒冷紗の間に土がこぼれやすいのが難点ですが、土を入れる時に丁寧に中に入れるようにします。
よれやすい分、土の重さで鉢との間が密着して、ナメクジの巣になることはありません。(鉢の裏に張り付くことはあります。)少し高くつきますが、鉢底に腐葉土を入れるのも手です。
ローズマリーは鶏肉などを焼く前にオリーブオイルと塩と一緒につけこむだけで、やす~いお肉も超おっしゃれ~なイタリア~ンになります。ジャガイモや魚との相性も抜群!
一家に一鉢ローズマリー。いかがでしょう?
ブドウ畑の柵の下に大きな穴が開いていました。
アナグマの掘った穴です。
右上は昨年観察カメラに映ったアナグマです。
鼻は白いですが、ハクビシンではありません。
アナグマというだけあって穴掘りの名人です。
身体全体をつかって、がっがっと豪快に穴を掘ります。
アナグマが樹に登ってぶどうを食べるのか食べないのか・・・諸説あって結論は出ていませんが、一般的には穴を掘るだけのようです。
でも、この穴を通ってテンなどが入り込んでぶどうを食べるのは確かなので、穴を見つけてはブロックなどでふさぎ、また、別のところに見つかったらふさぎ・・・まさにいたちごっこです・・・アナグマだけど・・・
以前、入り口がわからず、あっという間に100個以上のぶどうを食べられた事があります。
これからぶどうが熟すにつれて美味しい匂いに誘われて、夜な夜な山の奥からいろんなお客さんが来場します。
食べた分だけお金払ってくれたらいいのに・・・
アナグマは別名「ムジナ」というそうで、昔は食用にされていたそうです。意外ですが「美味」なんだとか。素人に手出しできる代物ではありませんが・・・
繁殖力は旺盛だそうで、年々脅威は倍増しています。
日中でもうろうろしているのに遭遇することがあります。
是非、ジビエメニューの鹿・イノシシに肩を並べてほしいものです。
樹木の剪定は通常冬季に行いますが、カナメのような庭木の刈込は新梢が充実する6月下旬から7月下旬に行うそうです。若葉が赤くなるカナメは、この時期に刈りこむと、また燃えるような赤い若葉が楽しめます。
また、他の樹木や果樹も、春先から徒長気味に長く伸びた新梢や込み合った枝を軽く剪定することで、翌年の結果枝を多く発生させたりします。(樹種によって剪定の方法は違います。)
ぶどうの袋掛けも終わったので、お店の準備もかねて、自宅の庭の草刈りと庭木の剪定を始めました。
カナメの刈込みをしていたら、何かをくわえたホオジロがうろうろうろうろ・・・
普通ではありえない近い距離をうろうろうろうろ・・・
ふと、まだ刈りこんでいないカナメの込み入った枝の中をみると鳥の巣が・・・
たまたまそばを通りかかった隣のご主人と、その話になりました。
ちょうど庭の横が段差になっていて、上からのぞき込める場所にあったので、見てもらうと「あ、ひながいるよ!」
「まだ、生まれたばっかりだねぇ~」と、買い物から帰ってきた奥さんも加わって大盛り上がり。
4羽は確認できました。
無事に育つといいなぁ~
もちろん、このカナメは刈込中止。ま、いっかぁ~。
梅雨空の合間をぬって、ようやく袋掛けが終わりました。袋掛けは、意外と体力を使います。
袋掛けが終わると、ぶどう畑感があふれます。今日はパノラマ写真風に写真を編集してみました。
手前のあたりの樹はまだまだ若木。棚面も明るく、いかにも若々しい感じです。
さあ、明日からは草刈りがんばります。
庭のモクレンに花芽が見え始めました。
モクレンの花は3月~4月。
花芽分化は5月頃と言われていますが、はっきり見え始めるのは7月頃からです。
今から暑い夏を越え、寒い冬を耐えて、春まで・・・長い長い道のりです。
普通、庭木の剪定は寒い時期ですが、このモクレンは花が終わった直後。
剪定しないとあっという間に巨木になります。
ぶどうの枝がいっぱい伸びて、森のようになりました。
植えて間がない樹は枝の伸びも穏やかですが、成木は長いもので2メートルを超えました。
この長いひと枝で、ぶどうの房ひと房が育ちます。
樹のために成らせない枝もあります。
今は敏感期。人間でいえば思春期でしょうか・・・身長の伸びが緩やかになった頃。
目に見えて成長しているようには見えませんが、本人にとってはいっぱいいっぱいいろんな事がおきているんですね。静かに見守ります。
久しぶりに大豆畑に行ったら、何だか部分的に変?・・・順調に発芽していたはずなのに、無くなってる部分が???
よくよく見てみると黒っぽい幼虫があっちにもこっちにも・・・
「セスジスズメ」という蛾の幼虫でした。
食性には「マメ科」は載ってなかったのですが、「なんでも食べる」とあったので、多分犯人はこの子達です。食欲旺盛で、あっという間に畑を全滅させるとあります。
これはほんとにどこでも見ます。
一般的な姿は左上と中央。ちっちゃいのから、大きいものまでコスチュームは統一されています。
たまたま脱皮直後の幼虫に遭遇(右上)。脱皮直後は全体的に黒色が薄く、頭やお尻、それからお尻の触覚や腹脚はきれいな淡い水色をしていました。若干お尻がふやけているようにも見えます(下)。
左上の幼虫はお尻を葉っぱにくっつけているようなので、「葉っぱを食べている」というよりは、葉っぱにお尻をくっつけて、今から脱皮の準備をしているのかもしれません。
畑にとっては害虫ですが、この幼虫も成虫の姿も、なかなかかっこいいデザインです。
何でも食べて、どこでも生きていけて、生命力旺盛でイケメン(あ・・・雌かも・・・)。
同じ生き物としては尊敬すべきかも(・・・駆除しちゃうけど・・・)。
こちらはヤマブドウです。
ヤマブドウの花は、他のブドウよりも早く咲くのに、完熟するのは一番遅いです。
一昨年は良く成って、昨年は全然成らなかったのですが、今年は良く成っています。
隔年結果?・・・それとも、昨年は早々と枝を棚の上にあげてしまったから?野放しの方がよくなるのかな?・・・結論はまだ出ていません。
ヤマブドウは農薬もかけずに種なし処理もせずに育てているので、種もあるし酸っぱいし・・・でも、病気には全然かかりません。それから、ジャムやジュースにすると、ぶどうらしい発色と酸味が、いかにも「ぶどう!!!」って感じになります。
今のぶどうの様子です。
急速に成長してきたぶどうの軸の伸長が、もうそろそろ停まり、硬核期に入ってきます。
硬核期は、開花後30日以降。枝や房の成長は落ち着きますが、根っこはどんどん伸びる時期だそうです。
この時期は「敏感期」ともいい、この時期までに房づくりを終え、一本の樹に成らす房の数を適正に調整、また、枝の管理も終えて、この時期に入ったら、次の「果粒軟化期(水まわり期)」までは極端な管理は控えなければいけません。
この後、「袋掛け」という山を越えたらとりあえず一息です。
庭で一鉢だけラベンダーを育てています。
そのラベンダーが咲き始めました。
ラベンダーは花が咲く直前に香り成分が一番多いそうで、昨日一番花を摘みました。
一番花は茎が長いのでラベンダースティックを作りました。
花が咲ききってしまうと、茎の途中から二番花が伸びてスティックが作りにくくなります。
香りを楽しむのはラベンダーの中でも「アングスティフォリア系ラベンダー」です。
昔、アングスティフォリア系ラベンダーは寒い所でしか育たないと聞いていたので、温かい所でも育つこの苗を手に入れた時は本当にうれしかったのを覚えています。
以来、引っ越しのたびに連れまわしてずっと耐えてくれました。
今回はスティックの上の方に吊るすためのループをつけてみました。
ラベンダーはそのまま吊るして楽しんでも、花がすぐにぽろぽろと落ちてしまいます。
ラベンダースティックを考えた人はすごい。
このまま、状態が良ければ何年も香りを楽しむことが出来ます。
自宅で野菜を作っていると、スーパーなどで売っていないおいしい食材が手に入ります。
写真はピーマンの葉っぱです。
この葉っぱを一度塩ゆでして水にさらし、水を絞ってざく切りにした後、ゴマ油で炒めて、砂糖とみりんと醤油で味付けします。
これが美味しい!
野菜畑は今、夏野菜がぐんぐん成長しています。
枝や葉が込み合ってくるので整理します。
ピーマンを整理すると、こんなおまけがついてきます。
夕飯の準備をしていると、時々「あと一品、何かないかな~・・・」と思うことがあります。
野菜畑は家のすぐ裏手にあるのですが、どろどろになるので畑に行くのは長靴でないと出られません。
玄関先にちょこっとお野菜を作っておくと、サンダル履きで収穫できて便利です。
写真左下はツルムラサキです。ホームセンターでよく売っている大きめの桶の底が割れてしまったので、ついでに穴をいくつか開け、プランター代わりにしました。地べたに置くと水はけが悪いので、古い稲用の苗箱をひっくり返した上に乗せています。
軒下に置いて、軒から網をたらし、そこに這わせて育てる予定です。株元には、こぼれ種のバジルが育っています。
右上は、少し見にくいですがモロヘイヤとオクラです。入口のすぐ脇に植えました。
オクラは、すぐに巨大化して硬くなるので、ぶどう畑が忙しくてもいつでも目につくところに育てています。お味噌汁の具に最高です。
モロヘイヤは、湯がいて刻み、納豆と混ぜて食べるのが好きなので、ちょこちょこ取れる場所が便利です。(モロヘイヤは葉っぱだけを利用します。その他の部分は食べられません。)
夏は、ねばり野菜が欠かせません。
ぶどう畑にいました。
「クモヘリカメムシ」と思われます。
主にイネ科の植物を食害するとあるので、近くの雑草から単に遊びに来ただけのようです。
「オオクモヘリカメムシ」という虫もいるそうで、こちらは果樹の若い実の汁を吸うとあり、果樹の害虫だそうです。
オオクモヘリカメムシは、カメムシの中でも最強の臭いを放つそうで、このクモヘリカメムシも結構強烈なのかも?・・・そのうちチャレンジしてみようかな・・・?